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車のニュース [2019.05.29 UP]

シトロエン、ニューモデル「C5エアクロスSUV」を発売

プジョー・シトロエン・ジャポンは、5月28日、シトロエンブランド初のSUV、「C5 AIRCROSS SUV(C5 エアクロス SUV)」を全国のシトロエン販売店で発売した。ラインナップは2リッター直4ターボディーゼル+8速ATを搭載するFF/右ハンドル仕様の1グレードのみで、車両本体価格は424万円。

※記事中の写真は一部欧州仕様車を含む

シトロエン100年の英知を注いだ「快適性」

 今年創業100周年のシトロエンは、かつてのハイドロニューマチック・サスペンション(ハイドロ)が象徴するエレガントな独特の乗り味で知られる。そのシトロエンが初めて手掛けたSUVとなるC5エアクロスSUVは、伝統のコンフォート(快適性)を前面に打ち出し、タフさや走破性の文脈で語られがちなSUVに、シトロエンらしい新たな価値を提案するモデルだ。
 エクステリアデザインからインテリア、乗り心地、安全性まで、すべての側面においてすべての乗員がより快適な移動を楽しめるよう、人間中心の視点で開発されたこのニューモデルは、「誰もが味わえる快適性をシトロエン独自のテクノロジーで実現する Citroen Advanced Comfort プログラムの一つの到達点」とされる。

「SUVで最も良い乗り心地」を提供

 Citroen Advanced Comfort は、サスペンション、シート、ゆったりとした空間、素材、エアクオリティ、音響という要素において、快適性を追求する開発プログラムだ。
 C5エアクロスSUVにおいては、Citroen Advanced Comfort プログラムに基づき、"魔法の絨毯のような乗り心地"を実現する新時代のハイドロ=「PHC(Progressive Hydraulic Cushions/プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)」を筆頭に、ラウンジのソファのような座り心地の Avdanced Confort Seatに後席3座独立シート、2重ラミネートフロントサイドガラス、PM2.5をシャットアウトするAir Quality System などを採用。
 さらに、レーンポジショニングアシストやパークアシストなど数々のADAS(先進運転支援機能)や、新世代高性能プラットフォームEMP2などによって、シトロエンならではの快適性を提供するSUVとなっている。

伝説のハイドロニューマチックの現代的版、「PHC」を搭載

Progressive Hydraulic Cushions(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)

 C5エアクロスSUVに "Magic Carpet Ride"、つまり魔法の絨毯のような乗り心地をもたらすために搭載されたPHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)は、通常のダンパーにセカンダリーダンパーを追加した、位置依存型(ポジション・センシティブ)のメカニカルなシステムだ。
 ダンパーシリンダー内にもうひとつダンパーシリンダーを備え、サイドにはストロークエンドに行くに従い小さくなっていく複数のポートが設けられている。セカンダリーシリンダー内のセカンダリーピストンのストロークが進むと、そのセカンダリーピストンがシリンダーに入り込み、ハイドロリックストップとして作用する。
 サスペンションが小さく細かく動く状況(車高が通常の高さから大きく外れない状況)や、サスペンションのストロークスピードが低い状況では、減衰力が小さく非常にソフトな、いわゆる"ゆるフワ"な乗り心地を提供。サスペンションが大きく動く状況では、前述のセカンダリーピストンとシリンダーが産み出す減衰力で衝撃をスムーズに吸収し、大きな凹凸を乗り越える際にも快適なフィーリングを提供する。
 C5エアクロスSUVのPHCでは、フロントは圧側伸側の両方にセカンダリーダンパーのハイドローリックストップを、リアは圧側のみに備えている。

セカンダリーシリンダー内にあるスプリングは内蔵ピストンを定位置に戻すためのもので、スプリングレートそのものには影響しない。

フランス車ならでは、“たっぷりふっかり”の「アドバンスドコンフォートシート」

 シートの座り心地にもこだわった。フランス車の伝統を受け継ぐ“たっぷりふっかり”したシートは、身体をソフトに包み込みつつ確実にサポート。シートクッション素材のポリウレタンフォームを徹底的に研究し、業界平均よりも密度の高い独自の高密度フォームを採用し、シート表皮中央部にはさらに15mm分のレイヤー(層)を重ね、座った瞬間の当たりの柔らかさと体へのなじみの良さを向上させている。
 このシートのメリットとして、座った瞬間に感じられるソフトで快適なフィーリング、たっぷりとったクッション厚さによる運転時の快適性、大きなシート座面および背面によるサポート性の向上、健全な姿勢の維持、高い耐久性、が挙げられる。
 その結果、動的な身体保持性能を向上させると同時に、ラウンジのソファのような快適な乗り心地を実現。さらに運転席にはマルチポイントランバーサポートも装備し、体形に合わせた微調整ができるだけでなく、8つのエアバッグが5パターンのマッサージを提供する。
 リアシートを独立3座としているのも特徴のひとつ。すべての乗員が同じ快適性を享受できるように導入されたもので、グランドC4 スペースツアラーなどのMPV/ミニバン用モジュラーシートのノウハウを応用。各シートは前後に150mmのスライド幅を持ち、バックレストは19°から26.5°まで5段階調整が可能となっている。

icon SHINE(ハーフレザーシート/ライト&ダークグレー)

icon SHINE パッケージオプション(ナッパレザー/ブラウン&ブラック)

繭に包まれたかのような卓越した静粛性

 乗員のコンフォート(快適性)に大きく影響する静粛性の向上にも注力。遮音性ラミネートをサンドイッチしたフロントサイドウィンドウを採用するほか、バルクヘッド(エンジンルームとキャビンの隔壁)などに防音材を入念に設置して、ロードノイズ、ウインドノイズを軽減している。
 こうして高められた静粛性が前述の乗り心地と相まって、まるで繭に包まれたかのような快適さを乗員に提供する。

アウトドアアクティビティにも対応するフレキシブルな積載能力

 SUVとしての使い勝手に関わるのが積載能力だ。C5エアクロスSUVは通常のリアシート位置でのトノカバー下のラゲッジスペースは580Lを確保。リアシートをスライドさせると670Lに拡大し、リアシートバックをすべて折りたためば1630Lものスペースが出現する。

ハンズフリー電動テールゲートで荷物の出し入れもコンフォート

  •  スマートキーを携帯していれば、リアバンパーの下で足を動かすだけで自動的にテールゲートが開く。スマートキーやダッシュボードのボタン操作でもゲートの開閉が可能。傘や荷物などで両手がふさがっているときなどに重宝する。

デザインや素材感、清浄な空気による最新シトロエン流コンフォート

 インテリアは最新のシトロエンのデザインコードを表現。SUVらしいタフさや守られ感、優しい造形とディテール、素材感が、心地よい居住空間を産み出している。
 視覚的な開放感と車輌感覚の掴みやすさを兼ね備えたコックピットは、水平基調のダッシュボードにスムースな素材とフィニッシュを採用。シートトリムとのカラーコーディネートで統一感を演出し、ダッシュボードやドアハンドル、コンソールなどのステッチや、ピアノブラック、落ち着きあるクロームがアクセントを加えている。
 メータークラスターには12.3インチデジタルインストルメントパネルのフルデジタルメーターが収まり、ダッシュボード中央には8インチタッチスクリーンを配置。エアコン操作、メディア再生、ナビゲーション(オプション)などの多彩な情報を指先で直感的にコントロールできる。
 さらに、ダイナミックエアフィルターシステムで車内の空気を安全、清浄、においのない状態に自動的に保つAQC(Air Quality System=エアクオリティシステム)が、快適で健康的な環境を実現。COやNOxなど、外気の汚れが一定レベルを超えたと検知すると自動的に内気循環に切り替え、アクティブカーボン(活性炭)フィルターが花粉や埃、PM2.5などの微細な粒子を取り除いて室内を清浄な空気で満たす。

安心と快適性をもたらすドライバーアシスト機能

 高度な安心こそが真の快適性を産み出すという考えから、C5エアクロスSUVはADAS(先進運転支援システム)を充実させている。

好みのラインをキープする「ハイウエイドライブアシスト」

 ハイウエイドライブアシストは、渋滞での完全停止と3秒以内の再発進が可能な「トラフィックジャムアシスト」と前走車との車間距離を保つ「アクティブクルーズコントロール」、車線の幅の中で任意の位置を保持する「レーンポジショニングアシスト」を統合したシステムだ。
 レーンポジショニングアシストは、これはシトロエンが属するグループPSAだけのシステムであり、車線のやや左側をキープしたり、例えば流れが遅い状態で左側を2輪車がすり抜けしがちな場合に車線のやや右側に寄せて走行させたりできる。車線中央のみの走行を強制されて違和感を感じるというようなことがなく、あくまで人の感覚に寄り添う快適な運転支援を行うことができる。
 そのほか、前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させるアクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)、約5km/h以上で走行している時に前走車との距離を検知してドライバーに注意を促すディスタンスアラート、斜め後方の死角に存在する後続車輌を検知して危険な車線変更を抑制するアクティブブラインドスポットモニター、対向車や前方車輌を検知してハイビームとロービームを自動で切り替えるインテリジェントハイビームなどを搭載している

  • ハイウエイドライブアシスト

  • トラフィックジャムアシスト

  • アクティブクルーズコントロール

  • アクティブセーフティブレーキ

駐車も安心、パークアシスト&バックカメラ

 パークアシストとバックカメラは、スムースかつ安全な駐車を支援する。パークアシストは車庫入れや縦列駐車の際に駐車可能なスペースを検知し、ステアリング操作を自動で行う。ドライバーはシフトチェンジとアクセルおよびブレーキ操作に専念できる。バックカメラは後進の際に後方の状況をタッチスクリーンに自動で写し出し、距離や角度が認識できるガイドラインと俯瞰映像により周囲の状況の把握を助けてくれる。
 また、トップリアビジョンは後退時、障害物に接近すると自動的にカメラのメイン画像を俯瞰映像のズームに切り替え、距離感を分かりやすくドライバーに伝える。
 ヒルスタートアシスタンスは、約3%以上の勾配の坂道で作動。ブレーキペダルを足から離した後も約2秒間制動力を維持し、坂道発進をアシストする。

  • パークアシスト

  • バックカメラ

  • トップリアビジョン

  • ヒルスタートアシスタンス

最新クリーンディーゼル+8速AT

ドライブトレインはクリーンターボディーゼルの「2.0L BlueHDi」と電子制御8速オートマチック「EAT8」という定評ある組み合わせ。もちろん最新の欧州環境基準に適合している。

ロングドライブに誘うドライブフィール

  • 2.0L BlueHDiエンジン

  • EAT8 シフトレバー

 2.0L BlueHDiは、2,000バールの高圧燃料噴射と可変ジオメトリーターボチャージャーの組み合わせで、最高出力130kw(177ps)、最大トルク400Nmを発生。低回転域からアクセルに忠実にトルクが立ち上がり、思い通りに車体を前に押し進める。
 市街地から高速道路までスムースでダイナミックな走りを実現しながら、CO2排出量はクラス最小レベル(燃料消費率16.3km/L・WLTCモード)を達成。酸化触媒、SCR(選択還元触媒)、DPF(微粒子フィルター)の3ステップで排出ガスから有害物質を除去。SCRにAdBlue(アドブルー:尿素水溶液)を使用することでNOxを最大90%除去可能となっている。
 EAT8は、日本のアイシン・エィ・ダブリュと共同開発の電子制御8速オートマチックで、3つのドライブモード(下記)を選択可能。エコモード時は新搭載のフリーホイール機能により、走行条件が許せばアクセルオフ時にクラッチを切り、燃費改善を果たす。

■エコモード:エアコンの最適化、フリーホイール機能により燃費走行に貢献
■通常モード:シフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートの最適化
■スポーツモード:シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更

FFでSUVのオフロード性能を実現

グリップコントロール

 C5エアクロスSUVはFFのみの設定ながらSUVとしてのオフロード性能を備えている。
 グリップコントロールはシトロエンのラリーフィールドでのノウハウを活用した車輌制御システムで、センターコンソールのダイヤルで路面状況に応じたモードを選択できる。マッド(泥)、スノー(雪)、サンド(砂)、そしてESCオフが用意され、標準装着のマッド&スノータイヤ(Michelin LATITUDE TOUR HP ※)とあいまって、FFならではのフリクションロスの小ささを活かした燃費の良さと優れた走行性能を両立している。
 ヒルディセントコントロールはセンターコンソールにオン/オフのスイッチを備え、勾配が5%以上の急な下り坂で自動的に車速を低速に保つことができる。

※:標準装着タイヤにスノーフレークマークはないため、チェーン規制下では走行不可

細部にいたるまでコンフォートを追求

パノラミックサンルーフ

 リアシート頭上まで広がる大面積のガラスエリアを持つパノラミックサンルーフは、すべての乗員が等しく移動の自由を味わえる装備だ。紫外線および赤外線を大幅にカットする特殊ガラスを採用し、前半部分は外気を取り入れられるオープンタイプ。室内側にはメッシュタイプの電動サンシェードを備え、一年を通して車内を快適に保つことができる。
 また、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するスマートフォン接続機能を備え、USBケーブルを接続するだけで対応ナビゲーション/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用できる。音声コントロールにも対応しており、安全、快適に操作が可能だ。
 センターコンソールのワイヤレス充電エリアは、ワイヤレス給電の国際共通規格・Qi(チー)を採用。対応スマートフォンを置くだけで充電できる。

  • ミラースクリーン

  • ワイヤレス充電エリア ※Apple CarPlayのワイヤレス接続には未対応

コンフォートをさらに極める「ナッパレザーパッケージ」

 既に述べたナッパレザーシート、パノラミックサンルーフ、フロントシートヒーターなど、C5エアクロスSUVのSUVとしての資質とコンフォート性能をさらに高めるオプションがナッパレザーパッケージだ。パッケージ価格は税込36万円。

  • ツートーンナッパレザー革巻きステアリングホイール/アルミペダル

  • ナッパレザーシート(ブラウン&ブラック)

  • フロントシートヒーター/運転席マルチポイントランバーサポート

  • パノラミックサンルーフ(電動メッシュサンシェード付き)

ボディサイズ/グレード/価格

ボディカラー

  • ブラン ナクレ

  • ノアール ペルラネラ

  • グリ プラチナム

  • ブルー チジュカ

  • ルージュ ボルカーノ

  • ブランバンキーズ ※受注生産

icon バイトーンルーフ(オプション)

3色のボディカラーにブラックルーフの2トーン仕様を設定。

  • グリ プラチナム

  • ブルー チジュカ

  • ブラン ナクレ

icon

グーネット編集部

ライタープロフィール

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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