BMWが2021年の新型車情報を発表。新型M3、M4の日本仕様も公開の記事詳細

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輸入車 [2021.02.02 UP]

BMWが2021年の新型車情報を発表。新型M3、M4の日本仕様も公開

BMW M4、M3

BMW M4、M3

文●大音安弘 写真●BMW

 BMWのグループ全体の新春記者会見が、2021年1月26日、オンラインにて実施された。会見では、コロナ禍での2020年のBMW販売。そして、2021年の新型車情報について、日本法人であるビーエムダブリューのトップ、クリスチャン・ヴィードマン代表取締役社長が発表を行った。その概要をお届けしよう。

新型コロナの影響を受けた2020年

BMW最上級シリーズ「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X7」も好調に推移し、前年比+21.2%となった。写真は7シリーズの限定車「ピュア メタル エディション」

BMW最上級シリーズ「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X7」も好調に推移し、前年比+21.2%となった。写真は7シリーズの限定車「ピュア メタル エディション」

 2020年のBMWグループの新車販売は、残念ながら大きな減少という結果となった。BMWが前年比-23.7%となる35,712台、MINIが前年比-15.2%となる20,196台と後退した。その一方で、ロールス・ロイスは、226台と販売台数こそ少ないものの、前年比-5.4%に留めており、2輪車のBMWモトラッドについては、過去最高実績を記録したという。幅広いユーザーを対象するBMWとMINIの強みであるが、逆にニッチなユーザーを対象としたロールス・ロイスとモトラッドが最小限もしくは伸びを見せたというのは、興味深いところだ。ただこの現象は、BMWにも表れており、2020年のMモデルの販売は、前年比+7.7%となり、特に12月は絶好調となり、前年比+15.4%にも達したというから驚かされる。またBMW最上級シリーズ「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X7」も好調に推移し、前年比+21.2%となった。また単一モデルでは、「3シリーズ」が、セグメントトップを記録。常に「メルセデス・ベンツCクラス」や「アウディA4」などとの熾烈な争いに置かれる3シリーズも好調だったというのだ。この成功には昨年導入されたコスパの高い318iの恩恵も大きいだろう。このため、ヴィードマン代表取締役社長は、「コロナ禍の影響は避けられなかったが、それでも前進した」とポジティブな姿勢を見せる。

 もちろん、ポジティブな理由は、それだけではない。コロナ禍に置いても歩みを止めなかったBMWの2020年の取り組みにも反映されるものだ。2020年は、BMWで11モデルの新車、MINIでは1モデルの新車と4つの限定車、モトラッドでも4モデルの新車を投入するなど積極的な商品投入を実施。さらにコロナ禍での新たな販売対応として、顧客が一度も新車ディーラーに来店することなく、新車購入が可能なシステムを導入した。この他にも、各モデルのクリーンディーゼル、PHEV、BEVの次世代環境車に、お得な特別仕様車「Edition Joy+」を設定するなどの取り組みもあり、インポーターの中で最も次世代環境車を販売したことも挙げている。

新年を飾ったニューモデル新型「M3」、「M4」

2021年最初のニューモデルとなったM3とM4

2021年最初のニューモデルとなったM3とM4

 記者会見では、2021年初となるBMWの新型車も発表された。それがBMWハイパフォーマンスモデル「M3」、「M4」だ。ベースとなる3シリーズセダンが2019年に、4シリーズクーペが2020年にフルモデルチェンジを行ったことを受けて、その頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル「M」も新型へとシフトした。最大の特徴は、4シリーズより採用される縦長の大型キドニーグリルだろう。このアグレッシブなマスクが、「M3」や「M4」に標準となる。さらに、デザイン性を重視した4シリーズの基準車に対して、「M3」及び「M4」では、ルーバーを水平基調のダブルバーデザインとすることで、開口部を拡大し、エンジン冷却性能の向上が図られているのが違い。ボディは、ワイドトレッド化によるブリスターフェンダーで迫力を増し、ルーフパネルを軽量化のためにカーボン製に変更するなど、サーキット走行を意識し徹底した運動性能向上が図られている。同時に、GTとしての魅力も追求されており、他モデル同様に高性能3眼カメラとレーダーによる先進の運転支援機能も搭載。その中には、「ハンズオフ機能付渋滞運転支援機能」も含まれる。

 パワーユニットは、全車に3.0L直列6気筒DOHCツインターボを搭載。標準仕様で、最高出力480馬力/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmまで向上。この仕様では、6速MTが組み合わされる。上位グレードの「コンペティション」では、最高出力510馬力/6250rpm、最大トルク650Nm/2750-5500rpmまで性能を強化。トランスミッションは、DCTの8速Mステップトロニックのみとなる。またサーキット走行を前提としたモデルらしく軽量化仕様「トラックパッケージ」も設定。この仕様は、コンペティションのみに設定され、先進安全運転機能を取り除くことで、約25kg軽量化。さらにカーボンセラミックブレーキやカーボンバケットシートなど、走りを強化するアイテムも追加されている。

価格は、「M3」が1324万円から1436万円。「M4」が1298万円から1460万円。MTが選択可能な「ベースモデル」は、「M4」のみに設定される。またステアリング位置も右が基本で、左ハンドル仕様は、M4のみ選択が可能だ。

  • BMW M3 エンジン

    BMW M3 エンジン

  • BMW M4 インテリア

    BMW M4 インテリア

  • BMW M4 デザインスケッチ

    BMW M4 デザインスケッチ

2021年に導入される新型車は!?

BMW iX

BMW iX

 2021年のBMWは、強化される電動車が主役だ。予約受注を開始しているミッドサイズSUV「iX」をはじめ、コンパクトサイズ「iX3」、そして初の4ドアモデル「i4」の3モデルの発表を予定しているという。また好調な最上級モデル群には、限定車を投入し、今年も盛り上げていくとする。そして、同時にMモデル群の強化も図っていくというから興味深い。日本で抜群の人気を誇るMINIは、2020年に発表された3ドア/5ドアハッチバックのマイナーチェンジモデルが上陸予定。さらに年間を通じて、様々な限定車も投入していくという。

 この他にも、今年はBMWジャパン設立40周年に当たる節目の年。ディーラーでのイベント開催に加え、40周年を記念した限定車も予定しているというから、こちらも楽しみだ。世界的に推進される電動化の波が日本にも押し寄せることになりそうな2021年。ただ同時に、ハイエンドモデルやMモデルへの強化も明言したのは、実にBMWらしいスタンスといえる。電動化の中でもクルマの楽しみを諦めないというBMWのポジティブな姿勢も確認できた記者会見であった。

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