中古車購入
更新日:2016.01.07 / 掲載日:2015.12.24
こだわりのワンポイントで選ぶ自分にぴったりの1台
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
クルマを選ぶときのポイントはたくさんある。デザインで選ぶ人もいれば、サイズで選ぶ人もいる。走行性能や快適性、燃費、安全性、車庫入れのしやすさなど、なにを重視するかは人それぞれだ。
ほかのクルマにはない「オンリーワン」の要素が気に入ってオーナーになった、という人も少なくない。ほかのクルマにはない、絶妙なアクセントとなる装備やデザインは、長くクルマを愛する大きな理由にもなる。今回は、とくに女性オーナーに人気の「お気に入りポイント」があるモデルを紹介しよう。
■編集部注目のモデルはコレ!
フォルクスワーゲン 先代ニュービートル
ねらい目年式 2005-2010
中古車参考価格帯 50万円〜150万円
【癒しのエネルギーを秘めた稀有な存在】
ダッシュボードに「フラワーベース(一輪挿し)」を標準装備。1938年から2003年まで、65年にわたって生産されていたビートルこと「タイプI」にも一輪挿しが装備されており、その伝統を受け継ぐかたちで採用された。現行モデルの「ザ・ビートル」では、一部特別仕様車を除きフラワーベースは標準装備されていない。
可愛さをとおり越して「詩的」ですらある、などとファンから絶賛された一輪挿し用の花瓶。
カラダ全体を優しく包み込んでくれるようなたっぷりしたシートもイメージにぴったりだ。
【相場の特徴】
なかでもオススメは、6速ATを搭載する2008年以降のモデル。2007年までの4速ATは街中の走行は問題ないが、高速クルージングではストレスを感じることもある。ただし、タマ数は圧倒的に4速ATモデルのほうが多く、価格も4速AT搭載車は100万円以下が大半だが6速ATモデルは若干高め。
内外装のカラーコーディネートがたのしめる特別仕様車などもあるので、細かく確認しよう。
先代MINI
ねらい目年式 2009-2013
中古車参考価格帯 200万円~360万円
【コンパクトを超えたハイクオリティ】
英国を代表するコンパクトモデル「MINI」は、スピードメーターをダッシュボードの中央に配置した「センターメーター」がインテリアのアイコンだ。しかし、伝統のセンターメーターも現行モデルでは廃止され、メーター類はステアリング奥に集約、センターメーターがあった位置には丸型の「センターディスプレイ」に代わっているため、アナログメーターの存在感が際立つ先代モデルを選ぶ意義はある。「ワン」、「クーパー」、「クーパーS」、「クラブマン」などグレード展開も多様なので、使い勝手や走りの好みで選択すればよい。
大人にとっては昔の銭湯においてあった体重計を思い起こさせる大きな丸い文字盤。
基本モチーフである「丸」が随所にレイアウトされたコクピットデザイン。質感の高さは秀逸だ。
【相場の特徴】
人気車種で台数が豊富にもかかわらず、中古車価格は高値安定傾向で、230万円以上の個体が多い。
今日多彩なモデルバリエーションを誇るMINIファミリーだが、先代ではスタンダードのクーペボディが抜きん出て多い。
シトロエン C3
ねらい目年式 2010-2015
中古車参考価格帯 90万円~200万円
【優雅さを身にまとったフレンチコンパクト】
愛車の室内で香りが楽しめる「パルファムエアフレッシュナー」。シトロエン独自の装備を採用したモデルのなかで、コンパクトで扱いやすく、価格も手ごろなモデルが「C3」だ。パルファムエアフレッシュナーは、通常の芳香剤とはちがい、エアコンの吹き出し口に専用のカートリッジを装填して香りをエアコンの風にのせるため、やわらかく心地よい芳香を空間全体にふんわり満たすことができる。フレグランスは、フランスの香水メーカーと共同で開発している。
インテリアはスッキリとした印象。あくまで日常での使い勝手も考えられているので、一見してスポーティモデルとは思えないかもしれない。
白地にアナログ、そして大きめの文字で刻まれたメーター類はとても見やすくて好感が持てる。
【相場の特徴】
現行モデルではあるが、中古価格は100万円~150万円。さほど注目度の高い車種ではないためお得感が高い。
多彩なボディカラーを誇るC3。中古車でもレッドにブルーのメタリック、クリーミーなブルーなど粋なカラーが目立つ。