【試乗レポート BMW 新型318i】廉価版とは呼ばせない! ハンズオフがついて489万円の記事詳細

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輸入車 [2021.03.30 UP]

【試乗レポート BMW 新型318i】廉価版とは呼ばせない! ハンズオフがついて489万円

BMW 新型318i

BMW 新型318i

文●大音安弘 写真●ユニット・コンパス

 スポーティなキャラクターの2シリーズグランクーペの誕生で、プライベートからフォーマルまで活躍するBMWの4ドアモデルのハードルは低くなった。それでもBMW好きにとってFRであることは重要なポイントのはずだ。そうなればBMWの定番エントリーは、やはり3シリーズとなる。
 その中でもトータルパフォーマンスに優れているのが、今回の主役「318i」だ。

新エントリーグレードとして登場した318i

新型318i エクステリア

新型318i エクステリア

 BMW318iといえば、歴代共に日本仕様における3シリーズのエントリーを担うモデルであった。その象徴となったのが、4気筒エンジンである。しかし、単に廉価なだけではない。6気筒エンジンよりも鼻先が軽く、軽快なフットワークを誇ったことから、こだわりのBMW好きからも愛される1台であった。
 先代では主力エンジンが4気筒ターボへと移行したため、318iは、よりコンパクトな1.5Lの3気筒ターボに変更された。パワー的には物足りないシーンがあったのも事実だが、より軽快なハンドリングが楽しめるスポーツセダンとして活躍。先代モデルの隠れた名車となった。

 さて現行型に話を戻そう。現行型のデビュー当時は、4気筒ターボを積む320i SEがエントリーを担っていた。先代よりもエンジンの高性能化が図られた点は魅力的といえたが、価格を抑えるべく、装備は簡素化されていた。ニーズの高まる先進の安全運転支援機能などが非装着となることもあり、いささか現実的な選択とはいえなかった。
 その320i SEの後釜として2020年8月に登場したのが、新318iなのだ。

  • 新型318i フロントシート

    新型318i フロントシート

  • 新型318i リアシート

    新型318i リアシート

  • 新型318i ラゲッジルーム

    新型318i ラゲッジルーム

320iと318iの違いはエンジンパワー

新型318iの最高出力は156馬力、最大トルクは250Nm

新型318iの最高出力は156馬力、最大トルクは250Nm

 最大の関心事は、318iと320iの違いは何かということだろう。

 スタンダード仕様での比較だと、違いは3点となる。もっとも大きいのが、エンジンスペックの変更だ。
 318iの最高出力は156馬力、最大トルクは250Nmとなる。これを320iと比較すると、最高出力が28馬力、最大トルクが50Nmそれぞれ抑えられているのが分かる。ちなみにエンジン本体は同じ。このスペックダウンをどう捉えるかで、318iの価値は決まる。

 これ以外の差はほぼないといっても過言ではない。具体的には、フロントシートヒーターとワイヤレスチャージング機能が省かれるだけ。もちろん、3眼式カメラを中心とした先進の安全運転支援機能、デジタルメーターやインフォメーションシステムの「BMWライブコックピット」、コネクテッドサービスなどBMWが誇る先進機能を全部備えている。それでいて、なんと49万円も安い!

318iの走りは期待に応えてくれるか?

パワーを使い切る楽しさは、歴代の3シリーズエントリーモデルに共通する美点

パワーを使い切る楽しさは、歴代の3シリーズエントリーモデルに共通する美点

 たしかにワインディングに持ち出せば、上り坂の加速は、320iよりもやや緩やかかもしれない。
 しかし、FRらしい安定した走りと心地よいステアリングフィールなどの3シリーズの魅力はしっかりと味わえる。先代よりもさらに快適性を重視した最新型3シリーズならば、過激な性能よりも、使い切れるパワーが生む軽快さの方が、BMW伝統の味わいも濃い。
 何よりもスタンダードモデルは、Mスポーツのような太いステアリングではないので、クルマとの対話にも深みがあるように思える。サスペンションもメカ式ノーマルダンパーだが、元々スポーティなBMWである。荷重移動も感じやすいノーマルは決して悪くないと思う。

先進安全装備もフルで搭載する318iは自信をもって太鼓判を押せる存在

318iの価格は489万円。318i Mスポーツは559万円となる

318iの価格は489万円。318i Mスポーツは559万円となる

 もちろん、BMWだと「Mスポーツじゃなきゃ!」という方がいるのも分かるし、その気持ちも理解できる。Mスポーツ狙いならば、318iを忘れ、320iを買った方が良い。  それはなぜか。なんとMスポーツ同士の価格を比べると、40万円差に縮まってしまうのだ。しかもシートヒーターとワイヤレスチャージングは非装着のままにも関わらず……。それだけ318iが戦略的な価格設定なのである。  何はともあれ、BMW伝統のFRモデルの新車が500万円以下で狙えるのは、お得だ。しかも320i SEのような断捨離もない。このように318iは、形を変えながらも、いつの時代もオーナーの心強い味方なのだ。

BMW 318i(8速AT)

■全長×全幅×全高:4715×1825×1440mm
■ホイールベース:2850mm
■トレッド前/後:1590/1605mm
■車両重量:1540kg
■エンジン:直4DOHCターボ
■総排気量:1998cc
■最高出力:156ps/4500rpm
■最大トルク:25.5kgm/1350-4000rpm
■サスペンション前/後:ストラット/5リンク
■ブレーキ前/後:Vディスク
■タイヤ前後:205/60R16

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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