車のニュース
更新日:2018.09.21 / 掲載日:2014.08.24
【トヨタ】「ランドクルーザー “70”シリーズ」の再販・復活【仕様・価格】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
国内外で人気のトヨタ「ランドクルーザー」。初代の発売から30周年を迎えた記念として、日本国内での販売が2004年に終了していた「“70”シリーズ」が期間限定で販売される。オーダーの受付は、2015年6月30日生産分までで終了。
ランドクルーザー70シリーズは、1984年の販売開始から現在に至るまで悪路走行に適したヘヴィーデューティーモデルとして世界各国で活躍を続けている。10年前にラインナップから消えていた日本においても、いまも復活を望む声が多く寄せられるほど根強い人気を誇るモデルである。
今回発売される70シリーズは、ラダーフレーム構造による高い堅牢性や耐久性、4.0LV6ガソリンエンジンとパートタイム4WDの組み合わせで実現した高い走破性など、これまで培ってきたランドクルーザーの特長をそのまま継承。現代的な内外装デザインや安全装備などを搭載することで、時代のニーズに応えている。ボディタイプは、過去に発売していた4ドアバンに加え、国内で初めてダブルキャブピックアップトラックが追加された。
■トヨタ ランドクルーザー 70シリーズの概要
●ボディ
ランドクルーザー伝統のラダーフレームなど、通常の乗用車にくらべはるかに厳しい基準で設計。30年間継続してきた改良の蓄積により、優れた耐久性・走破性を実現している。ボディタイプは、4ドアバンとダブルキャブピックアップの2種類で、4ドアバンではランドクルーザーらしいフォルムと高い居住性を実現し、堅牢なデッキスペースを備えた国内初設定のダブルキャブピックアップには最大600kgの貨物を積載することが可能。
●パワートレイン
軽量コンパクトなアルミ製シリンダーブロックを採用した4.0LV6「1GR-FE」エンジンを国内で初めて搭載。「VVT-i(Variable Valve Timing-intelligent:連続可変バルブタイミング機構)」や「ACIS(Acoustic Control Induction System:2段階可変吸気システム)の採用などにより吸気効率を高め、JC08モード走行燃費6.6km/Lを確保しながら最高出力231ps/5200rpm、最大トルク36.7kg-m/3800rpmの高い動力性能を実現。トランスミッションは、2速と3速にトリプルコーンシンクロを採用した5速MTで、駆動方式はトランスファーレバーの操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WD(デュアルモードオートマチックロッキングハブ付)。
●デザイン
エクステリアは、ランドクルーザーらしい質実剛健なイメージを継承しながら、フロントグリルやフードなどの形状変更、ウインカーと一体となった現代的な異形ヘッドランプの採用などにより、現代的なフロントフェイスに。インテリアもランドクルーザーらしい力強さに現代的な意匠を加えつつ、インストルメントパネルはオフロード走行時に車体の姿勢を把握しやすい水平基調のストレートなデザインとするなど高い機能性を確保した。また、ボディサイド両側の30周年記念の専用エンブレムや専用本革キーボックス、専用本革車検証入れなども設定されている。
●価格
ランドクルーザー 70(4ドアバン/5速MT/パートタイム4WD) 360万円
ランドクルーザー 70(ダブルキャブピックアップ/5速MT/パートタイム4WD) 350万円