新車値引き情報
更新日:2020.06.26 / 掲載日:2020.06.26

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 カローラツーリングから34.5万円引き!

From山口県

TOYOTA カローラツーリング
ハイブリッドW×B
トータル値引き 34.5万円
値引き率 11.3%

「キリよく切り上げ」って何!? はい、Xさんには参りました!

 プリウスの車検切れが9月なので、トヨタの全車種併売が実施されてからカロツーに買い替えるつもりだったが、とりあえず試乗だけでもと販売店へ。すると3月登録との条件付きで値引き34万円、下取り30万円を提示。
 思ったより好条件が出たので、気持ちが傾く。プリウスを複数の買い取り専門店に見せると、最高額50万円が出たので売却を決定。
 2回目の商談。下取りなしの支払い総額は279万円。
X「ドラレコとホーン、ルームランプを用意するので取り付けをしてもらえませんか? トノカバーとゴミ箱も欲しいなぁ。あとガソリン満タンと車庫証明手続きをサービスしてくれたら契約します。実印を持ってきていますよ」
セ(相談後)「1万円だけの負担で切りのいい280万円にします」
X「切り上げして『キリがいい』といわれても釈然としないですよね(笑)。じゃ、ライセンスランプをサービスで付けてください」
セ(再び相談後)「OKです」
 最終的に車両本体と付属品から34万5260円引き+無料サービス2万7368円相当となった。

値引き採点 5
併売前、専売車は「売れるときに売っておこう!」という意識が働いたせいか、値引きを緩めてくる傾向がありました。この例では無料取り付けまで含めると、実質的な値引きは40万円を超えます。


その2 ノアから46.8万円引き!

From熊本県

TOYOTA ノア
Si W×B II(7人)
トータル値引き 46.8万円
値引き率 13.2%

「Xさん、どこかで営業してました?」「いいえ、月刊自で勉強しました」(笑)

 ノアを対象に地元のトヨタA店と商談。車両本体値引き31万3670円、付属値引き3万6000円、13年落ちのヴォクシーが5万円となる。
 隣の県に遊びに行った際、トヨタB店へ。セールスさんが熱心に売り込みをかけてきたので、A店の見積もりを見せると「うちはもう少し頑張れます!」。そこで、こちらも本腰を入れることにした。
「条件しだいではここで買います」と伝えて、希望の条件をぶつける。さらに「実は、仕事帰りのため印鑑も持ってきています」と畳みかけると、顔色を変えて「交渉が上手ですね。以前、どこかで新車の営業してましたか?」といわれました(笑)。店長さんに相談した結果、車両本体から35万8930円引き、付属品55万9020円から10万8900円引き、下取り15万円となったので契約した。

値引き採点 5
相手が売る気満々とみて、一気に攻めたのが成功しています。越境作戦も有効でした。下取り車の高取り分を含めると、値引き合計は実質的に50万円を大きく超えていると考えていいでしょう。


その3 フリード+から27.6万円引き!

From滋賀県

HONDA フリード+
ハイブリッドクロスターホンダセンシング
トータル値引き 27.6万円
値引き率 8.7%

妻はクルマにこだわりなし。条件しだいで説得できます!

 シエンタとも商談したが、どうしても「顔」が好きになれない。本命のフリード+に狙いを絞って、経営の異なるホンダ3店と商談した。
 2回目は一人で出向く。
X「私はフリードを気に入っています。しかしクルマにこだわりのない妻は支払い総額で数十万円も安くなるシエンタに傾いています。説得するために頑張ってください。ホンダの販社のなかから一番安いところと話を進めます」
 3店にこう伝えたところ、セールスさんの印象が良かったA店が食いついてきた。
 最後は妻と訪問。粘った結果、車両本体22万3190円引き、付属品(26万6750円)5万3200円引き。他店を上回っていたため契約。なお、下取り車(A店=38万円)は納車(3か月後)が近づいた時点で、買い取り専門店と比較して売却を決める。

値引き採点 4
奥様をシエンタ派に仕立てて、支払い額の差を強調して攻めたのが効果を上げています。車庫証明/納車費用をカットして約28万円/8.7%なら文句なしの特上。下取り車の処分もうまい。


その4 スイフトスポーツから26.8万円引き!

From北海道

SUZUKI スイフトスポーツ
標準仕様(6MT)
トータル値引き 26.8万円
値引き率 12.1%

予算達成ならずとも大成功! 寛容な奥様に盛大な拍手を!

 スズキA店にてハスラーの見積もりを取るが、値引きは4万円。買う気を失う。
 いったん引き上げるが、A店で見たスイスポが気になりだしたので、経営の違うスズキB店へ。営業さんはすこぶる感じがいい。しかし支払い総額は210万円で、予算の200万円には遠い。
 A店に戻ってスイスポの見積もりを取るが、B店より高かったため退散。
 再びB店へ。予算達成を目指して商談するが、やはり10万円の上乗せは難しく、支払い総額は205万円。
 いったん引き上げて家内に相談。すると「205万円でOK」と了承してくれた。
 最終的に付属品を追加して支払い総額207万5000円で決着。値引きは車両本体20万8200円引き、付属品(16万985円)5万9745円引きとなっていた。

値引き採点 4
ノリのいい営業マンをズバリと攻めたのが勝因でしょう。スイスポから値引き率12%超なら特上クラスです。北海道という地域性を考えると、採点は「限りなく5に近い4」と思ってください。


その5 ヴェゼルから27.0万円引き!

From愛知県

HONDA ヴェゼル
Xホンダセンシング
トータル値引き 27.0万円
値引き率 10.8%

6年前のバトルを再現! 実質30万円引きを獲得!

 6年乗ったヴェゼルを買い取り専門店に見せるとA店は120万円、B店は130万円と、驚くような値が付いたので買い替えを決心した。
 エクストレイルやインプレッサG4も検討したが、本命はまたもやヴェゼル。
 下取り車を購入したホンダA店で見積もりを取ると、いきなり25万円引き! 前回、A店と競合して負けたホンダB店は値引き20万円。そこでA店の数字を伝えると、同じ25万円引きを提示してきた。ただし、これは「店長のもうひとつ上の決裁です」とのこと。
 結局、A店にて契約。最終的な条件は車両本体値引き24万円、付属品(21万3746円)値引き3万円、これにナビの地図更新6回分のサービス。なお、ホンダの下取り査定額は120万円だったので、買い取り専門店に売却。

値引き採点 4
無料サービスも含めると、実質的に30万円引きと考えていいでしょう。末期のヴェゼルとはいっても、ここまで取れれば合格です。下取り車もしっかり比較して高値で売却しています。


その6 N-BOXから24.6万円引き!

From埼玉県

HONDA N-BOX
カスタムG・Lターボホンダセンシング
トータル値引き 24.6万円
値引き率 10.6%

馴染みの店と決別……と思いきやダメもとで仕掛けたら大成功

 6年半乗ったN-BOX(走行7万km超)を購入したホンダA店で、同じくN-BOXの見積もりを取る。しかし、値引きも下取り額も思ったより低い。そこで、経営の違うホンダB店へ。すると値引き23万円、下取り42万円(A店は35万円)に。支払い総額はA店より10万円以上安い。
 決めようかと思ったが、ダメもとで再びA店へ。B店の条件を伝えると、「うちも負けません! 店長に相談してきます」と、俄然やる気モードに。提示してきた支払い総額は181万円。
X「ドアハンドルカバー(1万1770円)を付けて180万円になりませんか?」
 再び店長さんに相談。OKとなったので契約。最終的に車両本体値引き21万2791円、付属品(33万9680円)値引き3万3000円、下取り45万円となっていた。

値引き採点 4
競合を伝えないと、付き合いのある店は「買ってもらえるもの」と思って「安く売ろう」としてこないことがあります。このX氏のように、他店を先行させて揺さぶりをかける必要があります。


その7 ハスラーから11.4万円引き!

From茨城県

SUZUKI ハスラー
ハイブリッドX
トータル値引き 11.4万円
値引き率 6.3%

10年の付き合いはダテじゃない! 破格の高取りで報いてくれた。

 10年近く付き合っているスズキA店にて、新型ハスラーの見積書の作成を依頼する。5年落ちワゴンRの下取り額は49万1000円。値引きは当初、8万8000円だったが、話を進めると11万1870円に。態度を保留。
 買い取り専門店にワゴンRを見せたが、40万円でストップ。下取りに出したほうが有利のようだ。
 翌週、再びスズキA店へ。「長年の付き合いなので今回もこちらで購入したい」旨を伝える。最終的に下取り額は57万6000円にUP。値引きは車両本体8万9805円、付属品(6万9135円)2万3870円となった。ちなみに過去2回、ワゴンRを購入する際に系列の違うスズキB店とも商談してA店との競合にもち込んだが、二度とも白旗をあげてしまった経験から浮気は考えなかった。

値引き採点 5
獲得した値引き条件だけで判断すると採点は4ですが、下取りの上乗せ分を含めて5としました。57万6000円という金額は相場より10万円以上高く、まさに“超”がつく高取りです。


その8 S660から9.2万円引き!

From長野県

HONDA S660
モデューロX
トータル値引き 9.2万円
値引き率 2.7%

マイナス16万円!? 大損だ! チャラにならなきゃ買い替えない!

 2017年に3年の残価クレジットを組んでホンダS660を購入。残り10か月ほどで残クレ満了となる。
 S660がマイチェンするため買い替えを検討。担当セールスさんに見積もりを出してもらうと、下取り額は125万円。下取り車の残金は約141万円なので、マイナス分は16万円。これを支払わないと買い替えられない。大損なので「乗り続けます」と伝えると、店長さんが登場。
X「16万円が埋まらなければ話がスタートしません」
店長「なんとかします!」
 最終的に、下取り額を132万円にアップ。車両本体と付属品(35万5190円)から9万2088円引きを出して、マイナス分を埋めてくれたので契約。今回も3年の残クレを組んで、残価を115万円に設定し、月々の支払いは3万円に抑えた。

値引き採点 4
残クレのマイナス分を武器に上手に攻めています。値引き+高取りで合格ラインを超えていますが、経営の違うホンダとの競合にもち込めば、違った展開になった可能性があります。


提供元:月刊自家用車

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