快適で機能的な愛車選びの記事詳細

カーライフ [2021.04.16 UP]

快適で機能的な愛車選び

クルマとペットのイメージ画像

いよいよ、ドライブを存分に楽しめる季節、春がやってくる。家族やペット、友人たちと連れだって、普段の生活圏とは違った場所でワイワイ過ごすのはやっぱり楽しいものだ。そして、ドライブに出かけた先で活躍するのは、ほかでもない、現地まで人々を乗せてきたクルマである。そこで今回は、春ドライブでも道具として大活躍する、機能的で快適なモデルについて、さまざまな角度からその魅力をひもとき、選び方などを紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2021年4月号の内容です)

生活を快適にする道具が手に入れた走りとデザイン

 クルマが本来、人間にとって道具のひとつであるということに疑いの余地はない。そして、130年以上もの長い自動車史のなかで、スポーツカー、セダン、ワゴン、ミニバン、SUVなど、さまざまなボディスタイルが誕生し、発展を遂げ、クルマの躍進を支えてきた。
 道具である限り、その使い勝手の良さや乗車時の快適性にスポットライトが当たるのは当然である。本来、道具というのは人間の暮らしを豊かにするものだからだ。しかしその一方で、運転することの楽しさやスタイリングの美しさなど、趣味としてのクルマの魅力に磨きをかけ、完成度を高めてきたモデルがもてはやされてきたのも事実である。
 人の生活を快適にするための道具であるという事実と、乗る人の心を満たすロマン、どちらも重みがあり、乗る人の人生を豊かにするという意味で、重要な役割を果たしてきた。
 ワゴンやミニバンは、どちらかといえば道具的なクルマであり、現在のクルマ社会を支える土台としての存在を担ってきた。しかし、これまで無難で手堅い選択だったはずの道具的なクルマも、時代とともに道具としての機能性を高めつつ、走行性能やスタイリングをより魅力的な方向にアレンジしていくアプローチをとってきた。  たとえば、ここで紹介しているステップワゴンやマツダ6ワゴンを見ても、いまや走行性能を犠牲にしていないし、それ単体として十分成り立つ、美しく魅力的なスタイリングを備えるようになっている。
 快適性が高く機能的なクルマが、趣味性の高いクルマとは道具としての哲学が異なっていた時代を経て、ファーストチョイスとして選びやすい時代が始まっている。

[マツダ]マツダ6ワゴン(現行型)
中古車中心価格帯 300万から350万円/ 新車価格 289万3000から448万2500円
2019年にアテンザから「マツダ6」へと名称変更。流麗なスタイリングとマツダらしいスポーティな乗り味を特徴とする。まだ相場は高値なため、アテンザワゴンをねらうのも手だ。
[ホンダ]ステップワゴン(現行型)
中古車中心価格帯 130万から230万円/ 新車価格 271万4800から409万4200円
2015年に登場した現行型で5代目となるミニバンの代表的モデル。従来のスクエア基調のデザインから少しずつスタイリッシュな雰囲気に変貌を遂げてきた。スポーティな「スパーダ」も設定。

クルマ時間を快適に!  シートアレンジ7DAYS

シートアレンジ画像

利便性に優れたクルマは、プライベートはもちろんビジネスシーンでも活躍してくれる。ここでは、特に「シートアレンジ」に着目し、それぞれのアレンジが実際にどんな場面で重宝するか、1週間の生活のなかで実際の使用シーンを想定しながら紹介していこう。

「月曜日」2列目シート座面跳ね上げ

荷室の高さイメージ画像

仕事中、背の高い荷物を運べる!
 お得意様に背の高い鉢植えを運ぶよう頼まれたが、社用車の荷室には入りきらない高さだ。しかし、後席の座面を跳ね上げれば、室内高の高い荷室スペースができるので問題なし。さらに運のいいことにスライドドア車だったので開口部も大きく、車内に積載する際もスマートに積み込めた。この跳ね上げ機能、使用頻度はそれほど多くないかもしれないが、いざというときに頼りになる。●搭載モデル:N-BOX、フィット、2列目がベンチシートのミニバンなど。

「火曜日」1列目を倒して2列目に接続

室内リラックスイメージ画像

休憩時に足を伸ばしてリラックス!
 クルマでの移動って意外に疲れるもの。今日は早朝から出発したことが幸いして、到着予定時刻を大幅に前倒しできた。約束の時間まで休憩、というときに活用できるのがこのアレンジだ。前席のリクライニングを目一杯後ろへ倒せば、足を伸ばしてくつろげるし、仮眠をとることだってできる。しっかりリフレッシュできて、一日いい仕事ができそうだ。●搭載モデル:ソリオ、ワゴンRなどハイルーフタイプの軽自動車、またはコンパクトカーほか、ほとんどのミニバン。

「水曜日」3列目シート収納

荷室の広さ画像

4人乗車で荷物もしっかり載せられる!
 ミニバンの魅力は最大7人(または8人)乗車できることだが、今日は同僚3人とその荷物を載せて移動する。3列目シートを収納すれば大きめのラゲッジスペースにできるので、大人4名で快適に乗車しながら人数分の荷物だって収納できる。後席は小物入れなど便利な機能が充実しているし、窓も大きくて開放感があるから移動時の疲労が軽減できる。長距離移動でも同僚から不満が出ることもない。●搭載モデル:セレナ、ノア/ヴォクシーなど、3列目シートを備えるミニバンほか。

3列目収納はどっちがベスト? 床下収納と跳ね上げ式の◎と×

 3列目シートを荷室の床下や2列目シート下に収納するタイプは、荷室をスッキリと広く使える。ただし、格納を前提にしたシートは座面や背もたれが薄型化されているので座り心地がよくないことが多い。3列目の快適性を重視するなら跳ね上げ式のほうが有利だ。跳ね上げ式は床下収納式より構造が簡単なことはメリットだが、シートの重さが力を必要とするうえに、跳ね上げた状態では斜め後方の視界が遮られてしまうのがデメリットとなる。

「木曜日」2列目シートロングスライド

シートロングスライドの画像

上司に後席でくつろいでもらう!
 セダンの後席はゆったりしていて特等席として知られているが、社用車のミニバンも席が独立したキャプテンシートで、凝った機能が備わっているので座り心地は別格だ。背もたれや座面のクッション性がよくて、取り付け剛性も高いから走行中の振動が少ないし、3列目シートを格納して2列目を最後端までスライドさせれば足をゆったり伸ばして座れる。これなら上司も満足してくれるに違いない。●搭載モデル:オデッセイ、ヴォクシー、ヴェルファイアなど。

「金曜日」2列目シート片側倒し

長尺物のイメージ

長尺物を移動する際も大活躍!
 ボディサイズがコンパクトでもリアシートが分割式で前倒しできるなら、運転席の後ろに人を乗せた状態のまま、自転車のような1m超えの荷物だって積み込める。今日使う予定の社用車は、小型車ながら、助手席のシートバックまで前方に倒れる機能が備わっているので、さらに長い荷物を運ぶことができて便利だ。しかも、フロアがフラットになるので、移動中に荷物が散乱することも少ないだろう。●搭載モデル:N-VAN、タント、ソリオ、ポルテ、ウェイクなど。

「土曜日」フルフラット

フルフラットの画像

出かけ先で家族みんなでゆったり過ごせる!
 ミニバンを購入してからというもの、家族で車中泊を楽しむ機会が増えた。1列目から3列目まですべてのシートを倒せば、ミニバンならではの広々とした室内空間で大人も子どもものびのびと寝転がって休むことができる。注意したいのは、車種によってはシートをフルフラットにしたときにちょっとした凹凸ができてしまうこと。これを解消するために、マットなどのグッズさえ揃えておけば、さらに快適な車中泊ができるようになる。●搭載モデル:2列目がベンチシートのミニバン全般。

「日曜日」2列目と3列目どちらも収納

友人の引っ越し作業をお手伝い!
 今日は友人の引っ越しの手伝い。ミニバンの室内長は概ね3m程度だが、運転席部分を差し引いても2m強は確保できる。1.4m程度の室内高も相まって、3列目を格納(または跳ね上げ)して、2列目も最前端までスライドさせれば、ワンボックス並みの積載能力を発揮する。独身の友人1人分の荷物なら十分に対応可能だ。それに、ミニバン以外のワンボックスタイプの軽自動車や背の高いコンパクトカーでもイケるかもしれない。●搭載モデル:フリード、エブリイワゴンなど。

コロナ禍で実感した! ミニバン、ワゴン、etc.… 広い室内スペースでできる あんなこと、こんなこと……

広い室内スペースイメージ画像

昨今、走行性能より室内の広さをクルマに求める人が多くなっている。たしかに、広いスペースがあれば、さまざまな場面で便利な使い方ができるということは間違いない。コロナ禍の今こそ、愛車の室内スペースの用途について考えてみたい。

仕事

運転席で仕事する画像

 車内でPCを広げるときには、それなりに広いスペースがあると便利だ。身体の前に、できればPCを置くための台も設置したいし、脇には資料などを置くスペースだって欲しい。ある程度、開放感のある車種なら最適だろう。現代のクルマなら、たいてい飲み物を置けるドリンクホルダーだって手の届く場所にある。

仮眠

 運転中、眠くなった際は、少しでも仮眠をとるに越したことはない。そんなときも室内スペースが広ければ、寝転んだ際の快適さが増すことだろう。さらにシートを倒すなどして、極力、床面を平らにすれば、短時間でも睡眠の質を上げることができる。ただし、クルマを安全な場所に停車することだけは忘れずに!

読書

 車内で読書を楽しむのは簡単だ。シートに座ったまま読んでもいいし、リクライニングして寝転びながらでもいいだろう。どちらにしても車内が広ければ広いほど快適に読書を楽しめる。唯一、自宅での読書と違うのは、周囲の目線が気になるという部分だが、なるべく人目のつかない駐車場に止めればいいだろう。

食事

 これだけ世の中にドライブスルーが普及しているのだから、車内で食事を取る人も少なくないはずだ。そしてそんなときも、やはり室内スペースが広いに越したことはない。なぜなら、食事中は周囲に手を動かすことになるため、車内が狭いとぶつかってしまう。最悪、食べ物を落としてしまう心配もあるからだ。

DVD鑑賞

 近年は、愛車にDVDプレイヤーを設置している人も増えている。ドライバーは走行中に見ることはできないが、後席に座る家族からすれば、後席用ディスプレイがあればドライブ中に退屈しない。そしてDVD鑑賞を楽しむなら、ディスプレイから距離をとったほうが好ましいし、やはり室内は広いほうが快適だ。

育児

育児のイメージ画像

 安全な場所にクルマを停車して、チャイルドシートに座らせた子どもの面倒を見るのにも、車内スペースは広いほうがいい。さらに、ミニバンのように車内高が高いジャンルのクルマならば、子どもを立たせたまま着替えさせられることも可能。室内が広くて窓が大きければ、外の景色も見渡せて開放感があり、子どもも喜ぶに違いない。

こんなにコンパクトなのに!? 「広さが魅力」のクルマたち

そのおすすめユーザーを探る
サイズの小さなクルマでも車内に十分なスペースさえ確保されていれば、さまざまなニーズに対応できる。しかも、ボディサイズがコンパクトなら混雑した街なかでも扱いやすいし、小排気量エンジンなら燃費や税金といった経済的な面でもメリットが得られるなど、いいことずくめなのだ。

icon 【コンパクトカー】 サイズは小さくても多彩な用途に使える

  • ルーミーの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 家族の生活をしっかりサポート〉 使い勝手のよさだけでなく、エンジンは1L(NAとターボ)を搭載するので経済面でもメリットが得られる。子育てファミリーをはじめ、幅広いニーズに適している。

    [トヨタ]ルーミー(現行型)
    1735mmの全高を活かし、車内にはゆったりとしたスペースが確保されている。さらに両側スライドドアを備え、シートは用途に合わせてアレンジできるなど、ミニバン的な要素が凝縮されている。
    中古車中心相場 90万から200万円

  • ソリオの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … ミニバンからの乗り換えにも最適〉 全高の高さを活かした空間効率と実用性に優れた特徴を備えているので、ファミリーはもちろん、ミニバンからコンパクトなクルマに乗り換えるユーザーにもフィットする。

    [スズキ]ソリオ(現行型)
    コンパクトなボディに両側スライドドアや前後左右ウォークスルーをはじめとした便利な機能を採用している。標準仕様のほか、独創的なスタイルで個性を主張したバンディットもラインアップする。
    中古車中心相場 140万から220万円

  • ポルテの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 多彩な能力で遊びや仕事にも使える〉 荷室スペースが広く、便利な機能と装備が充実しているので、ファミリー層の日常的な用途はもちろん、遊びや仕事で使うクルマとしても適した能力を持つ。

    [トヨタ]ポルテ(最終型)
    助手席側にスライドドアを設けて、優れた利便性を実現したモデルで、プチバンというジャンルを確立した。車内には使うほどに便利さが実感できるアイデアものの収納スペースが充実している。
    中古車中心相場 40万から120万円

icon 【ミニバン】 多人数が快適に乗れるファミリーの定番ジャンル

  • シエンタの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 便利な機能で多彩な用途に応える〉 小型で運転がしやすく、経済性も優秀なのでファミリーを中心に支持されている。アウトドアを趣味にしているなら、2列シート仕様車を選ぶのもあり。

    [トヨタ]シエンタ(現行型)
    さまざまなライフスタイルをサポートする「ユニバーサルなトヨタ最小ミニバン」として開発された。低床フラットフロアによる高効率パッケージがもたらす、優れた居住性と実用性が持ち味だ。
    中古車中心相場 100万から190万円

  • フリードの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 燃費がいいから毎日のアシにおすすめ〉 ガソリン、ハイブリッドともに低燃費なので、通勤や送迎などで毎日クルマを使う人にうってつけだ。2列シートのフリード+なら趣味を強力にサポートしてくれる。

    [ホンダ]フリード(現行型)
    ホンダ独創のパッケージング技術が功を奏して、ボディサイズが小さくても居住性や実用性はひとクラス上のモデルに匹敵する。燃費のよさも魅力で、ランニングコストを抑えられるのもメリットだ。
    中古車中心相場 140万から230万円

  • エディックスの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 利便性と個性を求めるユーザー向け〉 3×2パッケージによってもたらされるコミュニケーションの楽しさや、上質な車内の作りなど、実用車でも個性を求めるユーザーを満足させてくれるクルマだ。

    [ホンダ]エディックス
    3席×2列の6人乗りで、センターシートにはロングスライド機構が備わり、既存のミニバンにはないユニークなシートレイアウトが可能。ワイドトレッドを活かした走りのよさもセールスポイントだ。
    中古車中心相場 10万から50万円

icon 【ワゴン】 実用性を重視するならベストなチョイス

  • ジェイドの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 走りのよさでロングドライブも楽しい〉 スポーティなフィーリングを持ち味としているので、走りにこだわるユーザーも満足できる。高速道路を使った長距離ドライブをする機会が多いユーザーに適している。

    [ホンダ]ジェイド(最終型)
    3列シート車だが、ミニバンに必須の機能よりも、ステーションワゴン的な運転感覚を重視したモデル。超高密度低床プラットフォームによる重心の低さによって、質の高い走りが味わえる。
    中古車中心相場 80万から180万円

  • ウイングロードの画像

    〈どんなユーザーにおすすめ? … 目的に応じて自在に使える実力派〉 荷室のフロアがウォッシャブルボード仕上げとなっているなど、アクティブなライフスタイルが想定されている。趣味や遊びの道具として選ぶなら理想的なクルマだ。

    [日産]ウイングロード(最終型)
    5ナンバーサイズでも室内空間には十分なゆとりがある。後席だけでなく、助手席まで楽に倒せるリモコンフォールディングシートシステムやイージーラゲッジベンチといった独自の機能も魅力だ。
    中古車中心相場 10万から60万円

令和の今こそ考えたい! ワゴンとSUV、どっちがどういいの?

どっちが良いのか考える画像

SUVはいま一番人気のジャンルで、ここ数年の間に多くのニューモデルが登場した。一方、ワゴンはラインアップを減らしているが、それぞれの魅力を比較したらどうだろうか。ワゴンの“古き良き時代”を知り尽くす、自動車評論家の清水草一が分析する。

使い勝手はどうか?

荷室の画像

ボディサイズにもよるが、荷室ありきで設計されているワゴンは、深く取られた奥行きによって広大なスペースを確保できる。

乗り降りにも影響する車高の高さ
 SUVは車高が高いので、それだけ大きく見える。大きく見えるから室内も広いのかといえば、じつは広いわけではない。ラゲッジスペースの広さに関しては、奥行きを取りやすいワゴンボディのほうが勝っている。
 さらに、車高が高いSUVには、天井がつかえて入れない立体駐車場があるというデメリットもあるが、近年その手の古い立体駐車場は減っているので、大きなマイナスではない。
 その他の使い勝手は、それほど大きな違いはない。着座位置はSUVのほうが高いが、高過ぎると乗り降りが大変になるので、スバルXVのような、車高が高過ぎないSUVが、最も乗り降りが楽だとはいえるだろう。

走りはどうか?

走りの画像

ワゴンの重心は、多くのセダンと同様に低く、ある程度の高速 コーナーにおいても、安定感のある走りを味わえる。

重心と目線の高さで変わる世界
 ワゴンの走りは、セダンとほぼ変わらない。SUVとの比較でいえば、はるかに重心が低い。それだけカーブでも安定して曲がる。重心が低いから、車体の揺れも少ない。
 SUVは、車高を持ち上げている分、重心が高い。重心が高ければ安定感は落ちるし、座る位置が高いので路面の凹凸による揺れも大きくなる。SUVのメリットは、オフロードを走るとき、車体を路面に打たなくて済むという点にある。つまり、オフロードを走らなければメリットはない。通常走行における唯一のメリットは、座る位置が高いから見晴らしがよく先まで見通せる点にある。ワゴンではガードレールに隠れる景色も、SUVならよく見える。

スタイルはどうか?

リアの画像

生物の動的な美しさを取り入れたマツダ独自の「魂動デザイン」を表現するマツダ6ワゴン。機能美はここまでの発展を遂げた。

機能美と流行との対決になる
 現代においては、ワゴンは古典的なボディスタイルになってしまった。約30年前、レガシィツーリングワゴンが登場したときは、「新しい時代の流れが来た!」という感じだったが、さすがに30年の歳月は重く、今はSUVが時代の波に乗っている。
 ただ、世界的に爆売れ中の、いわゆる「クロスオーバーSUV」のスタイルには、特段の機能性というものはない。今はとにかく流行っていてファッショナブルなのである。対するワゴンのスタイルは、非常に機能的だ。
 つまりこれは、機能美と流行の対決である。長い長い目で見れば、機能美のワゴンの勝利ではないか……と私は思うのだが。

楽しくドライブするための ペットケア

ペットとドライブの画像

ペットも家族の一員だから一緒にドライブへ出かけるのは楽しいが、浮き足立つのはちょっと待った! ペットと一緒の旅はなにかと大変だということを理解しておきたい。せっかくのドライブを楽しく過ごすには飼い主の心がけが大事なのだ。

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 愛犬や愛猫を連れだっての旅行は、人間だけで出かけるのとは違い、いろいろなことに注意する必要がある。特に移動中のストレスから生じる、心の不安を取り除いてあげることが重要だ。人間だって数時間もクルマに乗っていればストレスや疲労も溜まる。犬や猫の場合、そのストレスたるや人間のそれとは比べものにならない。大好きな飼い主と出かけるのはペットにとって楽しいもの……と思いたいところだが、決してそうではないということを頭に入れて、普段以上に気にかけてあげよう。
 それから、車内係留リード、ペットシートカバーやクレートといったアイテムは、安全かつ快適なドライブに必須なので用意しておくべきだ。

愛犬・愛猫家なら絶対 覚えていてほしいポイント5

1.お出かけ前には体調チェックを!
日々の健康チェックは万全で、健康そのものだとしても、旅行に出かける2から3日前には健康診断を受けておきたい。持病があるなら、獣医と相談のうえ診断書や、もしもの場合の指示書をもらっておくといいだろう。
2.スマートな運転を心がけるべし!
ドライブ中に心がけたいポイントとして、急ハンドル、急加速、急減速は厳禁だ。目的地まで逸る気持ちを抑えながら、普段よりもさらに丁寧に、幼児や妊婦を乗せているようなつもりで穏やかな運転をしてほしい。
3.移動中の休憩はこまめにとること
長距離、長時間のドライブならば最低でも2時間に1回はペットを車外に出し、新鮮な空気を吸わせ、水を飲ませ、散歩させてあげたい。目的地までの間に休憩させられる場所があるかどうか事前にチェックしておこう。
4.気温が低い時期でも熱中症対策は必須
水を常時ストックしておくことは当然、熱中症対策として水で絞ったタオルや飲み物を入れるクーラーボックスも常備しておきたい。エアコンの設定温度はペット中心で、冷風がきちんと届くかどうかも確認しておこう。
5.コレを持っていけば旅先でも安心
宿泊先などの施設で提示する必要がある予防接種証明書だけでなく、持病がある場合は健康診断書を用意しておくといいだろう。有事の際でも診断書があれば、旅先の動物病院で迅速かつ適切な処置を受けやすくなる。

持っていて損はない便利アイテム

  • キャリーバッグの画像

    キャリーバッグ
    車外へ連れ出すときにも重宝する定番アイテム
    キャリーバッグやクレートは、愛犬を中に入れたまま車外へ出たり、宿泊先ではハウスの代わりとしても使える。選ぶときはシートベルトでしっかりと固定できることや、使わないときにコンパクトにたためることも重視しよう。

  • ハーネスの画像

    ハーネス
    シートに固定しておけば飛び出し防止に効果あり
    愛犬をクルマに乗せる際はヘッドレストなどに固定できるハーネスは必須だ。走行中に飼い主の運転を邪魔したり、急ブレーキでシートから転落するリスクを軽減したり、ドアを開けたときに突然飛び出すのを防ぐことができる。

  • シートカバーの画像

    シートカバー
    防水・防汚加工済みなら手軽に手入れできる
    ペット用のシートカバーは汚れ防止という観点からも必需品だ。 シート表面の素材は滑りにくく、抜け毛がからまないのがベスト。市販品のほか、自動車メーカーの純正オプションなら、後席の分割可倒に対応するものも選べる。

まとめ

機能的なクルマたちが輝きを増している時代
 すでに十分過ぎるほどクルマを楽しんできたという人も、ちょっと注目してみてほしい。現代のワゴンやミニバンは、機能的でありながら、スタイルや走りもさほど犠牲にしていないのである。快適で機能的なモデルがこれほどたくさん販売されているのだから、これらを選ばない手はない。年を取るとともに生活様式も変わっていくが、それぞれの世代やライフスタイルに適した、それでいてドライブを楽しめるクルマを選ぶ幸福は、誰だって味わえるのだ。

※中古車価格はグーネット 2021年2月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

グーネット編集部

ライタープロフィール

グーネット編集部

クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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