新車値引き情報
更新日:2020.10.26 / 掲載日:2020.10.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
その1 ライズから28.9万円引き!

TOYOTA ライズ
Z
トータル値引き 28.9万円
値引き率 11.1%
From愛知県
なじみの店に“ムチャぶり”
一発回答! 通っちゃいました!!
来年秋の車検切れ前に買い替える予定だったが、下取り車のC-HRの中古車相場が下がってきたので、急遽、ディーラーへ。
狙いはライズ。トヨタA店では値引き25万円/下取り156万円、支払い総額約100万円。
下取り額が低いと感じたので、買い取り専門店をまわってみると、最高で200万円が出た。ただし「即、引き渡し」が条件だったので、保留とした。
C-HRを購入したトヨタB店へ。条件は値引き23万円/下取り180万円。そこで、
X「値引きは25万円以上、下取りは200万円になりませんか?」
セ「店長と相談させてください」
提示してきた最終条件は車両本体とメーカーオプション13万900円/付属品41万9750円から28万9184円引き、下取り200万円。下取り車は「納車まで使用してよい」とのこと。また、下取り車に装着しているナビとドラレコ、レーダー、バックカメラ、ETCは「ライズに移設する」とのことなので契約した。ちなみにロッキーはライズとの競合を伝えたが、値引きは17万円だった。
値引き採点 5
先月号の「私もX氏」に掲載した「25.5万円/10.9%」を上回る条件を引き出しています。下取り車は納車時の引き渡しで、ナビなどの移設もOK。これで200万円は破格の高取りといえます。
その2 デリカD:5から52.9万円引き!

MITSUBISHI デリカD:5
P(4WD・7人)
トータル値引き 52.9万円
値引き率 11.2%
From奈良県
同士討ちを伝えて一発勝負!
53万円+Cバック+高取り!!
13年・19万km乗ったデリカD:5から同じくデリカD:5に乗り換えることに。目標は「少しでも安く!」。
まずは13年前、現車を買う際に最後まで競合して敗退した三菱A社へ。値引き15万円、下取り3万円。
続いて現車を買ってから整備、車検などでお付き合いのある三菱B社へ。値引き35万円、下取り7万円。
3週間程してから両社に競合を伝え「最終見積もり」を要求、一発勝負を仕掛けた。
結局、両社とも値引き額と下取り額はほぼ同じだったが、B社のほうが付属品が多く付いていて2万円ほど得になる。なおかつ2万1000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中だったので、B社に決定。注文書には車両本体と付属品34万8414円から52万8972円、下取り10万円となっていた。
値引き採点 5
前回、競合に負けたA社を先行させたのが効果的でした。デリカD:5は大幅な値引きを出していますが、ここまで取れたら大成功。下取り額の10万円も半分は「実質的値引き」と考えていいでしょう。
その3 ヤリスから23.8万円引き!

TOYOTA ヤリス
Z
トータル値引き 23.8万円
値引き率 10.4%
From兵庫県
トヨタ全系列全車販売を実施。
旧専売店より新参店が有利!?
7年乗ったCR-Z(無限RZ)の車検切れが近い。複数の買い取り専門店に査定してもらうと、最大180万円の値が付いた。
スイフトやフィットも検討したが、トヨタA店でヤリスを試乗したら妻が「これが一番いい!」とのこと。ただしかつての専売店にもかかわらず値引きは5万円と渋い。
そこで家族からトヨタB店の営業さんを紹介してもらう。早速、商談すると「うちは5月からヤリスを取り扱えるようになりました。頑張ります!」とのこと。これまでの経過を伝えると、車両本体とメーカーオプションから19万5791円引き、付属品(26万5385円)から4万1900円引きを提示。さらに上乗せを迫ると、当初180万円だった下取り額を193万2120円にアップしてくれたので契約した。
値引き採点 5
獲得した値引き条件だけで採点すると、評価は4です。ただし、CR‐Zの下取り額193万円は破格です。高取り分を含めると実質的な値引きは30万円オーバーと考えて、採点は5としました。
その4 スイフトスポーツから22.6万円引き!

SUZUKI スイフトスポーツ
標準仕様
トータル値引き 22.6万円
値引き率 10.4%
From京都府
3年前の“お断り”が負い目!?
旧型在庫なら強気で攻めたかった!
気になっていたスイフトスポーツがマイチェン。近所のスズキへ。ここは3年ほど前、フィットと競合させて最終的にお断りした店だ。
若いセールスさんが「14万円引きにします。新型なのでこれが限界です」とのこと。
引き上げようとしたその時! 3年前に交渉した店長さんが登場!! 私のことをしっかり覚えていた。
X「あのときは申し訳ありませんでした」
店長「いえいえ、欲しいと思ったクルマを買うのは当然です。ところでXさん、マイチェン前の在庫があります。これならお安くできますよ」
提示してきた条件は車両本体と付属品約8万円から22万6135円引き。新型はコロナの影響で納車まで数か月かかるが、在庫ならすぐに納車できることもあって、一気に心が傾き、契約した。
値引き採点 4
値引き率が10%を超えているので採点は4としましたが、旧型の在庫ということを考えるとややもの足りません。30万円超を要求してみたかった。店長さんの老獪なテクニックに翻弄されたようです。
その5 ヤリスクロスから30.8万円引き!

TOYOTA ヤリスクロス
Z
トータル値引き 3O.8万円
値引き率 13.0%
From大阪府
2年で2台購入、紹介は4人!
VIPにつき超ウルトラC!!
20歳の息子の代理交渉。ヤリスクロス一本勝負なので、経営資本の異なるトヨタを3社をまわったが、発売直後とあってガードが固い。最高額は12万円+ETC/ドラレコの無料サービスだった。
最後に大本命のトヨタA店へ。この店では2年で2台を購入、4人を紹介している。担当セールス氏は「Xさんにはお世話になっているので限界値引きを出します」といって店長に相談。提示してきた条件は26万円引き、支払い総額228万円。
X「ええとこついてるけど、もうちょっとやな。OILボトルキープ(2万4750円)を無料サービスして225万円なら考える」といって一旦帰宅。その夜「店長からOKが出ました」。最終条件は車両本体と付属品8万4050円から30万8290円引き(無料サービス含む)。
値引き採点 5
トヨタ3社をまわってから馴染みの店に乗り込んで、しっかりプレッシャーをかけたのが大いに効果をあげています。現時点でヤリスクロスからこれだけ取れた例は報告されていません。超ウルトラCです。
その6 ティーロックから40.5万円引き!

VOLKSWAGEN ティーロック
TDIスタイルデザインパッケージ
トータル値引き 40.5万円
値引き率 10.0%
From東京都
買い替えなんてまだまだ先……
あれ!? 気がつけば契約(笑)
VWゴルフヴァリアントは6年が経過するも、まだまだ乗り続けるつもりでいた。ところが、新発売のティーロックのデザインにひと目惚れ。馴染みの営業さんに勧められて試乗したところ、その走りと静粛性に驚愕。試しに見積もりを出してもらうと、発表直後の新型なので値引きは渋いと思いきや、いきなり30万円引き。しかも「いまなら船で輸送中のファーストオーダーにXさんがご希望の色が残っています」とのこと。
日を改めて2回目の商談。すっかり本気になった営業さんが提示してきた最終値引き条件は40万4565円! 納車費用と下取り査定料をカット。下取り車のヴァリアントの査定額は70万円。これは去年、買い取り専門店に査定してもらったときの買い取り額より高い。あっという間に契約してしまった(笑)。
値引き採点 5
付属品一切なしの“すっぴん”状態で、値引き率10%なら大成功です。コロナ禍で販売が思わしくないため「買い替える意思のない顧客をその気にさせよう!」と異例の値引きを出してきたようです。
その7 カムリから44.7万円引き!

TOYOTA カムリ
WS
トータル値引き 44.7万円
値引き率 10.1%
From福島県
かつての営業は店長に出世♪
新型カムリを45万円引き!
発売前のレヴォーグは値引き8万円。総額がかなり高くなったので断念。カムリも経営資本の異なるトヨタ2社と商談するが、値引きは20万円台と思ったほどではない。
トヨタA店で2回目の交渉。「ぜひ買ってください!」といって35万円引きに。ただし、これでも予算オーバー。
翌日、再びトヨタA店へ。すると以前購入したことのあるセールスさんが登場。いまや店長さんに出世していた。
提示してきた条件は37万円引きで支払い総額は417万円。ダメもとで「410万円なら、いますぐ決めます!」というと、店長さんは「いいでしょう!」と即答。
最後のお願いで希望ナンバーを出したらOKしてくれたので契約。注文書には車両本体値引き36万6805円、付属品(40万8265円)値引き8万円となっていた。
値引き採点 5
一部改良直後のカムリから約45万円引き/値引き率10%超なら文句なしの特上クラス。福島県という地域性も考慮して採点は5としました。店長に対して仕掛けた“ダメもと作戦”に拍手を送ります。
その8 N-BOXから21.5万円引き!

HONDA N-BOX
G・Lターボホンダセンシング
トータル値引き 21.5万円
値引き率 10.5%
From大阪府
勝負は月末。即決を武器に迫れ!
お母さん、絶妙のサポートです
母のN-BOX(7年落ち)を買い替えることにした。
狙いは同じくN-BOX。前回、購入したホンダA店は「最初から駆け引きなしで行きます!!」と15万引きを提示。一方、ホンダB店は10万円と元気がない。
A店が「できれば月内に決めてほしい」と連絡してきたので月末に商談。こちらが「190万円になったら即決します」と迫るが「195万円が限界」と回答。ここで同席していた母が「もう少し!」と粘る。結局、192万6000円になったところで決着。注文書には車両本体から15万4610円引き、付属品28万1710円から6万円引きとなっていた。なお、これまで乗ってきたN-BOXについては買い取り専門店と同額の75万円(リサイクル預託金別途返金)でディーラーが引き取ってくれた。
値引き採点 5
N-BOXはこのところ大幅な値引きを出していますが、合計21.5万円/値引き率10.5%なら大成功です。馴染みの女性セールスを上手に攻略しています。とくにお母さんの効果的なサポートに拍手!