新車値引き情報
更新日:2019.02.26 / 掲載日:2019.02.26

【新車購入】読者の厳選レポート

C-HRから34.0万円引き!

From岡山県
TOYOTA C-HR
G
トータル値引き 34.0万円
値引き率 9.8%

「足がなければ迎えに行きます!」
この営業さん、永く付き合えますね


 水害によって10年前に購入したラクティスが全損となってしまったため、やむなく新車を購入することにしました。
 狙いはC-HR。ラクティスを買ったトヨタA店にて商談すると、いきなり30万円引き超の支払い総額335万円を提示してきました。「今回もこの店で買いたい!」との気持ちが強くなりましたが、月刊自家用車に「C-HRの攻略法はトヨタ同士の競合」と書いてあったのを思い出して、他店もまわってみることにしました。
 トヨタB店に寄ってC-HRの試乗を申し出ると「用意していません」とのこと。あれ? この店では試乗もさせないで売っているのだろうか? 発売直後のカローラ・スポーツにも興味が湧いたので、両車の見積もりを依頼しましたが「買ってくれるなら出します」と言い出す始末。これでは商談にならないと引き上げました。
 トヨタC店にも寄ってみましたが、ここもはっきりした条件を提示してきません。
 さて、どうしたものか? 「こういうときは月刊自家用車の電話相談室だ!」。
 早速、相談すると、松本さんから「もうひと押ししてみましょう。他のトヨタとの競合をにおわせながら、契約を条件に支払い総額330万円を要求してみたらどうでしょうか?」とのアドバイスをもらいました。
 再びトヨタA店へ。持参したハンコをテーブルに置いて、アドバイス通りに攻めました。
X「今回もセールスさんから買いたいと思っています」
セ「……う~ん……最初からぎりぎり限界の数字を出しているので330万円は厳しいです」
X「では、ブラインドコーナーモニター(4万2552円)を追加して、最初の数字と同じ335万円でお願いします」
セ「……わかりました……」
X「ところで納車費用はカットしたんですが、ここまで来る足がないんですよね」(笑)
セ「試乗車でご自宅までお迎えに行きますよ」
 最終的な条件は車両本体とメーカーオプション3万7800円/付属品51万6996円から34万420円引きとなっていました。

値引き採点 4
獲得した値引きは地域性を考えると文句なしの特上です。納車費用をカットさせて「迎えに来てもらう」というのもいい方法です。ただし他店からある程度の条件を引き出してから馴染みのA店を攻めれば、また違った展開になったかもしれません。

N-BOXから19.3万円引き!

From千葉県
HONDA N-BOX
カスタムG Lターボホンダセンシング
トータル値引き19.3万円
値引き率 9.4%

妻よ、待ってろ、俺が行く!
仲良し夫婦の「時間差攻撃」


12年落ちのワゴンRを買い替えることに。妻の本命はN-BOXで、私はスペーシアです。
 まずはホンダA店へ。下取り車はナビなどを取り外し、走れるだけの状態にして査定は5万円。値引きなしの支払い総額は213万円。一方、スズキは査定3万円で、208万円。
 後日、ホンダA店と商談。
X「N-BOXかスペーシアか、正直、迷っています。値引き条件も含めて頑張ってくれたお店で決めようと思います」
セ「うちは200万円を切れます。他店も見てまた来てください」
 好感の持てる回答でした。
 経営の違うホンダB店とも交渉。「200万円にはできると思いますが、それ以下はちょっと厳しいですね」と弱気です。
 その足でホンダC店へ。ここは以前別のクルマを2台買ったことがある馴染みのお店です。それだけに期待したのですが、A店の条件を伝えても「Xさんは付属品が少なく、残クレも利用しないので正直、条件が出しにくいのです」と予想外の反応。ちなみに、下取り査定はB店、C店ともに5万円でした。
 スズキにホンダの条件を伝えると、値引き15万円、支払い総額193万円を提示して「これは店長決裁です。これ以上は無理です」とのことで、私のスペーシア熱は冷めました。
 数日後、ホンダA店から「週末のフェアにぜひいらしてください」と電話が入りました。
 フェア当日、最初から私が行くと相手も固くなると思い、妻と子供のみで訪問。セールスさんの出方を見ます。
 商談中の妻から電話が入る。
妻「夫はスペーシアに未練があるみたいと言ったら、支払い総額を195万円にするって」
X「じゃ『夫がスペーシアと同じ193万円にして欲しいと言っている』と伝えて」
 再び妻から電話が入る。
妻「もうだめみたいよ」
X「じゃ、今から俺が行く」
 ホンダA店に到着。
X「貴方が一番頑張ってくれているので、こちらの希望がOKなら他店には行きません」
 いったん奥に引っ込んで「OKが出ました!」と満面の笑み。最終的に車両本体から16万4180円引き、付属品10万1520円から2万8620円。最後にガソリン満タンもOKに。

値引き採点 5
見事な夫婦連係プレーをみせてくれました。決めゼリフもたいへん効果的です。先月号で紹介したN-BOXの実例(値引き22万1000円/9.5%)には値引き総額こそ劣っていますが、付属品を抑えているので値引き率はほぼ同じです。




提供元:月刊自家用車


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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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