カーライフ[2019.05.15 UP]

ICカード運転免許証と暗証番号を解説!暗証番号の役割や変更方法について

ICカード運転免許証と暗証番号を解説!暗証番号の役割や変更方法について グーネット編集チーム

運転免許を取得あるいは更新した際に、暗証番号を設定した記憶はないでしょうか。でも、日常生活で運転免許の暗証番号を使う機会はほとんどないため、いざ必要になった時には忘れてしまっている方も少なくないようです。では、運転免許証と暗証番号の役割、忘れてしまった場合や変更の仕方について解説していきます。

この記事の目次

免許証の暗証番号とは
ICカード運転免許証と暗証番号の関係
暗証番号を使う機会はほぼない
暗証番号を忘れた場合の対処法
新たに免許の交付を受ける時のみ暗証番号の変更は可能

関連情報

免許

免許証の暗証番号とは

平成19年1月から、偽造免許証による犯罪抑止や個人情報である本籍地の記載を券面から削除するなどのプライバシー保護の観点から、ICカード運転免許証が導入されました。運転免許証内埋め込まれたICチップには、免許記載の個人情報が電磁記録されており、その内容を読むためには、2組の暗証番号の入力が必要となります。通常は、運転免許を取得した際や免許更新の際に、本人が暗証番号を設定します。

あまり知られていませんが、暗証番号の設定は義務ではありません。しかしながら、ICカード運転免許証は非接触型のICチップを使用しているため、仮にICカード読取装置を近づけられると、自分の個人情報が抜き取られる可能性があるため、警察でも暗証番号の設定を推奨しています。

ICカード運転免許証と暗証番号の関係

ICカード運転免許証には、容量8KBのICチップが埋め込まれており、そこに顔写真、氏名、生年月日、本籍、免許証交付年月日、有効期間の末日、免許の種類、免許証番号が電磁的に記録されています。ちなみに、このICカード化に伴い、本籍はプライバシー保護の観点で表面から削除されています。

また、ICカードを導入することによって、免許証の偽造防止にもつながっています。今後、自治体の証明関連の窓口や金融機関などに免許証のIDを確認する機能を設けることで、偽造免許証での利用をなくそうという動きもあるようです。

なお、暗証番号は2組あり、1組目で本籍と写真以外の券面の情報が、2組目で本籍と写真の情報を見ることができるようになっています。

暗証番号を使う機会はほぼない

2組の暗証番号がセットされているICカード運転免許証ですが、現状では実際に日常生活で入力を求められることはほとんどありません。数少ない例外として、日本国内の米軍基地に入場する際に、2組の暗証番号の入力が必ず求められます。軍事施設のため、厳重にセキュリティが保たれているということになります。

暗証番号を忘れた場合の対処法

仮に暗証番号を忘れた場合、本人が免許証を持参して、警察署免許窓口や免許試験場・運転免許センターに申し出れば、暗証番号を教えてもらうことができますが、電話での照会はできないようになっています。なお、暗証番号の入力を3回連続で間違えるとロックがかかり、ICカードの情報が読み取れなくなります。この場合にも、警察署免許窓口や免許試験場・運転免許センターに出向いて解除を依頼する必要があります。

新たに免許の交付を受ける時のみ暗証番号の変更は可能

新たに免許の交付を受ける時のみ暗証番号の変更は可能 グーネット編集チーム

暗証番号の変更は、好きな時にできるわけではありません。更新、再交付、受験などで新たに免許の交付を受ける時のみ変更が可能となっています。したがって、通常は有効期間である5年もしくは3年ごとでしか、暗証番号の変更はできません。


ICカード運転免許証と暗証番号について解説をしてきましたが、元々は運転免許証の偽造防止が目的で導入されたものです。確かに、暗証番号の設定は義務ではありませんが、IC読取装置によって重要な個人情報が盗まれる恐れもあります。生年月日など類推しやすい番号ではなく、自分だけが分かる暗証番号を設定して忘れないでおくことが非常に重要です。

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