ローカライズ
更新日:2019.10.29 / 掲載日:2019.10.29

意外と知らないHV・PHEV・EVの違い!気になるハイブリッドの燃費事情

意外と知らないHV・PHEV・EVの違い!気になるハイブリッドの燃費事情

最近はさまざまなハイブリッド(HV)車が出ていますが、ご自分の乗っている、またはこれから買おうとしているハイブリッド(HV)車の特徴や燃費の違いなど、理解できていますか?

ハイブリッド(HV)車にするからには、特に燃費は気になるところですよね。
ちなみに私はすごく気になります…。

各メーカーが出している車のカタログ値にも記載されていますがその数値は車によって
様々です。近年、車の燃費は向上しています。しかし、実際に車を運転していると、思ったような燃費が出ないなんて思っている人もいるのではないでしょうか?

私は普段「アクセラスポーツ」に乗っています。
メーカーのカタログ値では17.8km/lとなっていますが、普段乗っている燃費だと12~13km/lとカタログ値から離れてしまっています。

というように普段車に乗っているとメーカーの出している数値には乖離があることがわかります。

そこで今回は、昨今人気のHV・PHEV・EVの特徴や燃費の違いなどについて解説していきます。ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください!!

HV・PHEV・EVの違いについて

HV・PHEV・EVの違いについて

ハイブリッドの車って燃費がいいのは皆さんご存じだと思いますが、ハイブリッド車は各メーカーが注力し、多種多様な車に実装されています。

EV(エレクトリックビークル)
HV(ハイブリッドビークル)
PHV(プラグインハイブリッドビークル)
PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)

普段目にするこれらの車。皆さんは違いがわかりますか?
燃費だけでなく機能も性能も大きく違ってくるのです!

EV(エレクトリックビークル)

こちらは正確にはハイブリッド車ではありませんが、あとで紹介する車との比較のために最初にご紹介します。

EV車が走行する際に使うエネルギーは100%電気です。
ガソリンを使って動かすエンジンは搭載されておらず、外部からの充電によってモーターを動かし、走行します。ガソリンではなく電気ですので、維持費、走行費用は電気代だけで乗ることができます。EV車として現在国産で発売されている車種は日産リーフ、三菱i-MiEVの2車種になります。
ちなみに現在発売されている日産リーフ40kWhバッテリー搭載はカタログ値400kmの航続距離を実現しています。
そこで!EVの燃費性能をわかりやすくガソリン燃費に換算してみましょう!

【算出条件】
・リーフバッテリー容量40kWh
・ガソリン1lあたり150円
・1kWhの電気代を15円

こちらで計算していきます。
ガソリン1lを給油するとEVでは10kwh充電できる計算になります。
リーフの連続航続距離は充電満タン状態で400km走りますから10kwhだと100km走る計算です。
ガソリン1lに直すと…大体100km/1lという燃費になります。
あくまで単純計算ですが、ガソリン燃費に換算すると燃費が良すぎるという結果になります!

HV(ハイブリッドビークル)

プリウスを代表として様々な車に実装されている機構ですね。
この機構は1台の車に対し、二つ以上の動力源を持つ自動車のことを指します。
主にはエンジンとモーターこの二つ動力を効率よく使い分けながら走行します。
外部からの充電はできないもののエンジンを使って走行する際の余剰エネルギーをつかって発電し、モーターを動かします。そのモーターでエンジンをアシストしながらEV走行します。その際はガソリンを消費することなく走行可能のため、航続距離が長くなっています。そのため、ガソリン車よりも圧倒的に燃費が良く、またモーターの静粛性も相まって快適な運転ができるのが特徴です。
また、プリウスのカタログ値は37.2km/lと非常に低燃費です。

PHV(プラグインハイブリッドビークル)

PHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックビークル)

実はこの二つ、呼び名こそ違いますが同じ技術を使用しているのです。
メーカーによって呼び名が違うだけで性能は同じなのです。
その気になる性能はHV車とEV車のいいとこどり!
モーターを使っての走行も、エンジンを使っての走行も可能なのです。要は、“充電できるEV車”というわけです。

最大の特徴はエンジン単体での発電ができるということです。
エンジンを使って走行しながら発電をし、モーターを使って走行を補助しながら走行をできるということです!
また、外部から充電をして走行するという点に関しましてはEVと同じです。

まさしく、HV車とEV車のいいとこどりです!
日本で発売されている車種は
三菱アウトランダーPFEV 19.2km/l EV走行時60.2km/l
トヨタPHV 37.2km/l EV走行時68.2km/lです。
排気量、サイズ、用途と全く違う車ですので燃費に差は出てきてしまいますが
どちらも非常に燃費が良いお車です。


以上皆さん意外と知らないHV達の車の違いについて紹介しました!
それでは!

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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