カーライフ
更新日:2020.07.10 / 掲載日:2020.07.10

さぁ ! クルマで初挑戦を楽しもう

カーライフイメージ画像

新型コロナウイルスの影響により新しい生活様式が求められている昨今。どうせならクルマとの付き合い方も見直し、そのなかで新しいチャレンジを始めてはいかがだろうか。今回はクルマそのもの、さらにクルマを活用した楽しみ方を紹介していく。はじめの一歩を踏み出すうえでの参考にしてみてほしい。
(掲載されている内容はグー本誌2020年8月号の内容です)

新しい生活様式で楽しめる、手軽なクルマ趣味をご紹介
 日本のいわゆる普通乗用車を運転できる運転免許証の保有人数は約8千万人。そして軽自動車を含めた乗用車の保有台数は約6千万台にも上る。じつに多くの人がクルマにふれていることがわかるだろう。
 だが、そうしたクルマを利用する大部分の人は、単に『移動のための道具』としてクルマを捉えている。もちろん、それは間違いではなく、クルマが持つ一番の側面ではあるが、そのほかにもクルマは多くの可能性を秘めているのだ。それは、趣味や楽しみになり得るものでもある。
 『クルマでの趣味』と聞くと大げさに捉えられ、“ハードルが高そう”とか“クルマ好きだけのもの”と思われがちだが、楽しめる趣味と考えればその幅は広く、特殊なクルマを保有する必要もない。今の所有車で十分楽しめるものがたくさんある。
 現在、コロナ禍で新しい生活様式が提案されている。大勢で集まらず、人と接するときには密を避けるソーシャルディスタンスを守って生活するというものだ。
 本特集で提案する内容は、どれもそうした新しい生活様式のなかで楽しめるものばかりだ。また、在宅機会が多く、いつもよりクルマに触れる時間も多く取れるであろう今こそ、今までやらなかったことに新たに挑戦してみてはいかがだろうか?

『大変そう……』『踏ん切りがつかない』とついつい思いがち。でも、この機会に 今までやらなかったことにチャレンジしませんか!?

Challenge 1

キャンプ場イメージ画像

新型コロナの影響により、キャンプ場によってはレンタルを中止していることもあるので事前に確認しよう。

自然を楽しむアウトドアを目的に思い切って遠くまでドライブ
キャンプを中心としたアウトドアシーンとクルマは相性がいい。持ち運ぶ道具が多いこともあり、むしろクルマは必須ともいえる。流行りの車中泊も含め、クルマならではの自然とのふれあい方を知れば世界が広がる!

Challenge 2

サーキットのイメージ画像

サーキット走行を経験することで、クルマに対する考え方や運転の意識などが大きく変わるはずだ。

優良なドライバーを目指そう!!運転技術を上げるサーキット走行
クルマが好きなら一度は経験してほしいのがサーキット走行。法定速度を気にせず、クルマの持つ性能を思う存分体感することができる。加えて単に楽しいだけでなく安全につながる運転技術も向上できるのだ。

Challenge 3

DIYのイメージ画像

自分の手でカスタムをすることで、クルマの構造が理解できたり、知識がつくため自分のためにもなる。

愛車も自分の好みにDIY!?技ありカスタムを楽しもう
服や鞄を自分の好みで選んで組み合わせるように、クルマの見た目や性能もパーツや用品を選んで変えられる。クルマに対する深い知識がなくても、DIYで自分が納得する形を得られれば、より楽しさが増すこと請け合いだ。

Challenge 4

洗車のイメージ画像

小まめな洗車がクルマを長持ちさせる要因のひとつ。大がかりな洗車でなくとも定期的にやることが大切だ。

全身使ってエクササイズ愛車の洗車で運動不足も解消
自宅の車庫でも気軽にできる洗車。クルマがきれいになるうえに、今なら在宅で鈍った身体の運動不足解消にもなる。ガソリンスタンドでの洗車ばかりの人は、この機会に洗車に挑戦して互いのボディをリフレッシュ。

【思い切って初挑戦! 1】クルマで出かけるアウトドアのススメ

キャンプ場イメージ画像

今なら屋内より屋外のほうがやっぱり気楽になれる。お気に入りのクルマで出かけて、自然豊かなフィールドで開放感を楽しめば、素敵な思い出になること間違いなし。

icon クルマを活用すればアウトドアシーンが より身近なものとして楽しめる!

一度は経験してみたいオートキャンプの魅力
 アウトドアアクティビティのなかでも特に人気が高いのがキャンプだ。ひと口にキャンプといってもグランピングやキャビンなどさまざまなスタイルが存在するが、クルマをキャンプ場に乗り入れて行うキャンプのことを総じて「オートキャンプ」と呼ぶ。ドライブや観光地巡りも楽しいが、自然を満喫できるオートキャンプも魅力満載なので紹介しよう。
 オートキャンプのメリットとして、まず大量の荷物を楽に持ち運べることが挙げられる。クルマの種類にもよるが、たとえば今回使用したマツダ・CX-30の場合、荷室の約半分を使用することで1日に必要な道具を積み込むことができる。また、テント設営中などに急な天候変化があった場合など、車内に避難することができるので結構便利なのだ。
 オートキャンプの魅力は、自分のクルマを眺めながら家族や友人たちとバーベキューをしたり、たき火を囲みながらまったりするなど……楽しみ方は盛りだくさん。テントではなく、ミニバンの後席をフルフラットにして車中泊するのもよし、キャンピングカーで快適にキャンプを楽しむこともできる。最近ではクルマの屋根に設置する「ルーフテント」も人気なので、自分に合ったキャンプスタイルを見つけて楽しもう。
 ちなみにテントの設営に関してだが、やはりビギナーだと作業に時間がかかってしまうので、事前に一度練習しておくことをオススメする。
 また、普段と違う慣れない屋外での作業で疲れが出やすいため、帰路は小まめに休憩を挟みながら安全運転を心がけよう。


  • 荷物積み方の画像

    荷物は荷崩れが起きないように重い物から積み込んでいこう。また荷物を積み込みすぎると後方の様子が見えなくなり、運転に支障が出るので視界の確保を忘れずに。

  • サイドオーニングの画像

    日よけとして活躍するサイドオーニングはオートキャンプでは装備したいアイテム。メーカーによってはテントorシェルタータイプの物があるので、好みや用途に合わせて選ぼう。

  • ルーフキャリアの画像

    後席を使用したり、余裕を持って荷物を積みたい人にはルーフキャリアの装着をオススメする。見た目もアウトドア感が増して好印象だ。脱落しないようにしっかりと固定しよう。

  • 行った場所はココ!

    オートサイトは1区画ごとの余裕があり、ゆったりと過ごせる。また、手入れがいき届いた天然芝が色鮮やかで気持ちがいい。AC電源付きの区画も設定あり。

  • 行った場所はココ!

    オートキャンプ ユニオン
    千葉県印西市平賀2719
    TEL090-8503-8669
    www.camp-inba.com/
    1泊:5,000円(税別)
    デイキャンプ:2,500円(税別)

  • キャンプ場の画像

  • 駐車イメージ画像

  • 頼れる今回の相棒

    CX-30の画像

    ●新車価格帯:239万円から403万円  ●中古車価格帯:239.9万円から378万円

  • 頼れる今回の相棒

    [マツダ]CX-30
    新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を搭載したCX-30ならキャンプ場までの道のりも快適。i-ACTIV AWDやG-ベクタリングコントロールのおかげで悪路走行も楽にこなせる。

  • エンジンの画像

  • インテリアの画像

icon 注意するポイント!

  • ペグダウンの画像

    ペグダウンするときは地面に近い場所から打ち込む。1ヶ所打ち込んだら対角線上に移動し、シワを伸ばすように打ち込む。

  • プラスチック製のペグの画像

    テント購入時に付属するプラスチック製のペグは破損しやすいので鍛造ペグなどを買っておくと長持ちで安心だ。

  • バーベキューのイメージ画像

  • 炭の画像

開放感のある屋外でのバーベキューはキャンプの醍醐味だが、火の取り扱いには十分注意が必要。使い終わった炭やゴミは指定の廃棄スポットへ片付けるなど、利用するキャンプ場のルールに即した行動を心がけよう。


あると便利なビギナー向けキャンプグッズ

  • neos コンパクトキャンプベッドの画像

    [LOGOS]neos コンパクトキャンプベッド-AH
    5,900円(税別)
    エアマットだと膨らませるのに時間がかかるが、ベッドタイプのものなら簡単に組み立てられ、即寝床として使用できる。コンパクトにたためて収納もスマートだ。

  • セルフインフレート まくらの画像

    [LOGOS]セルフインフレート まくら
    1,800円(税別)
    割と見落としがちなのが枕。有無によって睡眠の質に大きな差が出る。セルフインフレートシステムで自動で膨らむため、素早く用意できて寝心地もグッと快適になる。

  • 3FDカートオンテーブルチェアセットの画像

    [LOGOS]Tracksleeper 3FDカートオンテーブルチェアセット2
    9,900円(税別)
    キャンプの必需品ともいえるアウトドアワゴン。この商品は荷物を運ぶのに重宝するだけでなく、テーブル&チェアセットにもなるため、 まさに一石二鳥の活躍をしてくれる。

  • サーモテクト 氷点下クーラータフ50の画像

    [LOGOS]サーモテクト 氷点下クーラータフ50-BJ
    2万5,400円(税別)
    飲み物や食材を保冷するにはクーラーボックスが必須。頑丈な造りなのでイス代わりとしても使用できる。キャンプ以外でも使えるのがポイント。


【OUTDOOR other models!】

アウトドアへのお出かけにオススメのクルマはこれ !

ジムニーの画像

THE定番&大人気

ガンガン使い込みたい!頼もしいツールとして注目
 ジムニーといえば唯一無二。SUVが主流の今にあって、軽自動車ながら本格派クロカンというのは、アウトドアでも頼もしい存在だ。
 走りは力強くて移動は快適、キャンプ場近くの悪路も問題なし。特に新型では振動や静粛性など、トータルでの走りの質にもこだわっていて、長時間の高速移動すらも苦にならないのには驚かされる。
 また、ワゴン的な使い勝手に優れるのもジムニーの持ち味で、キャンプではじつに頼もしい存在だ。リアゲートの開口部は広く、横開きなので開閉もしやすく、スペースも見た目から想像する以上に余裕たっぷり。スクエアなボディのメリットを存分に活かして、すみずみまでキッチリとスペースを活用できる。たとえばテントなどの長尺モノも積めてしまうほど。ソロキャンプやふたりでなら、後席をたたんでしまえば、さらに広大なラゲッジが出現する。
 街乗りも似合うが、やはり無骨さが最大の魅力。アウトドアでは少々のキズも気にせず、ガンガン使い込むのがジムニーらしさだ。

  • icon 原点回帰したデザインに注目

    ジムニー内装の画像

    ●中古車価格帯 169.8万円から453.1万円

    [スズキ]ジムニー(現行型)軽自動車ながらラダーフレーム、パートタイム4WDを採用した本格クロカン。やや丸みを帯びた先代型から一転して、直線基調のデザインへ原点回帰された。1.5Lエンジンを搭載する兄貴分のジムニーシエラも人気。

  • ジムニー内装の画像

    ●中古車価格帯 169.8万円から453.1万円

アウトドアには4WDが最適な理由

 4WD車はタイヤが滑りやすい悪路での発進、そして加速に強い。アウトドアで雨が降って、道がぬかるんだときなど、路面状況が悪い場合でも、動けなくなる心配が格段に減る。

  • 悪路走行イメージ

    多少の砂利道程度なら2WDでも普通に走れるが、天候によっては4WDでないとスタックすることも。

  • CX-30サイドのイメージ

    一般的にSUVは最低地上高が高いなど、舗装されていないキャンプ場の凹凸でもクルマを擦りにくい。

icon ほかにもある! 用途別のイチオシ車

  • フリードの画像

    車中泊
    [ホンダ]フリード(現行型)
    3列目を収納してベッドのようにくつろげるおやすみモードなど、多彩なシートアレンジは車中泊でも大活躍する。スモールミニバンだが、3列シートの長所を最大限に活かせる。
    ●中古車価格帯 95.8万円から276.3万円

  • プリウスPHVの画像

    電源供給
    [トヨタ]プリウスPHV(現行型)
    非常用電源としての活用は、トヨタが特に力を入れている。その筆頭格となるPHVは、家庭への電源供給も可能で、満充電なら一般家庭の8時間分をまかなえるほどだ。
    ●中古車価格帯 169万円から398万円

  • N-VAN+の画像

    屋外スポーツ
    [ホンダ]N-VAN+スタイル
    たためる助手席や積み下ろしが楽なBピラーレスの大開口部など工夫が満載。サーフボードやMTBの移動もお任せだ。バンながら、デザインはオシャレで街乗りも似合う。
    ●中古車価格帯 124万円から275.1万円

【思い切って初挑戦! 2】 サーキットデビューのススメ

サーキットを走るイメージ

“サーキットを走る”と聞くと、腰がひけてしまう人もいるかもしれないが、日常の安全運転にも役立つドライビングレッスンとして挑戦できたりするのだ。ぜひ、一歩踏み出してその魅力を知ってほしい。

敷居の高いイメージが先行しがちなサーキット走行
 クルマでのサーキット走行に興味はあるものの、運転技術やクルマの仕様など、いろいろな不安要素からハードルの高さを感じて躊躇している人は多いはず。でも、実際にやってみると思いのほか簡単、かつ安全に誰でも楽しめるものだと実感できます。もちろん安全に対する心構えなど、最低限の準備は必要ですが、難しいことではありません。
 各サーキットが実施するフリーの走行会イベントなら、簡単な講習を受けるだけで公式なライセンスなどは不要。ミニバンやSUVなどでは難しくなるものの、セダンやハッチバックなど、スポーツカーではない実用車でも全然参加はOK。交通違反を気にせず思いっ切り走らせることで、クルマの本当の性能や特性を知ることができます。日常での安全運転への意識や技術も高まるので、ぜひトライしてみてください!

サーキットデビューの心得

その1 走る前にオイル交換を実施
その2 走るたびに運行前点検を励行
その3 2から3周走ったら休憩を

 古いオイルでサーキットを走るとエンジントラブルのリスクが高まるので走行前にオイル交換を。タイヤ空気圧などもチェック。ガムシャラに走り続けるより2から3周ごとに休憩して冷静さを失わないことも大事です。

最低限必要な道具

  • ヘルメットのイメージ

    サーキット走行にまず必要なのがヘルメット。大事な頭を守るモノなので、やや高額でもしっかりした製品の購入をオススメします。

  • グローブのイメージ

    滑り止め付きの軍手などでもOKな場合もありますが、やはりサーキット走行用のグローブが必要です。自分の好きなブランドなら気分も高揚しますよ!

icon コスパがよく腕も磨けるオススメ車!

  • フィットRSの画像

    ●中古車価格帯 25.5万円から195万円

    [ホンダ]フィットRS(先代型)
    安定性と操縦性のバランスに優れ、初めてのサーキット走行でも安定性が高くて安心。クルマの性能を堪能しやすいモデル。先代型はMTも選択可。

  • スイフトスポーツの画像

    ●中古車価格帯 23万円から157万円

    [スズキ]スイフトスポーツ(先代型)
    スポーツカー並みの走行性能を備えるので、サーキット走行に少し慣れた頃、または上級者が本格的な走りを追求しても十分な1台。初心者でも安心して扱える。

こちらも注目! サーキットでドライビングレッスンを受けてみよう!

サーキットのイメージ

プロドライバーによるマンツーマン講習
 高性能なスポーツモデルに乗って、いきなりサーキットデビューするのはちょっとハードルが高い……と思っている人にオススメしたいのが「ドライビングレッスン」だ。
 今回、取材した美浜サーキットでは、月に2回ほどプロドライバーによるマンツーマンの走行講習が受けられるプログラムを開催している。これは、走行前に運転歴や車両の特性などについてカウンセリングをしてから、プロによる同乗レッスンを受け、その後で的確なアドバイスがもらえるというもの。1回の講習(20分)でも確実なスキルアップが望めるはず。また、サーキット走行講習(座学)も無料で受講することができるので、サーキットデビュー前の肩慣らしとして参加してみるのをオススメしたい。

  • 運転のイメージ

    講習は基本的に自家用車で行うが、クルマをレンタルすることも可能。初心者ドライバーの練習にも最適だ。

  • 美浜サーキット
    愛知県知多郡美浜町大字野間字馬池16
    TEL0569-87-3003
    https://mihama-circuit.com/
    一般:1,500円 会員:無料(2回目以降500円)

【思い切って初挑戦! 3】 お手軽カスタムのススメ

カスタムのイメージ

自分好みのスタイルにクルマをカスタムすることでクルマへの愛着も一層高まる。今回は初心者でも自宅でできるお手軽なカスタムを紹介する。

  • JET STROKEの画像

    国産・輸入車のカスタムや板金などを行うプロショップ。東京オートサロンなどでも数多くの賞を受賞。

  • JET STROKE
    千葉県鎌ケ谷市初富178-2
    TEL047-446-5557
    https://www.jetstroke.com/
    営:10:00から19:00 休:木曜日

  • 「教えてくれたのは」

    小田切祐介さんの画像

    JET STROKE 小田切祐介さん
    誰でも最初は初めてなので怖がらずにやることが大切です。まずは簡単なことから始めていきましょう。

  • 小田切祐介さんの画像

初心者でも簡単にできるお手軽カスタムのススメ
 お気に入りのクルマでも、どこかしらに不満を感じるポイントはある。カスタムはその不満を解消するために行うわけだが、自宅にいる機会が増えた今、この機会に自分でカスタムを施してみてはいかがだろうか。より愛着も湧くしクルマの知識も身に付くはずだ。今回は、千葉県にあるプロショップ『ジェットストローク』で初心者でもできるお手軽カスタムについて話を伺った。
 「カスタムをするにあたってまず必要になるのが工具です。大がかりなカスタムなら、それなりに工具が必要になりますし、知識も必要になりますが、車載工具だけでできる手軽なカスタムも多くありますよ」とはスタッフの小田切さん。
 「最近人気があるのは“ICE FUSE”。これはクルマの電気の流れをスムーズにしてくれるヒューズですが、純正のヒューズと入れ替えるだけでOKです。すべて交換するのが理想ですが、たとえばオーディオの音質を向上させたいといった場合、オーディオとつながっているヒューズだけを交換すればいいですし、エンジン関連の箇所を替えれば始動性がよくなったりもします。特別な工具も必要ないですし1個900円からなので非常にお手軽です」
 「次にオススメなのが剥がせる塗料です。カーカスタムの界隈では定番アイテムで、弊社で取り扱っているラバーディップがそうです。普通にスプレー塗料を塗る感覚で扱え、エンブレムにスプレーしたり、ドアミラーを黒くしてクルマをイメチェンできます。失敗しても剥がすことができるので、初心者の方にも挑戦していただきたい商品です」

ICE FUSEの画像

ICE FUSE 900円から1,500円(税別)
問ユナイテッドサウンド TEL050-3532-9055
宇宙開発などで使われている技術「極低温冷却処理」を採用し、クルマに流れる電気をスムーズすることでさまざまなプラス効果が得られる。

  • 取り付け作業の画像

    まずはヒューズボックスを探す。車種によって場所が異なるが、ほとんどはエンジンルーム内かダッシュボードに配置されている。

  • 取り付け作業の画像

    クルマの説明書を確認し交換したい箇所を決める。その際配置を忘れないようにメモや写真をとっておこう。

  • 取り付け作業の画像

    交換する場所のヒューズを車載している専用工具で抜く。工具がない車種もあるのでラジオペンチなどで抜いて製品を差し込めば完了。

  • スプレーフィルム miniのイメージ

  • [FOLIATEC]スプレーフィルム mini
    1,850円(税別)
    問アルバート リック
    TEL045-620-4180
    http://foliatec.jp
     通常のスプレーのような感覚で塗装できるラバースプレー。ボディ保護の効果も期待できる。ラインアップは全7色を用意する。

  • スプレーのイメージ

  • スプレーのイメージ

塗装する際はしっかりとマスキングし、通常の缶スプレーのように吹き付けるだけ。


  • 本格的にやるならコレ!

    ラバーディップの画像

  • 本格的にやるならコレ!

    ラバーディップはスプレーガンを必要とするが、缶タイプよりもきれいに塗装できるので、脱初心者を目指すならこちらでチャレンジしてみよう。



【思い切って初挑戦! 4】 セルフで洗車のススメ

洗車のイメージ

普段は洗車機に入れているという方も密を避けたセルフ洗車にトライしてみてほしい。洗車は運動不足の解消にもつながるので、ポイントを押さえて愛車をピカピカにしてみよう。

作業のポイントはキズ防止優しく洗えば誰でも簡単!
 最近ではクルマを洗車機に入れたり、手洗いでもガソリンスタンドで作業をしてもらうということが一般的になりつつある。それでもまったく悪くないが、ソーシャルディスタンスが叫ばれる今、自分で洗車してみてはどうだろうか?
 今までやったことがない人にとっては、洗車の手順がよくわからないし、多少不安になるかもしれないが、流れは至ってシンプル。シャンプーで汚れを落としたら、しっかり水ですすいで拭き上げる。このイメージを頭に入れつつ、ちょっとした注意点を押さえておけば誰でも簡単にきれいにすることができる。「下手な洗車はキズを増やすだけ」という声もあるが、ポイントをわかっていれば問題ないし、最近の洗車用品は性能に優れ、ビギナーでもうまくアシストしてくれる。きれいなクルマを見ると愛着が増すうえに、洗車は結構な運動にもなるのでオススメだ。

icon 作業手順はココを確認!

  • 洗車のイメージ

    01.いきなり洗いだすのは厳禁。まずは全体に水をかけてボディについたホコリをできるだけ流し落としてやる。

  • 洗車のイメージ

    02.シャンプーを準備する。ポイントは豊かな泡立ち。バケツにシャンプーを入れて水を注ぐと簡単にできる。

  • 洗車のイメージ

    03.使うスポンジは大ぶりで、目の粗いもの。上から下へ、力を入れずに滑らせるように動かしていくのがコツ。

  • 洗車のイメージ

    04.暑い時期はシャンプーの乾燥に注意。シミなどの原因になりかねない。乾きそうになったら水をかけてやる。

  • 洗車のイメージ

    05.水をかけてシャンプーを洗い流す。この場合も上から下へと進めると効率がいい。流し残しに注意する。

  • 洗車のイメージ

    06.柔らかいタオルや専用クロスを使って水分を拭き上げる。強くこするとキズになるのであくまでも軽く。

クルマが輝く! イチオシのカーケア用品

  • すすぎが速いクリーミーシャンプーの画像

  • すすぎが速いクリーミーシャンプーの画像

    [ソフト99]すすぎが速いクリーミーシャンプー
    オープン価格
    洗車は泡が命。クリーミーでふんわりとした泡の感触はクセになる。すすぎもかなり楽。コーティングされたクルマにも使えるのもうれしい。

  • インパクトジュニアの画像

    [シュアラスター]インパクトジュニア
    オープン価格

  • インパクトジュニアの画像

    ツヤにこだわるなら固形ワックスを選びたい。その代表といえばシュアラスター。天然のカルナバロウ配合にこだわり、濡れたような輝きが出る。

  • ユニセームの画像

  • ユニセームの画像

    [ユニ工業]ユニセーム
    オープン価格
    ソフトな風合いでキズを最大限に防いでくれる。吸水性は抜群で、サッとなでるだけで水分を吸い取れるので、洗車時間の短縮にも貢献する。

  • スマートミストNEOの画像

  • スマートミストNEOの画像

    [CCI]スマートミストNEO
    オープン価格
    耐久性とクリアなツヤが欲しいならコーティング剤。なかでもガラス系は人気の高い成分だ。洗車後の濡れたボディにスプレーするだけで作業は簡単。



まとめ

安全で新しい楽しみがクルマを通じて得られる
 新しい生活様式も始まっているなかで、クルマがあることで新たにチャレンジできる楽しみ方についてお伝えしてきた。
 まだ、ハードルが高く感じる人もいるだろうが、実際はいま所有しているクルマで気軽にできるものばかりなのだ。また、クルマとふれあうことで、これまでは感じなかった些細な変化に気づいたりもする。それは故障などのトラブルを避ける対策にもつながる。せっかく所有しているクルマをより楽しむツールとして活用してほしい。

※中古車価格はグーネット 2020年6月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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