新車試乗レポート[2021.01.12 UP]

LEXUS IS / LS etc. 最新レクサス一気乗り!

この記事の目次

IS インプレッション
LS インプレッション
Marumo’s Voice

関連情報

ボディタイプ:オープンカー ボディタイプ:セダン 国産車 新車

2020年12月中旬、レクサスの2020年モデルを集めたオールラインナップ試乗会が開催された。改良を実施したばかりのISとLSを中心に、最新のレクサスの走りをレポートする。

IS インプレッション

細部まで徹底的に改善して大きく進化

HVはなめらかで快適、Fスポーツはパワフルで爽快

 「コンパクトFRスポーツセダンの灯を消さない」という強い想いで、トヨタ史上最も厳しいテストコースである「トヨタ・テクニカルセンター・シモヤマ」で鍛え上げたという、大掛かりなマイナーチェンジを受けたIS。数値だけでなく人の感性評価にこだわり、不快な振動や雑味のある音を解消しつつ、ドライバーの操作に対する応答性の向上や無駄な動きの抑制など、徹底的に改善してコントロール性もアップしたという。具体的には、ハイブリッドモデルではアクセル開度に対するエンジンとモーターの駆動力制御を変更。足回りでも、ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設け、微小な動きにも減衰力を発生する「スウィングバルブショックアブソーバー」を採用したり、ホイール締結にハブボルトを使い、締結力強化と質量低減を図るなど、細かな改良を積み重ねている。コーナリング性能を高める19インチタイヤも新採用だ。

 試乗した3.5LV6エンジンのIS350 Fスポーツは、どこまでもパワフルで軽やかな加速と、シャープなハンドリングが意のままになる爽快感。2.5Lエンジン+モーターのIS300hバージョンLは、なめらかな加速としなやかな挙動、乗り心地の良さに、大きな進化を感じたのだった。

LEXUS IS

●価格:480万~700万円 ●発売日:’20年11月5日

走行性能の向上を図り、デザインや先進安全装備を最新版にアップデート

 コンパクトFRスポーツセダンのISは操縦性や乗り心地の向上を図り、最新のレクサスセーフティシステム+を含む先進安全技術を採用。また、外装デザインや内装の配色を変更するとともに、タッチディスプレイを新採用した。パワートレーンは2L直4ターボ+8速AT、2.5L直4ハイブリッド、3.5LV6NAで、スポーツ性能を追求した「Fスポーツ」もそれぞれ設定されている。

■主要諸元(IS350 Fスポーツ・FR)※オプションを含まず
●全長×全幅×全高(mm):4710×1840×1435●ホイールベース(mm):2800●最低地上高(mm):140●車両重量(kg):1660●パワーユニット:3456ccV6DOHC直噴(318PS/38.7kg・m)●トランスミッション:8速AT●WLTCモード総合燃費:10.7km/L●タイヤ:235/40R19(前) 265/35R19(後)

LS インプレッション

和の美意識を表現しつつ装備や走りを熟成

重厚な走りに軽快感をプラス。インテリアの上質感と操作性も向上

 フラッグシップサルーンとして、独創的な内外装と世界に通用する走りを手に入れるべく、LSが大幅改良を受けた。新デザインで厚みが増したヘッドランプユニットや、ダークメタリックを新採用したスピンドルグリルなどで、外観からしてシックでプレミアムな魅力がアップしている。今回、シルバーにこだわり続けてきたレクサスが、まるで鏡面のようになめらかな艶を実現した新色「銀影ラスター」を新設定したほか、インテリアは「月の道」をコンセプトに、全席のドアライナーに西陣織とプラチナ箔をあしらい、日本ならではの美意識で幻想的な世界観を表現。大型のディスプレイはタッチ操作を採用するなど、操作性も向上させている。

 トルク特性が見直された3.5LV6ツインターボのLS500バージョンLに試乗すると、従来のように大船に乗っているような感覚が薄れ、加速フィールもハンドリングも全てに軽やかさとシャープさが強まっていることに感心。減衰力可変ダンパーAVSの減衰力を低減し、可変幅も変更して操舵応答性アップと上質な乗り心地を見事に両立させている。そして3.5LV6+モーターのLS500hエグゼクティブは、高級車らしい重厚感と軽快感のバランスが抜群。さすがの貫禄だった。

LEXUS LS

●価格:1073万~1728万円 ●発売日:’20年11月19日

走りや静粛性、乗り心地が向上。「Advanced Drive」搭載車も追加予定

 フラッグシップセダンのLSは、静粛性や乗り心地など基本性能の造り込みを徹底するとともに、洗練度を高めたエクステリアや上質なインテリア、レクサスセーフティシステム+Aなどを採用して商品力を高めた。なお、自動車専用道路でハンズフリー走行を可能にする「Advanced Drive」の発売を2021年に予定している。

■主要諸元(LS500h エグゼクティブ・FR)※オプションを含まず
●全長×全幅×全高(mm):5235×1900×1450 ●ホイールベース(mm):3125●最低地上高(mm):140 ●車両重量(kg):2290 ●パワーユニット:3456ccV6DOHC直噴(299PS/36.3kg・m)+モーター(180PS/30.6kg・m) ●トランスミッション:電気式無段変速機 ●WLTCモード総合燃費:13.6km/L ●タイヤ:245/50R19

Marumo’s Voice

●LC500 コンバーチブル

LCコンバーチブルは優雅で快適、感動的!

 総勢30台以上の最新レクサス車が揃った中で、個人的に最も乗りたかったLCコンバーチブルは、真冬の寒さでも風の巻き込みがほぼなく、首元のヒーターもあって暖かく、快適なことに感動。優雅な日本のプレミアムオープンカーの誕生ですね。若手育成と技術の伝承のためでもあるという「レストアプログラム」も、現場を取材したくなりました。

●文:まるも亜希子 ●写真:トヨタ自動車

グーネット編集部

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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