赤ちゃんと車での長距離旅行｜気を付けたいことと必要な準備

赤ちゃんが車で長距離移動できるのは「首が座っているかどうか」がひとつの大きな目安になり、生後何ヵ月頃からかということに言い換えると生後3～4ヵ月頃ということになります。

しかし、首が座っていないとまったく外出できないというわけではなく、新生児用のチャイルドシートを使用すれば１～3ヵ月の赤ちゃんでも車移動が可能です。
とはいえ、赤ちゃんにとって長距離ドライブが負担であることに変わりはないため、赤ちゃんの様子には細心の注意を払いましょう。

赤ちゃんを乗せて車移動をする際には、通常時とは異なる注意が必要です。
ここでは、赤ちゃんを乗せて長時間の車移動をする際の注意点を6つ解説します。

赤ちゃんはまだ体力がなく免疫力も低いため、長時間のドライブではこまめな休憩が必要です。少なくとも1時間に1回は休憩を取るように意識しましょう。
高速道路に乗る場合は、事前に休憩できるサービスエリアをチェックしておき、休憩の間隔があきすぎてしまわないように十分に注意することが大切です。

赤ちゃんの体調が変化するなど、急な対処が必要になる場合があります。また、タイトなスケジュールを組んでしまうと、焦りから事故を招いてしまうこともあります。旅行をしっかりと楽しめるように、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

事故を起こさないことはもちろんですが、車の揺れや衝撃などによる負担をできるだけ少なくするためにも、いつも以上にていねいな運転を心がけましょう。

車内の暑さや直射日光は、大人にとっては大したことでなくても、赤ちゃんにとっては非常に大きな負担になってしまいます。窓に日除けを設置したり、エアコンの温度設定に気を配ったりするなど、赤ちゃんの健康状態を最優先しましょう。

渋滞に巻き込まれて赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまったときの対策を、あらかじめ考えておくことも大切です。普段家で使っている音の鳴るおもちゃなどを車に用意しておきましょう。

赤ちゃんを車中に残したまま車を離れると、熱中症を引き起こすなど死亡事故にもつながってしまうリスクがあります。例えちょっとした買い物でも、赤ちゃんから目を離さないことを徹底しましょう。

長距離の車旅行をする際の準備は、チェックリストを作っておくと忘れ物を防止することができます。準備しておきたいものの例は以下のとおりです。

このようにジャンル別にリストアップをしておくことで、チェック漏れを防ぐことができます。おむつや着替え、タオルなど、数量が必要なものは、枚数を記載すると良いでしょう。

体力がなく免疫力の低い赤ちゃんと一緒に旅行をするには、万全の準備を整えてから出発しましょう。持ち物の準備は事前に作成したリストに基づいて行っていくとスムーズです。
また、余裕を持ったスケジューリングをしておくこと、渋滞対策を行っておくことで、準備はより万全になります。

今回の記事を参考にしながら、赤ちゃんとの旅行を楽しんでください。