カーライフ
更新日:2020.04.03 / 掲載日:2020.04.03
【2020年版】燃費計算はアプリにお任せ!おすすめアプリ6選

グーネット編集チーム
駐車場やガソリンスタンドの検索など、ドライバーにとって便利なアプリが増えてきています。その中で燃料管理ができるアプリがあるのはご存じでしょうか。
燃費管理アプリは、ガソリンを給油したときに、ガソリン代や給油日、オドメーター距離などを入力するだけで、平均燃費や平均ガソリン代などを算出できるといったものです。さらに、毎回記入すればグラフ化することができるなど、より視覚的に燃費の管理が可能なものもあります。
本記事では、燃費計算をすることの必要性やメリットを振り返りながら、おすすめの燃費管理アプリを6つ紹介します。ぜひご自身に合ったアプリを見つけてみてください。
燃費計算をする必要性とは?

グーネット編集チーム
まず、アプリを選ぶ前に、燃費についての基本と燃費計算をする必要性を振り返っておきましょう。
カタログ燃費は実際の走行時の燃費と異なる場合がある
車を購入する際に見るカタログには、燃費が記載されています。この燃費は「カタログ燃費」や「モード燃費」といい、実際の走行時の燃費と異なる場合があります。
カタログ燃費とは、国土交通省が指定した走行モード(パターン)に基づき、自動車メーカーが計測して算出した燃費のことを指します。しかし実際には、信号が多い都心や信号が少ない田舎道など、人によって環境はさまざまです。また、運転の仕方によっても燃費は変わります。カタログ燃費はあくまで参考値であり、実際の走行時の燃費とは異なることを覚えておきましょう。
燃料計算をすると特定の距離間で使用した燃料の量がわかる
自動車のメーターに付いている燃料計は大まかなもので、1メモリが何Lかは正確にはわかりません。そのため、特定の距離間で使用した燃料を把握するには、燃費計算をする必要があります。
「満タン法」での燃費計算方法
「満タン法」での計算方法は、4つの手順を踏むことで計算が可能です。
1.給油時に燃料を満タンにし、運転席にあるトリップメーター(距離計)をリセット
2.次の給油時にも、燃料を満タンにする
3.トリップメーターの走行距離と給油した燃料の量を確認し、走行距離を燃料の量で割る
4.計算で算出した答えが実燃費となる(例:走行距離100km÷給油量10L=実燃費10km)
燃費計算をするメリット
カタログ燃費と実燃費が異なり、計算で実燃費が把握できることがわかりました。
ここからは、燃料計算をするメリットを具体的に見ていきましょう。
ガソリン代の節約に役立つ
実燃費を把握することで、1ヵ月にかかるガソリン代を把握でき、節約に役立ちます。毎月のガソリン代を把握し、過去のデータを管理しておくことで、生活費のうちどのくらいをガソリン代に費やしているのかがわかります。実燃費から計算することによって、節約に大きく役立ちます。
エコドライブの意識につながる
ガソリン代の節約にもつながるエコドライブは、環境に配慮した運転となります。
急発進や急加速、エンジンのアイドリング時間を減らすだけでもガソリンの消費を抑え、エコでお財布にも優しい運転になります。
また、最近の自動車は走行中にエコかどうかをリアルタイムでメーター内インジケータに表示し、色やアニメーション等でエコドライブを促してくれる機能が付いている自動車もあります。
例えばホンダでは、エコドライブを促すシステム「エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム」を搭載した車種があり、リアルタイムに燃費運転の結果をインフォメーションパネルに表示する機能があります。
給油するタイミングを予測できるようになる
実燃費から走行可能距離がわかるので、次の給油タイミングを大まかに予測することができ、慌てずリラックスして運転することが可能です。
普段運転する状況の中でも、特に高速道路を走行している時の給油タイミングは重要です。高速道路では、次のガソリンスタンドまでの距離が150km以上も離れている区間もあるので、途中でガス欠になるリスクがあります。
そのため、給油タイミングを予測できるのは大変心強いです。
燃費管理アプリを使うメリット

グーネット編集チーム
自動車の燃費やガソリン代などを一括管理できるのが燃費管理アプリです。まずは、燃費管理アプリを利用するメリットをご紹介します。
経費管理が楽にできる
会社に交通費を提出しなければならない場合や、社用車の使用状況を報告しなければならない場合に、必要な期間のデータをすぐに取り出すことができます。
また、アプリによっては、エクセルデータやメールデータなど、複数の出力形式を選ぶこともできます。
平均的な燃費がわかる
給油毎にデータの入力を継続していけば、平均燃費や最高燃費、最低燃費を常に把握でき、どのように運転すれば燃費が良くなるのかを知ることができます。
また、急に燃費が悪くなった場合にもすぐに気付くことができ、早めにメンテナンスにとりかかれます。中には、目標燃費を設定できるアプリもあるので、ガソリン代を節約する意識の向上にもつながります。
燃費管理が簡単に!おすすめアプリ6選
燃料管理アプリを使用するメリットを理解できたら、自分に合うアプリを選ぶ必要があります。ここでは、おすすめのアプリを厳選して6個ご紹介します。
愛車の情報を一括管理「Car Care」
複数台の自動車を一括管理したい人におすすめのアプリが「Car Care」です。登録可能台数に制限がなく、1台ずつ給油情報を記入することができます。記録したデータはグラフで表示でき、把握しやすいのがポイントです。
また、「リマインダー機能」を搭載しており、オイル交換の時期やメンテナンス時期を登録しておくことで、お知らせが届くようになっています。
対応OS:iOS
入力がカンタン「給油メモ」
ソニー損保が提供している燃費管理アプリで、入力画面表示が大きく容易に操作ができます。入力時に戸惑うことがないので、幅広い年齢層から支持されています。また「燃費チェック」ページでは、直近の燃費と平均燃費だけをシンプルに表示でき、燃費を確認する癖がつきやすい仕組みになっています。
さらに、証券番号や緊急連絡先を登録しておけば、トラブルが発生したときにワンクリックで保険会社に連絡できるページがあるのも特徴です。
対応OS:iOS/Android
レシート撮影で管理可能「e燃費」
少しでも楽に燃費管理をしたい人におすすめのアプリです。スマートフォンのカメラで給油したレシートを撮影し、走行距離のみを入力すれば燃費の記帳が完了。手間がかからないので、継続しやすいと好評です。
また、自動車の走行記録を残したい人にうれしい「ドライブログ機能」も付いています。車を運転する際にスマートフォンを持ち歩くことで、走行記録を残せます。
対応OS:iOS/Android
データのインポートが可能「Fuel Rec」
自動車の利用状況を管理したい場合や、走行距離や給油情報を提出しなければならない場合に、メールでエクセルでも編集可能なCSV形式で出力が可能です。そのCSVデータをインポートすることができる「データインポート機能」も搭載されています。
また、スマートフォンでは画面上にグラフとデータを同時に表示させられます。現在の平均燃費や走行距離などを把握しやすく、必要な情報を一目でキャッチできます。
対応OS:iOS
目標値が設定できる「シンプル燃費管理」
無駄な機能がなく、使いやすさを重視したシンプルな燃費管理アプリです。目標燃費を設定でき、目標との差を表示できるのがポイント。常に燃費を意識しながら走行するきっかけになります。入力データは一覧にしたりグラフ化したりすることができ、記録管理用アプリとしても快適に使えます。
対応OS:iOS
まとめ
燃費計算のできるアプリについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
燃費管理アプリはガソリンの給油時に、ガソリン代や給油日、オドメーター距離などを入力するだけで、簡単に平均燃費や平均のガソリン代などを算出できます。毎回記入すればグラフ化することができ、より視覚的に把握できるようになります。
ガソリン代の節約だけでなく、エコドライブやリラックスした運転にもつながるので、興味がある方は、燃費計算のできるアプリを使用してみはいかがでしょうか。