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更新日:2021.04.20 / 掲載日:2021.04.20
ポルシェ オーナー自らカーボンオフセットに取り組めるプログラム「ポルシェインパクト」を導入
ポルシェジャパンは4月17日、ポルシェオーナー自身がカーボンオフセットに取り組めるプログラム「Porsche Impact(ポルシェインパクト)」を導入すると発表した。これにより、走行距離、燃料消費率などの情報に基づき、オーナーが各自で自分のポルシェのCO2排出量を特定し、オフセットすることが可能となる。同社によると、オーナー自身が選択してオフセットできるプログラムは、国内の自動車業界で初の試み。
「ポルシェインパクト」の利用イメージ
「ポルシェインパクト」におけるオフセットの具体的な貢献は、走行距離、燃料消費率(燃料1リットルで走ることができる距離)、燃料の種類情報を入力することでCO2排出量が可視化され、サポートプログラムを選択することで価格が確定する。
サポートプログラムは、ジンバブエ共和国における生物多様性のための生息地保護、ベトナムと台湾では水力発電と風力発電など国際的な認定を受けた複数のプロジェクトの中から選択。
日本国内においては上記に加えて、再生可能エネルギーやエネルギー効率化、技術向上の取り組みをサポートする「Jクレジット制度」が含まれる。
例えば、平均燃料消費率10km/1Lで5000km走行したポルシェ車の場合、相殺額は年間1万750円~1万7918円となり、オーナー自身で賛同したプログラムを通してオフセットに取り組むことができる。
ポルシェジャパンではこのプログラムを通じて車両が排出するCO2排出に加え、フル電動スポーツカーのタイカンおよびタイカンクロスツーリスモがポルシェチャージングサービスで充電した際に発生するCO2のオフセットにも取り組む。