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更新日:2020.10.09 / 掲載日:2019.07.04

免許更新などでカラコン(カラーコンタクトレンズ)を装着しても良いのか?

免許更新などでカラコン(カラーコンタクトレンズ)を装着しても良いのか?

グーネット編集チーム

免許証の取得時もしくは更新時に、適性検査や写真撮影が行われます。その際に、眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器等の着用について確認される事になっています。眼鏡やコンタクトレンズであれば、視力などの測定により適性が判断されることはご存知かと思いますが、では、カラーコンタクトレンズ(以下「カラコン」)の着用については、どのようなルールになっているのかご存知でしょうか。

また、今回は免許の取得更新時だけではなく、日頃の運転や、免許証を取得するための教習所での段階でのカラコンの着用などについてもまとめてご紹介します。

運転免許を取得・更新をする際にカラコンをつけて視力検査を受けられるのか

運転免許を取得・更新するときは、メガネやコンタクトレンズを装着している人であれば、免許の条件に「メガネ等」と記載されます。

度入りのカラコンを着用している場合には、コンタクトレンズを装着していることを申請する必要があります。申請をし、「カラコンによって本来の目の色と大きく様子が異なるわけではない」と判断されれば、メガネや通常のコンタクトレンズと同じようにカラコンを装着した状態で視力検査を受けることができる場合もあります。度なしのカラコンを装着して視力検査を受ける場合は、事前に外す必要があるので、保管ケースを忘れないようにしましょう。

もっとも、このあたりはかなり免許の更新を担当する警察によってかなり考えが異なっています。
度入りのカラコンを使っている場合は、1度事情を話して問い合わせを行うのが賢明です。
また、度が入っていないカラコンを装着している場合、取り外す必要が生じる場合もあります。

運転免許写真を撮る際にカラコンをつけて撮影しても良いのか

普段からカラコンを装着している人であれば、着ている服と同じようにファッションの1アイテムという感覚になっている人も多いのではないでしょうか。そのため、運転免許の写真を撮るときもファッション感覚でカラコンを着用したまま撮影ができると考えるかもしれません。

しかしカラコンを着用したまま運転免許を更新することはできないと考える方が良いでしょう。
なぜなら運転免許証は本人確認書類になるからです。そのため、本人確認の判断材料として目の大きさや色も見ているのです。

特に、「それをつけたことで、本来の目の色などと変わって見える」と判断される場合、通らない可能性が高くなります。また、模様の入っているカラコンなども出ていますが、これらも目の見た目を大きく変えてしまうため、使うことができません。

カラコン装着以外にも運転免許撮影のときに適さない例としては、以下のようなものがあります。

・メガネに光が反射してしまい、目を確認することができない
・マスクなど顔が隠れるものを着用している。
・髪や服で顔の輪郭が隠れている

このように、カラコン以外にも注意すべき点があるので、運転免許撮影のときは意識しましょう。

車を運転する際にカラコンをつけて運転しても大丈夫なのか

車を運転するときは、免許の条件に「メガネ等」の記載があれば、メガネまたはコンタクトレンズを着用しなくてはいけないことは周知の事実です。
しかし、カラコンを着用したまま運転しても大丈夫なのかは知らない人も多いのではないでしょうか。

カラコンは、サングラスと同じ扱いがされています。
普段の運転するときに日差しや紫外線対策でサングラスを装着する人もいるでしょう。カラコンもサングラスと同じように装着したままクルマを運転することはできます。

運転免許証にメガネ等の記載がある人はメガネやコンタクトレンズの代わりに度入りのカラコンを装着して車の運転をすることはできます。

夜間にカラコンを装着したままの運転は危ない

夜間にカラコンを装着したままの運転は危ない

グーネット編集チーム

ただ、「カラコンをして運転しても構わない」ということと、「カラコンをして運転しても安全だ」ということは、同じ意味ではありません。

夜の運転は、周りが暗く、見にくい状態になります。カラコンをつけていると、さらに視界や視認性が下がってしまいます。このため、夜間の車の運転は適さないといえます。
普段からサングラスをして車を運転している人であれば、日が落ちて視認性が悪くなったときに、昼間に装着していたサングラスを取り外した経験があると思います。

サングラスであれば運転している途中でもすぐに外すことができますが、カラコンとなるとすぐに取り外すことは難しいものです。そのため、夜間に運転する場合は、カラコンの装着は控えるようにしましょう。

教習所でカラコンは大丈夫?

教習所に入校するときはカラコンの装着は大丈夫なのでしょうか?
実際に免許証の交付がされるわけではないので、カラコンを装着した状態でも大丈夫と考える人もいるでしょう。
しかし、教習課程のなかで実際に公道に出て車を運転することがあります。

免許を取得する前に公道に出て車を運転する場合は、仮免許証が必要になります。
仮免許証には本人確認のため証明写真を載せる必要があります。カラコンを装着している状態だと目の大きさが変わることもあるため、証明写真として使用することができません。

教習所に入校するときはもちろん、教習中も基本的に視界の妨げになるという理由でカラコンの装着を禁止にしているところが多いようです。
実際の免許の更新においては警察ごとでスタンスが異なりますが、教習所の場合はそのほとんどすべてで、カラコンの使用を禁止しています。
カラコンを外してから教習所に行きましょう。

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まとめ

今回は、カラコンを装着した状態でクルマの免許の更新ができるのか、また運転や教習所での装着について説明してきました。

車の免許の場合、それ自体が身分証明証になります。免許に掲載される写真に関しては本人と確認できるものでなければなりません。目の大きさや色も判断基準になるのでカラコンを装着した状態で免許を更新することはできません。教習所の仮免許も同様にカラコンの装着をした状態では取得(多くの場合は教習も)はできません。

実際の車の運転に法律上の規制はありませんが、視界や視認性が悪くなる危険性があるので、運転するときはカラコンの装着は控えましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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