車のニュース
更新日:2021.03.30 / 掲載日:2021.03.30
日産、神奈川県のコロナ対応基金へ寄付金2000万円

新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者への支援
日産自動車は29日、神奈川県が設置した「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に2,000万円を寄付したと発表した。
各地の関連会社や工場が立地する自治体へ、3月で計3200万円の寄付
同様に、3月19日には、日産が車両生産工場を有する栃木県が設置した「新型コロナウイルス感染症対策医療従事者応援寄附金」へ500万円を、3月25日には、エンジン生産工場を有する福島県いわき市が設置した、「いわき市地域医療を守り育てる応援基金」へ200万円を寄付している。3月31日にはグループ会社の日産自動車九州株式会社が拠点を構える福岡県に、「福岡県新型コロナウイルス医療従事者応援金」として500万円を寄付するという。
昨年より車両や物資の提供続ける
日産グループは、これまでも新型コロナウイルスに関わる医療現場への支援の一環として、患者の移送用や医療資材運搬用の車両を提供してきた。神奈川県には、昨年4月に医療物資輸送用車両11台を提供し、約2ヵ月間、軽症者受け入れ施設と病院や保健所間で物資の輸送、また、医療従事者や保健所職員などの移動用として活用されている。
また、昨年は不足する医療防具の支援として、各事業所で保有する3Dプリンターを活用して製造した医療用フェイスシールドや、物流用の梱包資材を利用して制作した医療用ガウンを、各自治体を通じて医療現場に提供してきた。
日産自動車は、「自社内の感染の発生、拡大防止に努めると共に、引き続き自治体や関係者の皆さまと連携して感染拡大の抑制に取り組む」としている。