カーライフ
更新日:2020.09.29 / 掲載日:2020.09.29

熱中症予防で気を付けたい夏の車内の暑さ対策!換気をして車内温度を管理しよう!

熱中症予防で気を付けたい夏の車内の暑さ対策!換気をして車内温度を管理しよう!

グーネット編集チーム

気温が高い夏場は、車内温度も高くなることも多いため、車を運転する際や、家族などでドライブに行く際などには、熱中症対策が重要となります。

ここでは、夏場の車内における熱中症の危険性をはじめ、夏の車内での熱中症対策や熱中症予防に効果的なアイテムについてご紹介します。

夏場の車内で起こる熱中症の危険性

夏場の車内では熱中症を起こすリスクがあり、場合によっては重症化することもあります。どのようなときに熱中症が起こるのか?参考データと併せて解説します。

どのようなときに熱中症になりやすくなる?

熱中症は体温の上昇と、身体の水分バランスなどが崩れてしまうことで発生する病気です。

車内での熱中症の主な原因は、太陽光による輻射熱(温度の高い物体から放出される熱)です。特にドライバーや助手席に位置する人は、フロントガラスなどからも輻射熱を浴びることになります。そして暑さによって身体から水分が抜けて脱水症状になると、熱中症を引き起こしてしまうのです。

日差しが強い時間帯や夏場の暑い時期は、こまめに水分を補給しましょう。

【子どもは特に危険!】エンジン停止からわずか15分で危険レベルに

JAFの実験によると、夏場の車内では、エアコン停止からわずか15分で熱中症指数が危険レベルに達したという結果が出されています。
エアコン停止後の車内温度は50度を超えることがあり、車内温度のほうが人の体温や外の気温よりも上昇してしまうので大変危険です。

特に子どもの身体は体温調整機能が未発達で熱中症を起こしやすいので、少しの時間でも車内に残すことは危険だと認識しておきましょう。

【子どもは特に危険!】エンジン停止からわずか15分で危険レベルに

グーネット編集チーム

車内の暑さ対策。どうすれば室内温度を下げられる?

車内の暑さ対策。どうすれば室内温度を下げられる?

グーネット編集チーム

熱中症を予防するためには、車内温度を下げることが重要です。その対策として、以下の方法があります。

車内の夏の換気は窓やエアコンを活用する

車内の温度を下げるのに効果的なのは、エアコンを使うことです。しかし、夏場の暑い車内では、エアコンを全開にしたとしても、すぐには温度が下がりません。このようなときは、車内の暑い空気を換気することが大切です。

車内の換気方法として、自分が座っている席の窓を全開にしたり、対角線上の窓を開けたりするのが効果的です。車内の空気が入れ替わり、効率良く車内の温度を下げられます。

席を考慮する・ネットやカーテンを活用する

子どもや高齢者がいる場合は、身体かかる負担の最小限にすることを考慮して、直接日光が当たりにくい座席はどこかを考えることも重要です。

また、遮光・遮熱効果のあるネットやカーテンを利用するのも有効です。太陽が直接当たらないので、輻射熱による温度上昇を防ぐことができます。

「肌が湿っぽい」「なんとなく身体がだるい」と感じたら、すでに脱水症状になりかけている可能性があります。夏場に車に乗る場合は、こまめに休憩をとって水分補給を忘れないようにしましょう。

運転手の日焼け止めは熱中症対策にも有効

運転手の日焼け止めは熱中症対策にも有効

グーネット編集チーム

車内での日焼け止めアイテムは、日焼け止めだけでなく熱中症を予防する効果も期待できます。

ネットやカーテンは日焼け止めや熱中症対策にもなる

日焼け防止や熱中症対策では、太陽光が車内へ入るのを防ぐことが大切です。車内への太陽光の侵入を防ぐためにも、遮光・遮熱効果のあるネットやカーテンを利用することをおすすめします。特に長距離を走る場合は、休憩するタイミングで活躍するでしょう。

なお、ネットやカーテンを運転席や助手席に設置したまま走行するのは違反です。エンジンを停止して車を駐車する際などに利用するようにしましょう。

運転手の日焼けを放置しておくとこんな症状が

日焼け対策をしないと、左右の腕で肌の色が変わってしまいます。これは、運転席側の窓ガラスから直射日光を浴びるのが原因です。紫外線を浴びているので、肌にシワやシミができやすく、老化の原因になるともいわれています。
日焼け予防グッズを積極的に活用して、直射日光をできるだけ浴びないようにしましょう。

まとめ

夏場は太陽光による輻射熱で車内温度が高くなるため、体温の上昇や水分が不足し、熱中症を引き起こすリスクがあります。夏場に車を乗る際には、こまめな水分補給や休憩をすることが大切です。

車内での熱中症を防ぐために、少しでも車内に太陽光が入らないようにすることも重要です。車を駐車させる際には遮光カーテンなどを用いて、車内への太陽光の侵入を防ぐ対策をしましょう。

特に、日差しの強い夏の季節に長時間運転する場合は、万全の対策を講じたうえで車を利用するようにしましょう。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ