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バチっとくる車の静電気の原因とその対策方法は?
2015.3.20 UP
カーライフ・ドライブを楽しむ[2021.01.12 UP]
冬真っ盛り、やはりこの季節に注目を集めるのは4WDだ。雪道をはじめとした悪路における走行性能の高さはもとより、安定感のある洗練された走りが楽しめることなどから、SUVブームとも相まってその人気は高まり続けている。今回は、そんな4WDに関するさまざまな情報をまとめて紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2021年2月号の内容です)
この記事の目次
使い方広がる5種類の4WD 「現行型」から選ぶ! 優秀4WDランキング 「4WDだから絶対安心!」の盲点とは? 雪とヨンクを考える 山道、砂利道、凸凹道…… オフロード走行ならヨンクにおまかせ! 楽しかった! スゴかった! 2000年代に販売されていた あの絶版4WD車に乗りたい! |
かつては「4WD」といえば、雪国などに住む人にとっての必需品か、限られたユーザーのための嗜好品という趣が強かった。たとえば、趣味でオフロード走行を楽しむ人、そして当時は「クロカン」と呼ばれたSUVの力強いスタイリングを好む人が選ぶ、マニアックなクルマだ。
しかしここにきて、SUVブームとともに4WDが一般的なユーザーにも身近な存在となり、走行時の安定性やもしものときの安全性といった優位点も見直されている。
その種類も、本格的な悪路走破性能を備えたものから、必要なときだけ介入する街乗り用までさまざま。自分に合った4WDを選べば、カーライフはさらに充実することは間違いない。まずは現在の4WDがどんなものか、知ることから始めよう。
4WDのメリット
その名の通り、4輪すべてが駆動するため、たとえ1輪が地面に接地していなかったり、スリップしていても、推進力を発揮して車体を前に進めることができる。凸凹道や砂利道、雪道などで効果を発揮しやすい。さらに、走行時の安定感が増すので、高速走行にも向いている。
4WDのデメリット
2輪のみを駆動する2WDと比べるとメカニズムが増加されているため、どうしても車重が重くなる。その結果、燃費が悪くなることが多い。車両価格も同車の2WDモデルより高価になってしまい、構造が複雑化されることから整備費用やパーツ代も余計にかかることがある。
・雪国に住んでいる人 ・アウトドアが趣味の人 ・安心して走りたい人
降雪地では4WDを選ぶのが当然となっているが、趣味がアウトドアで山や川、そして海などへ頻繁に出かけるという人も、高い悪路走破性能を備えた4WDを選ぶのがおすすめだ。さらに日頃の運転(特に高速道路)で不安を感じているという人も4WD向きである。
クルマと同じくらい長い歴史を持つ4WDだけに、そのメカニズムにはさまざまな方式が存在している。ここではそれらの方式を5つに大別し、その構造を簡単に解説していく。自分に合った4WD車を選びだす際の参考にしてほしい。
シンプルがゆえにタフな用途に最適
必要なときにトランスファーと呼ばれる機構を任意に動かすことで駆動の伝達方式をFF(またはFR)から4WDに切り替える。駆動の切り替えはレバーやスイッチによって行うが、走行状況によって、2WD/4WDハイ(H)/4WDロー(L)も選択できる。4WDシステムのなかでは古典的な方式だが、構造がシンプルで頑丈なことからハードな悪路走行には適しており、本格クロカンSUVに採用されていることが多い。
[スズキ]ジムニー(現行型)
路面状況に応じて2WDと4WDを切り替える機械式の副変速機や、ジムニー伝統の強靭なラダーフレーム構造を採用することで、軽自動車ながら本格クロカンSUVにふさわしいパフォーマンスを発揮する。
[トヨタ]ハイラックス(現行型)
スリップを検知したときに空転した車輪にブレーキをかけ、駆動力の伝達を最適化するアクティブトラクションコントロールを備え、パートタイム式の弱点を解消。優れた悪路脱出性能を実現している。
前後の駆動を機械的に結合することでタイヤの空転を防ぎ、ハードな悪路でも強力なトラクションを確保して優れた脱出性能を発揮する。一方、センターディファレンシャル機構を持たないので、旋回走行時に前輪と後輪の軌跡が異なる場合に発生する、車輪の回転速度の差を吸収できない。摩擦係数の大きい乾燥した舗装路で4WD走行をすると「タイトコーナーブレーキング現象」が発生して挙動が不安定になることも。
どんな状況でも常に4輪を駆動
ドライバーの操作に関係なく、常時4輪を駆動させる方式。エンジンと前後輪との間にセンターディファレンシャルを備え、路面状況を問わず駆動力を4輪すべてに伝達できる。現在、フルタイム4WDの多くは電子制御化されており状況に合わせて、前後の車輪へ配分する駆動力を変化させることが可能。悪路はもちん、舗装路でのハンドリング性能向上にも効果があることからスポーツモデルにも採用されている。
[トヨタ]ランドクルーザー(現行型)
走行環境に応じてトラクションやブレーキの制御を切り替えるマルチテレインセレクトや、ステアリング操作のみで極低速走行を可能にするクロールコントロールなどの先進技術で高度な悪路走破性を実現。
[三菱]デリカD:5
FFを基本としながら、路面状況や走行状態に合わせて4輪に最適なトルク配分を行う電子制御式のフルタイム4WDを採用。185mmの地上高によってミニバンでありながらオフロード走行を可能にする。
雪道などの摩擦係数が低い路面でも安定した走行が可能なうえに、エンジンが発生する出力を効率よく路面に伝えられる。また、センターディファレンシャルの効果によってタイトコーナーブレーキング現象がなくなり、舗装路で4WD走行しても挙動が乱れることが少ない。ただし、システムが複雑なことから重量がかさむこと、なおかつ4輪を常に駆動させることによって燃料消費の抑制には不利となる。
必要なときだけ自動的に4WD化
路面の状態や走行状況に応じて受身的に4WDへと切り替えるシステムで、スタンバイ式4WDとも呼ばれている。前輪と後輪の間にビスカスカップリングなどの駆動力を伝える機構を備え、通常は2WDで走行しながら、雪道や悪路のような滑りやすい路面を走行中に前輪と後輪に回転差が生じた場合は4WDへと切り替える。SUVだけでなく、一般的なクルマの4WD仕様に採用されるケースが多い。
[スズキ]ハスラー(現行型)
4WD車には雪道や氷結路でのスムーズな発進をサポートするスノーモードを採用したほか、急な下り坂で車速を約7km/hで維持するヒルディセントコントロールなど、悪路走破性を高める機能を搭載する。
[ホンダ]シャトル
フィットの派生車で、現行型で車名を「フィットシャトル」から「シャトル」のみに変更。2019年には内外装を改良し、上質感を高めている。軽量かつコンパクトなビスカスカップリング式4WDを搭載する。
一般的なフルタイム4WDのようなセンターデフを必要としない代わりにビスカスカップリングを使用しているため、4WDシステムとしては小型かつ軽量化が可能となる。そのため4WDであっても、燃料消費が抑えられるというメリットがある。ビスカスカップリングは機械式だったため、滑り出してから4WDになるまでにタイムラグが生じるなど、精度が低く「なんちゃって4WD」と揶揄されることもある。
電子制御で最適な駆動力制御を実現
電子制御によって2WDと4WDを自動で切り替えるシステム。直線走行などの通常走行時は2WDに近い状態となるが、発進・加速時や滑りやすい路面、コーナリング時は4WDに切り替わり、状況に合った最適な駆動力を4輪に配分できる。電子制御を用いて積極的な駆動力配分を行うことからアクティブオンデマンド式とも呼ばれている。トルク配分の制御をドライバーの好みで変えられる機構を持つ車種もある。
[日産]エクストレイル(現行型)
各種センサーの情報から、コンピュータが走行状況に応じて前後トルク配分を100:0から約50:50に切り替え、滑りやすい路面でも安定した走りを実現するインテリジェント4×4を採用する。
[スバル]フォレスター(現行型)
路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分するアクティブトルクスプリットAWDに加え、駆動力やブレーキなどを適切にコントロールするX-MODEによって優れた走行性能を発揮。
前後の駆動力配分比が前輪100:後輪0から前輪50:後輪50といったように変化幅を大きく設定し、走行状態を反映して最適な駆動状態にできる。路面状況を予測してクルマの挙動を積極的にコントロールできるので誰にでも安心してドライブできるというメリットがある。4WDシステムのなかでは主流となっているが、高価なデバイスを採用することが多く、コストがかさむため廉価な車種には採用されていない。
前後輪をモーターで駆動
ハイブリッドカーや電気自動車といった環境車種の普及に伴い、モーターを使って4WDを実現するシステムが増えている。電気式4WDでは前輪をエンジンとフロントモーター、後輪をモーターで駆動させるなど、駆動力制御そのものはスタンバイ4WDと同様で、走行状態や路面状況に応じて駆動方式を2WDから4WDに自動的に切り替える。安定した発進や加速の実現とハイレベルな燃費性能を両立できる。
[トヨタ]プリウス(現行型)
通常は2WD状態で走行し、スタート時や全開加速時には前後モーターを駆動させる。滑りやすい状況で安定性を確保するとともに、エンジンを強力にサポートすることで力強い加速性能も実現できる。
[日産]ノート(先代型)
e-POWERではモーターアシスト方式の4WDを組み合わせたシステムを搭載。すべてのタイヤをモーター駆動によって緻密にコントロールすることで、滑りやすい路面や深い雪道でも安定性を確保できる。
前輪、後輪ともにモーターのみで駆動させるシステムのため、駆動力を配分する機構を搭載する必要がない。そのため車体の大型化やロングホイールベース化など設計の自由度が高められる。エンジン出力に関わらず駆動力が調整できるので操縦安定性を確保しながら、優れた燃費性能を実現。ただしモーターや駆動用バッテリーなどのパーツが必要となるため、コストがかさみがち。
自動車技術の結晶ともいえる4WDは、やはり最新モデルが最良だ。そこで、クルマ選びのプロである自動車評論家たちに、現行型の国産車で「優秀!」と考えられる4WD車を選出してもらい、総合ランキングを作成した。
【算出方法】 評論家3名が、現行型の4WDベスト5を選出。1位は5ポイント(以下、P)、2位は4P、3位は3P、4位は2P、5位は1Pを獲得とし、総合順位を算出した。
見事、1位に輝いたのは、2人から1位に選出されたジムニーだ。長い歴史とともに成熟されてきた4WDシステムは秀逸で、いまだに1年近くの納車待ちと聞かれるほどの人気モデルでもある。2位は登場から約1年半が経過したRAV4。1車種に3種類の4WDシステムが設定されるほど贅沢なモデルで、グローバルで高い人気を誇っている。3位はこの冬に登場したばかりのエクリプスクロスPHEV、電子制御式の4WDは「運転が楽しい」(岡本氏)という。惜しくもランク外となったが、レヴォーグや、フォレスター、WRX S4といったスバル勢も数多く名を見せている。
1位のジムニーは、無敵のオフロード4WDであり、十分快適なシティコミューターでもあり、しかもデザインが猛烈にスバラシイ。文句なしです! 2位のランクルプラドは、なんといってもランクル一族。ランクルは全世界の途上国で無敵の存在。私もチベットではお世話になりました。3位のレヴォーグはステーションワゴンですが、スバルのステーションワゴンといえば、レオーネ時代からスキー場周辺では無敵だったので。4位はタフト。ジムニーは3ドアだからムリ、という方はぜひタフトを! 5位はCX-5。ミドルサイズSUVの定番です。ディーゼルが魅力的ですね!
1位:ジムニー(シエラ含む)、2位:ランドクルーザープラド、3位:レヴォーグ、4位:タフト、5位:CX-5
ベストは出たばかりのエクリプスクロスPHEV。前後が独立していてそれぞれを最適に制御できるツインモーターと、左右個別に制動力を制御することで理想的な4輪の駆動力制御を実現しています。中身の同じ先発のアウトランダーPHEVより攻めた味付けで運転が楽しい! 2位はレジェンド。リアの左右輪に配したモーターが個別に駆動力を制御するのが特徴。ホンダはその他の車種の4WDも上出来です。3位のWRX S4は基本駆動力配分をリア寄りにしているのが特徴で、スポーティなハンドリングを楽しめます。4位以下は似たような感じですが、RAV4はリアのトルクベクタリングがポイントです。
1位:エクリプスクロスPHEV、2位:レジェンド、3位:WRX S4、4位:RAV4、5位:CX-30
最強レベルの走破力とタフさを持つジムニーがトップです。2番手には、搭載エンジンに応じて3つのシステムを用意するRAV4。次いでしなやかな足まわりで走破力と快適性を併せ持つフォレスター。4位のアウトランダーPHEVは、静かで上質な移動ができるうえ、電気の力による走破力と旋回力を併せ持っています。5位には、車両姿勢を整えるG-ベクタリングコントロールを使い、雪道での優れたコントロール性を発揮するCX-30を挙げました。番外編として、登坂制御も取り入れて高い発進力を持ち、運転席から空が見えて爽快に走れるタフトも独自の魅力があっておすすめです。
1位:ジムニー、2位:RAV4、3位:フォレスター、4位:アウトランダーPHEV、5位:CX-30
性能を過信することなく状況をよく見て運転する
銀世界をドライブするのは、非日常的な感覚と爽快さが伴ってじつに楽しいものだ。しかし、そこにはドライ路面はもちろん、ウエット路面とも違う危険が潜んでいるということを念頭においてドライブしたい。特に雪道の場合は、ミラーバーン/アイスバーン/ブラックアイスバーン/圧雪路/シャーベット状/新雪が積もった状態など、天候により状況がさまざまに変化する。いずれも滑りやすくなっているというのは共通だが、それぞれの路面状態が生じる天候や時間が異なるので、常に細心の注意が必要となる。
こうした路面を走るときは、やはり4WD車が圧倒的に有利だ。4WD車はエンジンが発生した動力を4つのタイヤに配分し、滑りやすい路面でも駆動力がしっかりと伝達できるので、2WD車よりもスムーズな発進を可能にする。ただ、雪道や氷結路での安心感は絶大だが、駆動システムが複雑化して車重がかさむので、制動距離が伸びる傾向にある。4WDも決して万能ではないということも理解しておくべきだろう。
雪道用タイヤは必須
ノーマルタイヤで雪道を走るのが危険なのは言わずもがな。地域によって違いがあるものの、走行する行為そのものが違反となる場合がある。
“急”のつく動作は避ける
雪道ではタイヤのグリップが極端に落ちる。スリップを避けるためにはアクセル、操舵、ブレーキ操作はできるだけゆっくり行うのが基本だ。
先行車と車間距離を空ける
雪道では速度を落とし、数台前のクルマの動きや信号・横断歩道、歩行者などに余裕をもって対応できるよう、十分な車間距離を確保しよう。
・タイヤチェーン ・ジャッキ ・ブースターケーブル
・寒冷地用ウォッシャー液 ・毛布 ・牽引ロープ
スタッドレスタイヤさえ履けばOKというわけではない。乗車前の点検はもちろん、ここに挙げたアイテムを備えておけば、寒さや雪によるトラブルでも慌てることはない。
前ページの雪道走行に加えて、最も4WD車が得意なフィールド、それはオフロードコースだ。無理のない範囲でオフロード走行を楽しめるような場所だって、探せば日本のあちこちで見つけられる。4WD車を手に入れたなら、ぜひチャレンジしてみることをおすすめしたい。
現代では「ジープ」は4WDの代名詞にもなっているが、それもそのはず、ジープは、どんな荒地も走破する必要があった軍用車がベース。戦後も、ジープ 、およびジープに似たモデルは世界中で製造され、4WD性能は時代とともに磨かれることとなった。
SUVがブームになって早10年、もしかすると、かつてSUVが「クロカン(クロスカントリー車の略)」と呼ばれていたことを知らないオーナーも存在するかもしれない。
何度か触れてきたが、構造上、4WD車は悪路走行を得意とし、昔から「山野を走るもの」(=「クロカン」)として認知されてきた。
同時にその楽しみ方も時代とともに成熟しており、サーキットほどではないが、オフロードコースも日本全国に点在している。凸凹路はもちろん、ヒルクライムや水たまりなど、2WD車では越えられないような障害が設置され、4WD車の走行性能を実感することができる。
自然あふれる雄大な景色のなかを気持ちよく走り抜ける。サーキットでスピードを追求するのもいいが、こちらも一度経験してみてはどうか。
ミニバンでも4WDなら悪路を走れる!
オフロード走行には、4WDシステムだけでなく、路面の岩などにぶつからないための高い最低地上高も必要となる。これらを備えた唯一のミニバンが、三菱のデリカD:5だ。
速く走らせるなら4WD。近年、スポーツカー業界ではそのような不文律が存在している。電子制御の発達とともに、4WDの駆動力をしっかり路面へ伝えられるようになり、強大なパワーを発揮するハイパフォーマンスマシンほど、4WDのほうが有利という状況になったのだ。NSXとGT-Rも、システムこそ違えど、4WDが採用されている。
[ホンダ]NSX
2016年に復活した2代目モデル。先代型は後輪駆動のMRだったが、現行型では2つのモーターをフロントに備える電子式4WDシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用。
[日産]GT-R
2007年の登場以来、毎年のようにメカニズムを更新するハイパワースポーツ。4WDは、R32時代から受け継ぐアテーサの改良版が搭載されており、その実績込みで高く評価されている。
4WDが「クロカン」、あるいは「ヨンク」などと呼ばれていた時代を経て、2000年代になると、SUVブームの先鞭をつけたモデルが数多く登場してくる。特にここで紹介するモデルはエポックな魅力を備えた名車ばかりだ。もし今から中古車でSUVをねらうなら、流行りのクロスオーバーモデルとはひと味違う魅力を持つ、これらの絶版車も検討してほしい。悪路を安全かつ快適に走るために採用された当時の最新技術は、年数を経た現在でも色あせておらず、冬道ドライブを頼もしく支えてくれるはずだ。
[日産]エクストレイル(初代モデル)
オフロードでの走破性に加え、多彩な用途に対応できる機能を充実させたアクティブユースに対応できるSUVとして好評を博した。道具としての能力は、生産終了から10年以上を経た今でも十分に魅力的だ。
[スバル]フォレスター(3代目モデル)
水平対向エンジンとSIシャシーの組み合わせにより、爽快な走りと高い安全性を両立したモデルだ。AT車にはアクティブトルクスプリット方式AWD、MT車にはビスカスLSD付センターデフ方式AWDが採用される。
[トヨタ]ランドクルーザー70(復刻モデル)
1984年に日本国内で販売を開始し、約30年にわたって愛用されてきた。2004年に販売を終了したが、2014年8月には復活を望む要望に応え、4ドアバンとピックアップトラックが期間限定で復刻販売された。
[スズキ]ジムニー(3代目モデル)
軽自動車ならではの小型・軽量なボディと卓越した悪路走破性を武器に、悪路になればなるほど真価を発揮する。4WD性能や世界でも類をみないキャラクターによって、高いリセールバリューを維持している。
[三菱]パジェロ(4代目モデル)
90年代に巻き起こった四駆ブームの火付け役で、2019年に惜しまれつつ37年の歴史に幕を下ろした。4WD性能はもちろん、過酷な環境下でテストを繰り返して実現した耐久性の高さもセールスポイントだ。
[トヨタ]FJクルーザー
ランドクルーザー40系をモチーフにした個性的なデザインに目を奪われがちだが、基本構造はランドクルーザープラドをベースとしており、アクティブなアウトドア派のユーザーに最適な装備も充実している。
天候不良時の対応だけでなく日々の運転でも効果を発揮
一度、4WD車を買うと、そのあともずっと4WD車を選び続けるという人は多い。それはきっと、実際に日々の生活で乗り慣れてみると、その安心感に魅了されてしまうからだろう。
かつては、燃費が悪い、価格が高いといったデメリットばかり注目され、4WDに必要性を感じない人には疎んじられがちだったが、SUVが当たり前になったように、時代は変わってきている。
天候不良への備えだけでなく、通常運転における安全性も考えるなら、4WD車を選んでおいて損はない。2WDがメインのモデルでも、多くの車種で4WDは設定されているし、選びやすくなっているのもたしかだ。迷っているなら、一度、気になる4WD車の相場を確認してみるといいだろう。
※中古車価格はグーネット 2020年12月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。
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