車種別・最新情報[2018.12.27 UP]

SUVテイストの軽ハイトワゴン、スズキ「スペーシア ギア」登場

広い荷室空間が人気のスズキ・スペーシアにSUVのテイストを盛り込んだNEWモデルがラインナップされた。アクティブなレジャーシーンにマッチするデザインと使い勝手を備えた「スペーシア ギア」を徹底解説する。
●文:横田 晃 ●写真:奥隅圭之

この記事の目次

スペース系軽+SUVのありそうでなかった企画
アクティブな内外観に本物の使える機能を搭載
<エクステリア>スズキ軽SUVのイメージを受け継ぐ力強いデザイン
<インテリア>広い室内空間にレジャーシーンでの使い勝手を盛り込んだ
ボディカラー

関連情報

ボディタイプ:軽自動車
SUZUKI スペーシア ギア

SUZUKI
スペーシア ギア

●発売日:’18年12月20日
●価格帯:161万4600〜181万3320円
●販売店:スズキ全店
●問い合わせ先:0120-402253

主要諸元(HYBRIDXZターボ4WD)
●全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1800●ホイールベース(mm):2460●車両重量(kg):940●駆動方式:4WD●パワートレーン:658cc直3DOHCターボ(64PS/10.0kg・m)+モーター(2.3kW/50N・m)●トランスミッション:CVT●JC08モード燃費(km/L):24.0●燃料タンク容量(L):27[レギュラー]●最小回転半径(m):4.4

スペース系軽+SUVのありそうでなかった企画

 スーパースペース系などと呼ばれる、室内空間の広さが売りの軽乗用車カテゴリーは、今や最激戦区。ダイハツがタントで先鞭をつけ、ホンダがN‐BOXでコンパクトカーユーザーまで取り込んで広げた市場は、かつてのセダンや2BOXに代わる、ファミリーカーのメインストリームとなった。  
 そんな中、最近街で目に付くようになってきたのがスズキのスペーシアだ。’08年にパレットとして誕生し、’13年の2代目でスペーシアに改名したが、当時はライバルの陰に隠れた感があった。それが’17年デビューの現行型3代目で、人気に火が付いた。独自のマイルドハイブリッドシステムによる高い経済性や、スーツケースをモチーフとした個性的なデザインが武器のそのシリーズに、新たに加わるのがアウトドアを意識した「スペーシア ギア」だ。  
 近年のスズキは、’14年に発売されたハスラー、’17年のクロスビー、’18年のジムニーと、SUVのヒットが続いている。中でもハスラーは、ワゴンRのメカニズムやパッケージをベースにSUVをクロスオーバーさせた商品企画で大ヒットとなった。     
 今回のスペーシアギアは、その応用ともいえるNEWモデル。もとよりアウトドアのベースキャンプにぴったりの広い室内を持つスペーシアを、クロスオーバーSUVテイストに仕立てた一台だ。

燃費性能と環境性能に優れたマイルドハイブリッドシステムを搭載

パワートレーンはNAとターボの2タイプを設定し、標準車のスペーシアで定評のあるマイルドハイブリッドシステムを組み合わせている。

人気の軽ハイトワゴンスペーシアがベースモデル

軽乗用車でも人気のカテゴリーであるハイトワゴンに分類されるスペーシアは、高い天井と低いフロアによって、ゆとりのある居住スペースを実現。派生モデルのスペーシア カスタムは内外装ともに存在感のあるデザインが特徴。カスタムにはターボモデルもラインナップ。

スペーシア

スペーシア カスタム

アクティブな内外観に本物の使える機能を搭載

 スペーシア ギアのキャラクターは、デザインをひと目見れば誰にでも分かりやすいだろう。
 無塗装の樹脂でプロテクター感を演出する武骨な前後バンパー。自由な造形が可能なLEDにもかかわらず、あえてトラディショナルな丸型としたヘッドランプとメッシュのグリルが醸し出す、SUVのようなアクティブな表情。ボディサイドにもタフなガーニッシュがあしらわれ、14インチのアルミホイールも、一見すると武骨なスチールホイールのようなデザインとしている。キャリヤを装着したり、タープを張るのにも便利なルーフレールも標準装備だ。
 どちらかと言えばかわいい印象の標準車のスペーシアや、アグレッシブで派手なエアロ仕様のスペーシアカスタムとも異なるその姿は、小粋なアウトドアブランドのコレクションを思わせる。車名の通り、このクルマはまさにアウトドアギアのひとつなのだ。
 ボディカラーにも、まるでアウトドアブランドのアパレルアイテムを思わせる、鮮烈なオレンジやブルー、グリーンなどの専用色とブラックの2トーンを5種類も用意。モノトーン3色をふくむ全8色が個性を競う。 
 インテリアもアウトドアムード満点の仕立てだ。標準車のダッシュボードは、外観と同様のスーツケースをイメージしたデザインだが、ギアのそれはタフなツールボックス風。メーターはアウトドアウォッチような機能性をイメージした造形だ。メーターリングやルーバーリング、シートステッチにあしらわれたオレンジのアクセントカラーも、機能的なアウトドアグッズを思わせるポイント。
 機能的に見えるだけでなく、このクルマのインテリアは、濡れたり汚れた服で乗り込んでもシミになりにくい撥水加工シートや、泥なども洗い流せる樹脂製のラゲッジボード、心置きなく自転車などを積み込める、防汚タイプのリヤシート背面などを装備。
 後席左側のメッシュタイプのシートバックポケットや、同じく右側の折り畳み式パーソナルテーブルなど、アウトドアのベースキャンプとしての機能もぬかりない。使い方に合わせて選べる、キャリヤやタープ類などの豊富なオプション用品も用意されている。
 2WDと4WDそれぞれに、NAとターボを設定。ターボにはパドルシフトやクルーズコントロールも備わる。衝突被害軽減ブレーキも全車に標準装備する。
 勢いに乗るスズキが投じた個性派が、軽自動車の激戦区に新たな旋風を巻き起こしそうだ。

<エクステリア>スズキ軽SUVのイメージを受け継ぐ力強いデザイン

エクステリアはSUVのテイストを盛り込んだデザインにまとめられ、ボディサイドにはタフさをイメージさせるガーニッシュをあしらっている。

14インチアルミホイールには、一見するとスチールホイールのようにも見えるハーフホイールキャップが付く。タイヤサイズは155/65R14。

ボディの前後には、プロテクター感のあるバンパーを採用しSUVのイメージを高めている。リヤゲートには車名エンブレムを配置。

スズキのSUVラインナップであるジムニーやハスラーなどを彷彿させる、丸目にデザインされたLEDヘッドランプを採用。

<インテリア>広い室内空間にレジャーシーンでの使い勝手を盛り込んだ

水平基調のデザインと機能性を両立させたインパネは、SUVテイストを盛り込んだ仕上がりで、ベースモデルのスペーシアと差別化を実現している。

助手席のアッパーボックスはタフなツールボックスをイメージさせるデザイン。他にもドリンクホルダーなどの収納を豊富に備える。

メーターには、アウトドアウオッチのイメージを取り入れている。メーターリングやルーバーリングにはアクセントとしてオレンジを配色。

シートのステッチにもアクセントカラーのオレンジを取り入れ、アウトドアギアとしてのイメージを高めている。

ハイトワゴンならではの大空間で、前後席ともにゆとりのある居住性を持つ。シートには撥水加工を施し、アウトドアレジャーへの適性を高めている。

リヤシート背面と荷室のフロア、ラゲッジボードは汚れに強い仕様。濡れたり汚れたアウトドア用品なども気にせず積み込める。フルフラットにすれば車中泊にも対応できる。

ボディカラー

アクティブイエローガンメタリック2トーンルーフ

ブリスクブルーメタリックガンメタリック2トーンルーフ

ツールグリーンパールメタリックガンメタリック2トーンルーフ

オフブルーメタリックガンメタリック2トーンルーフ

フェニックスレッドパールガンメタリック2トーンルーフ

ピュアホワイトパール

ブルーイッシュブラックパール

スチールシルバーメタリック




提供元:月刊自家用車

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