【ホンダ】ステップワゴンの特徴とメリット・デメリット

プラットフォームは3代目を踏襲しており、
スライドドア開口部分の床面地上高は390mmです。
日産・セレナよりも低く、ノンステップで乗降が可能です。
床が低いと、全高も抑えられ、低重心による走行安定性にもつながります。

コーナーでもはっきり感じられ、
タイヤがしっかりと路面に食いついていて非常に快適です。
2012年のマイナーチェンジで無段変速のCVTとアイドリングストップ機能を全車標準装備。
3列目シートが床下収納タイプですので、荷室を広々と使えるのもメリットです。

内装は基本設計の古さもあってか、
同クラスのトヨタ・ヴォクシーに比べると質感が劣ります。
もう少し、シルバーメッキの光沢感をインパネ周辺にちりばめても良かった気がします。

3列目シートの座り心地にやや難があります。
前述したように床下に収納するので、どうしても背もたれ部分が硬くなり、違和感があります。
エンジンフィーリングはそこそこ軽快ですが、日常域で使うパワーバンドが狭い印象です。
4000回転を超えないと、力強さを感じません。

ステップワゴンは、はっきりいっておすすめのミニバンです。
アウトドアにも良いですし、室内を広々使えるリーズナブルな車です。

ただ、人気車種だからこそ、行楽地の駐車場で必ず見かけてしまいます。
隣もステップワゴン、という状態がよくあります。
人と違った車に乗りたいと言う方にはあまりおすすめできないかもしれません。