カーライフ[2019.08.10 UP]

【グー連載コラム】クルマケア講座[メンテの最新常識 編]

メンテのイメージ画像

今どきのクルマは壊れにくくなっていますが、流石にノーケアではダメ。大切な愛車は長く乗りたいもの。消耗品の交換など定期的に愛車をケアしましょう
(掲載されている内容はグー本誌2019年9月号の内容です)

今までの常識が非常識!? コンピュータ診断が基本!

時代や技術の進化に合わせて常識は次第に変わっていく

 完全自動運転の実現に向けてクルマが日々進化し続ける今、整備やお手入れでも今までの常識が通用しないシチュエーションが増えてきている。今まではカンや経験が重要だったのが、車両内部にアクセスしてデータを見ながら不具合を見つけ、対処する場合が増えてきている。もちろん最終的には人間の手で部品を交換したり、調整するのだが、大きな転換期にきているのは確かだろう。
 これは一般ユーザーができる範囲にも関係していて、たとえばバッテリー交換は気軽にしてはダメ。今までやっていた人もいるかと思うが、ポイントを押さえないととても面倒なことになってしまうのだ。

修理もメンテもデータが命

 修理やメンテは職人の世界。経験に基づいたノウハウなどを駆使して対応していた。それが現在、コンピュータ制御が当たり前になってブラックボックス化。クルマがどうなっているのかはコンピュータにアクセスして調べるようになってきた。データを取り出す規格としては世界共通のOBD2というものがあり、ここにケーブルをつなげて読み出して診断する。ただし、データに表れない場合もあり、今のところ、経験も必要なのが実際のところだ。

これがコネクター。ダッシュボートの下など、最近のクルマは必ず付いている。

ケーブルをつなげると車両各部が現在どうなっているかが簡単に分かる。問題なければOKと表示されるので、修理だけでなく点検にも使えるので便利だ。


【最新事情1】 バッテリーを外すなかれ

 まず購入時にUVカットガラスを採用しているクルマを選ぶのも手だ。さらにUVカット効果があるウインドフィルムを貼るのも効果的で、透明なものなら前席両側にも貼れる。あとは駐車時にサンバイザーやボディカバーを使うのも有効だ。

【最新事情2】 各部の調節はコマンドで

インパネの画像

 エアコンやエンジンやトランスミッションの動きを調整するのも、アナログで行うのではなく、ツールからのコマンドで行う。また、ブレーキフルードの交換もツールからの指示でポンプを動かして行うクルマが増えてきている。

【最新事情3】 スマホのアプリでも可能

サンシェイドの画像

 整備には使えないが、上で紹介したOBD2のコネクターからデータを読みとって、スマホに表示させることができるアプリも出ている。スピードや回転のデータだけでなく、水温や油温も分かるので、愛車のことをもっと知りたい人にオススメだ。

車検のチェックにも影響!

 最近話題になったのが、車検時に警告灯が点いたままだとパスできないというもの。これも消すには専用の機器がないとダメ。またよくある、オイル交換まであと何kmといった表示もオイル交換をしただけでは元に戻らず、ツールをつなげないとそのままだ。

対応はディーラーでないとダメ?
バッテリーの画像

 結局のところ、最新の診断機がないとダメということなのだが、そういう機材はディーラーにしかないのだろうか? じつは汎用機器もあって、街の整備工場でも取り揃えているところは多い。そうでないとユーザー対応ができないので当然といえば当然だ。

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