オートサロン
更新日:2022.12.20 / 掲載日:2020.01.10
【東京オートサロン2020】チューニング・カスタムカーを紹介 西ホール編

文●工藤貴宏
東京オートサロン2020は新型スープラの展示も多かった。しかしいっぽうで、トヨタが古いスープラ用純正パーツの再生産を発表するなど古いスープラにも強い光が当たっていた印象を受ける。
それを象徴する1台が、エアロパーツメーカーであるVARISの先代(80型)スープラだ。最新テイストのエアロパーツを装着しているのに加え、なんといっても思わず2度見した理由はボディカラー。かつて世界のトップモーターポーツで大活躍した「ロスマンズカラー」風なのだ。そのカラーリングに特別な感情を抱かずにはいられないクルマ好きを磁石のように引き付ける存在感が鮮烈だった。

オートサロン(の前身である「エキサイティングカーショー」)が始まった1980年代から、毎年注目されているロータリーエンジン専門チューナーのRE雨宮。同社の今年の展示も予想外の展開だ。なんと、スポーツカーのレジェンドである「ロータス・ヨーロッパ」に3ローターエンジンをドッキング。その美しい仕上げもさすが。

ポルシェ944のようなテイストを持ったデザインのバンパーを装着したRX-7は、クルマ好きを思わずニヤリとさせるその豊かな発想力に脱帽。こういうクルマが見られるのもオートサロンの醍醐味だ。




































