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更新日:2018.12.02 / 掲載日:2014.10.24

【スズキ】ハスラーの特徴とメリットデメリット

goo-net編集チーム

この記事の目次

ハスラー(HUSTLER)」は、スズキが規格・生産・販売する、軽トールワゴンとSUVを融合させた新ジャンルのクロスオーバーSUV軽乗用車です。
”遊べる軽”としてCMでもお馴染みのハスラーですが、街乗りのも対応できる優れた燃費と、オフロードにも対応できる走破性、アウトドアやスポーツも楽しめる装備や個性的なデザインも人気です。

カラーも、パッションオレンジとホワイトのツートンカラー・キャンディピンクとホワイトのツートンカラーなど、ポップなカラーバリエーションが揃っていますし、内装も、外装のカラーに合わせた色でカラーパネルやシートパイピングなどをマッチングすることができます。

≪ハスラーのメリット≫

優秀な内装設備

軽自動車には珍しく、運転席に収納BOX付のアームレストが装備、後列シートには、ペットボトルが2本収納可能なリヤドアポケットがあります。
助手席前のインパネボックスはテーブルにもなりますし、助手席を倒すと、停車中に使えるテーブルになり、助手席シートの下は収納スペースが確保されています。

助手席と後部シートを倒せば、サーフボードを積むこともできます。しかも、汚れの拭き取りやすいラゲッジフロアになっています。

初心者にも安心

車を駐車する際、6.2インチのバックモニターで車両後方の状況を確認しながら、ガイドラインを頼りに駐車することができます。また、携帯電話にBluetoothを接続すれば、ハンズフリーで通話が可能なので、路肩に停車して通話する必要はありません。

坂道発進では、「ヒルホールドコントロール」により車の後退を抑える為、落ち着いて運転できます。
下り坂では、「ヒルディセントコントロール」により、滑りやすい急な下り坂では、自動的に一定速度で降坂できるので、ドライバーはハンドル操作に集中することができるのです。

山道走行では数多くのトンネルを走行しますが、トンネルでは自動でライトが点灯し、
トンネルを抜けると自動でライトがOFFしますから、ライトの点灯に焦る必要はありません。

安全な装備

「レーダーブレーキサポート」により、前方の車両をレーザーレーダーが探知して自動ブレーキが作動し、追突を回避します。また、駐車時のアクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進・急加速を自動ブレーキで抑制し、衝突を回避します。走行中、急ブレーキをかけると自動でハザードランプが高速点滅し、後続車に注意を促します。

「ESP(車両走行安定補助システム)」は、コーナーでの横滑りを抑えたり(スタビリティコントロール)、発進・加速時のタイヤの空転を抑えたり(トラクションコントロール)、急ブレーキ時にタイヤがロックするのを抑えたり(ABS)します。

寒冷地対策

2WDでシートヒーターが標準装備されている軽自動車はハスラーだけです。
軽乗用車では大きめの15インチタイヤを採用しているので、地上高180mmを確保しています。
なので、雪道走行で大変なわだちや起伏のある路面の走行にも優秀です。
また、路面の凍結などで滑りやすい路面での発進時、「グリップコントロール」で発進をサポートします。

アウトドアで大活躍する装備とアクセサリー

不安定な路面を走行しやすいパワフルな走破性はもちろんですが、アウトドアを楽しみやすい機能もたくさんあります。車の後ろを開け、カーテン&タープキッドを取り付ければ、テーブルを置いたりすればタープやシェードのような使い方ができます。
また、シートをフルフラットにしてベッドクッションとプライバシーシェードを取り付ければ、
快適な車中泊ができます。
このように、ハスラーにはアウトドアを楽しめるアクセサリーがいろいろ揃っています。

≪ハスラーのデメリット≫

デザインが個性的

シンプルなデザインを好む方には、ハスラーのファッショナブルな内外装は好みではないかもしれません。ハスラーは高い実用性と高度な安全装備があり、その機能を好んで購入する方が多いのですが、
外装や内装にも個性的なデザインが施されています。
年輩の方や落ち着いたデザインを好む方向けに、カーキやホワイト・シルバー・ブラックなどのダーク系で単色のカラーも揃っています。

軽自動車では高めの価格設定

ハスラーの場合、新車購入時は107万円から高いものだと166万円します。
この価格だけ見ると、他のメーカーの人気軽乗用車とあまり変わりはありませんが、そこにオプションやアクセサリーパーツなどを揃えると、軽自動車でも200万円ほどの価格になってしまいます。
どの程度費用をかけるかにより最終的な価格は違いますが、オプションパーツやアクセサリーが豊富に揃うハスラーは、購入価格が高くなってしまう傾向にあります。
それだけ、楽しめる車といえばそうなのですが…

納期が遅め?

予想以上の人気により、納期が遅い場合があります。
装備や購入地域にもよると思いますので、確認してみると良いでしょう。

ハスラーと「N-WGN カスタム(ホンダ)」を比較してみる

・デザイン…ハスラー=ポップ・個性的、N-WGN=重厚・シンプル
・ボディサイズ…規格枠ギリギリのほぼ同サイズ
・最低地上高…ハスラー=2WD180mm・4WD175mm、N-WGN=150mm
・タイヤサイズ…ハスラー=165/60R15L(15インチ)、N-WGN=155/65R14(14インチ)
・シートの乗り心地…ハスラー=柔軟性に欠け体が滑りやすくホールド性に欠ける
 N-WGN=柔軟性があり体をホールドしてくれる
・リアシートの足元空間…170cmの大人が座った場合、両方の車種とも膝先がこぶし3つほどの広さを確保
・シートアレンジ…ハスラーが多彩
・車内の収納設備…ハスラーの方が収納が多い
・オプションパーツやアクセサリー…ハスラーの方が多彩

ハスラーがRV車寄りの装備やデザインであるのに対し、N-WGNカスタムはセダン車寄りの軽自動車であるといえるでしょう。
双方とも性能や価格には大きな違いはありませんが、デザインや使い勝手は異なります。
どちらが自分の生活や好みに合うのか、よく考えて選ぶと良いでしょう。

今後、ハスラーのライバル車種として注目されているのが「新型テリオスキッド(ダイハツ)」です。
2014年1月の決算発表会で、新ジャンル車を国内向けに投入する計画を発表したことから、
2014年以内には発売されるであろうと期待されています。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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