カー用品・パーツ
更新日:2019.05.17 / 掲載日:2019.04.12
【グー連載コラム】PARTS COLLECTION (2019年4月)

今年のGWは10連休ということで、愛車で長距離ドライブに出かけようと思っている人も多いだろう。安心安全なドライブにはカーナビが欠かせないが、本格的な製品を買うことに躊躇している人にオススメの最新アイテムをご紹介。これさえあれば長距離ドライブも快適なものになること間違いなし!
(掲載されている内容はグー本誌2019年4月号の内容です)
カーナビかスマートフォンか? 二つの長所を兼ね備えた話題のアイテム
今年のゴールデンウィークは10連休ということもあって、普段は近場までしか運転しなかった人もちょっと遠出してみようかなと思ったはず。
遠出ともなると欠かすことができないのが「カーナビゲーション」だ。一昔前までは2DINのHDDナビなどが主流だったが、スマートフォンの普及によりカーナビ事情も様変わりしている。
昨今車の需要が低迷しているのは周知の事実であるが、それに伴って本格的なカーナビ自体の需要も低下している。原因のひとつとして考えられるのはカーナビの価格帯が挙げられる。本格的なカーナビを購入するとなると10~30万円程度かかり、移動手段のために車を所有するオーナーにとってはかなりハードルが高いだろう。
またスマートフォンにインストールした地図アプリを使用すれば、わざわざ高価なカーナビを導入せずとも簡単にカーナビ代わりとして代用できるのがポイントだ。もっといえば、カーナビよりも渋滞情報の反映が早く、地図を更新する手間もかからない。このことから、とくにこだわりをもたないユーザーからしてみれば「スマートフォンでいいか」と思ってしまうのである。
ここまでスマートフォンの長所ばかりを述べてきたが、もちろん短所もある。
まず前提として、運転中にスマートフォンを操作することは法律で禁止されている。スマートフォンは操作が複雑で注意散漫になりがちなので危険であるということ。さらにナビを使うということは長時間の間アプリを起動しなければならず、バッテリーも使う分だけ消費する。そこで充電しながら使用することになるが、充電しながらの使用はバッテ
リーの寿命を著しく短くしてしまうといったデメリットがある。
つまるところどちらも一長一短で、自身にあったデバイスを使用することが一番なのだが、昨今のカーナビ業界ではスマートフォンユーザーに向けた製品も登場している。
例えばカロッツェリアから発売されている「MVH-7500SC」は、まさにカーナビとスマートフォンのハイブリッド的存在だ。1DINのヘッドユニットにスマートフォンをリンクさせ専用のアプリを用いて使用する。ユニットに割り当てられたボタンを操作することで、複雑な操作をせずともワンクリックで目的のアプリを起動することができるのだ。さらにスマートフォンを設置するクレイドルが装備されており、使わないときは本体に収納することができるため見栄えもいい。
このようにスマートフォンかカーナビか迷っている人に向けた製品も多く登場しているので一度検討してみてほしい。
carrozzeria MVH-7500SC

スマートフォンの多彩なアプリとカーオーディオの操作性が合体した夢のようなAVメインユニット。ユニットからスマートフォンを操ることで、これまでになかったような快適さとエンターテイメント性を獲得できる。
スマートフォンを固定できるクレイドルを本体に内蔵したことで、オーディオとの一体感を実現。フロントパネルを外すことでクレイドルを収納できる。
「スマートフォンリンク」により、スマートフォンにインストールされたアプリを快適に使用することができる。万が一に備え「衝突検知機能」などのサポート機能も搭載している。
問◎パイオニア TEL.0120-944-111(固定)/0570-037-600https://jpn.pioneer/