徹底分析中古車相場
更新日:2019.04.08 / 掲載日:2019.04.08
ハイブリッド車のスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた
グーネット編集チーム
21世紀を目前に控えた1997年に、世界初の量産ハイブリッドカーとしてトヨタ「プリウス」が誕生してから、早くも20年以上が経過しました。
このセンセーショナルな次世代のハイブリッドカーの誕生をエポックメイキングな出来事として世界中の人々が驚きを持って迎えたものの、今日のような進化と普及をどれだけの人が予測できたことでしょうか。
究極のエコロジーカーとして誕生したハイブリッドカーですが、現在までに発売されたモデルは決して一括りではなく、それぞれの自動車メーカーが工夫を凝らし各モデルともユニークな特徴を備えています。
搭載するハイブリッドシステムは、自動車メーカーの技術力を示すべく究極の燃費性能を追求したモデルをはじめ、モーターだけで走行する航続距離や軽量化、低速域からエンジンを力強く加速させるアシスト性能を持ったものなど、日々目覚ましい進化を遂げています。
また、エンジン出力をマイルドに補う低コストのハイブリッドシステム、前輪と後輪に独立したモーターを搭載し、緻密に動力配分を行う、走行安定性を強くアピールするスポーツ性能を高めた4WDモデルなど、今日ではバリエーション豊かなハイブリッドモデルがリリースされています。
今日では高出力エンジンをさらにモーターのアシストにより動力性能を高めたモデルや軽量化や低重心化に加え、高容量バッテリーを搭載し、ハイブリッドモデルならではの立ち上がりの良さを重視した、インテリジェントな高性能ハイブリッドスポーツカーが増えつつあります。
ここではエコロジー性能に加えて、力強い走りを提供するハイブリッドシステムを搭載するスポーツカーの代表的な車種をご紹介します。
CR-Z
グーネット編集チーム
CR-Zは、ホンダより2010年2月にリリースされた4人乗り3ドアハッチバックタイプのハイブリッドスポーツカーです。
Compact Renaissance ZEROから命名された「CR-Z」の車名は、従来の概念にとらわれないゼロからの新しいコンパクトスポーツカーの創造であり、ホンダらしいチャレンジスピリットあふれる意欲的なモデルとして話題を集めました。
空力特性を追求し、躍動感に満ちたエモーショナルなワンモーションフォルムの外観デザインを採用し、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)をi-VTEC 1.5L 直列4気筒SOHCエンジンと組み合わせ、ハイブリッドカーとしては世界初となる6速マニュアルトランスミッションを採用するなど、スポーツマインドあふれるパッケージングデザインが特徴です。
エコドライブからスポーツ走行まで3つのモードを備えたドライブシステムを採用します。
低重心で低速域から力強くエンジンをアシストするハイブリッドシステムは、スポーツカーらしくハンドリング性能にこだわった専用サスペンションや高剛性ボディなどの採用とともに、伸びやかでレスポンスの良い爽快な走りを提供するモデルとして高い人気を誇ります。
CR-Zのおすすめ人気車種・グレード
ホンダ CR-Z(CRZ)aマスターレーベル(2014年4月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)205/45R17 84W(後)205/45R17 84W
エンジンタイプ:LEA型 水冷直列4気筒SOHC16バルブ+モーター
排気量:1496cc
最高出力:120ps(88kW)/6600rpm
最大トルク:14.8kg・m(145N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:19.4km/L
車両重量:1140kg
新車価格:2,705,142円
自動車税:年間34,500円 ※
※自動車税は2019年2月時点で参照したものとなります。
CR-Zの価格相場(2019年2月28日時点)
新車価格帯:227~287万円
中古車価格帯:23~299万円
中古車平均価格相場:160.4万円
i8
グーネット編集チーム
i8は、ドイツの2014年8月より日本国内で販売を開始したBMWのプラグインハイブリッドプレミアムスポーツカーです。
薄型のフロントグリルから、一気にリヤエンドまで続くダイナミックで伸びやかな外観デザインを採用し、ワイド&ローの抑揚のある圧倒的で力強い存在感を放つ個性的な佇まいが特徴の4人乗りクーペモデルです。
LifeDrive(ライフドライブ)構造と呼ばれる、アルミニウムや炭素繊維強化プラスチックを使用した、独自の車体の基本構造コンセプトを採用し、軽量化と優れた乗員保護性能を実現しています。パワートレインは1.5L 直列3気筒ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを搭載し、フルタイム4WDシステムと組み合わせ、0-100km/h加速4.4 秒、最高速度120km/h、最長35kmのモーターのみのゼロエミションEV走行を実現するなど、究極の燃費性能と高性能のスポーツ性能を両立した先進のスポーツカーです。
i8のおすすめ人気車種・グレード
BMW i8(i8)ベースグレード(2014年8月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)195/50R20(後)215/45R20
エンジンタイプ:B38K15A型 直列3気筒DOHC12バルブ+モーター
排気量:1498cc
最高出力:231ps(170kW)/5800rpm
最大トルク:32.6kg・m(320N・m)/3700rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:19.4km /L
車両重量:1500kg
新車価格:19,170,000円
自動車税:年間34,500円 ※
※自動車税は2019年2月時点で参照したものとなります。
i8の価格相場(2019年2月28日時点)
新車価格帯:1,917~2,298万円
中古車価格帯:948~2,019万円
中古車平均価格相場:—-万円
ノート e-パワーニスモ
グーネット編集チーム
ノートは、日産が販売するコンパクトハッチバックモデルであり、2012年9月に誕生した2代目モデルに追加される形で2016年12月にシリーズハイブリッドシステムを搭載するEVモデルがリリースされました。
一般的なエンジンをモーターがアシストする「パラレルハイブリッドシステム」とは構造が異なり、エンジンは発電にのみ使用し、作られた電気でモーターを動かし走るのが「シリーズハイブリッドシステム」であり電気自動車(EV車)とも呼ばれます。
1.2Lエンジンと高性能駆動モーター&インバーターにより効率良く発電を行い、駆動用モーターの動力源として使用します。
2012年9月の誕生以来、EV車ならではのレスポンスの良い立ち上がりの鋭い走りを実現する「e-POWER」をはじめ、卓越した経済性やエコロジー性能に加え、優れた安全性能や静粛性により高い人気を誇る、日産の基幹モデルです。
なかでも日産のモータースポーツ部門であるニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)が手掛ける「e-パワーニスモ」「e-パワーニスモS」はボディの補強やサスペンションの強化に加え、空力特性を向上させるエアロパーツやハイグリップタイヤ、専用スエード調スポーツシートの装着など、ワインディングロードからサーキット走行まで爽快な熱い走りが楽しめるコンパクトスポーツカーです。
ノートのおすすめ人気車種・グレード
日産 ノート(NOTE)e-パワーニスモ S(2018年9月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)195/55R16 87V(後)195/55R16 87V
エンジンタイプ:HR12DE型 水冷直列3気筒DOHC+モーター
排気量:1198cc
最高出力:83ps(61kW)/6000rpm
最大トルク:10.5kg・m(103N・m)/3600~5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km /L(詳細不明)
車両重量:1250kg
新車価格:2,671,920円
自動車税:年間34,500円 ※
※自動車税は2019年2月時点で参照したものとなります。
ノートの価格相場(2019年2月28日時点)
新車価格帯:124~267万円
中古車価格帯:0.1~259.8万円
中古車平均価格相場:90.3万円