ドライブ[2018.11.21 UP]

飲酒後どのくらいで運転できる?酒気帯びで違反になるアルコール濃度・分解時間は?

お酒と車のカギ

お酒を飲んだあとの運転。飲んでから時間が経っていたり、少量の摂取だったなどで「運転は大丈夫」と思い込んでいても、一歩間違えると大きな事故に繋がります。実際どれほど飲めば「飲酒運転」になり、どれくらいで体内からアルコールが抜けるのでしょうか。飲酒運転をしないためにも、今一度確認しておきましょう。

この記事の目次

そもそも「飲酒運転」の定義は?
酒気帯び運転には2種類ある
実際どのくらいの酒量で違反になる?
飲酒後どれくらいで運転できる?

そもそも「飲酒運転」の定義は?

お酒を飲んだ後に車を運転することを「飲酒運転」と呼びますが、その「飲酒運転」にも、実は大きく分けて2種類あります。アルコール摂取量やその時の状態によって違反や刑罰が変わってくるということを知っておきましょう。

酒酔い運転

「酒酔い運転」とは、「アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態」のことを指します。この状態になると、直線の上をまっすぐ歩くことができない、受け答えが明らかにおかしいなど、客観的に見て「酔っぱらっている状態」となり、呼気中のアルコール濃度に関わらず、その場で検挙されます。
罰則は次に紹介する「酒気帯び運転」よりも重く、5年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。行政処分としては、免許取り消しの上、その後3年間は免許の取得はできません。

酒気帯び運転

「酒気帯び運転」は、「身体にアルコールを保有する状態で運転する状態」のことです。呼気に含まれるアルコール濃度の量を計測するのが一般的で、呼気1L中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上で違反となります。数値によって違反の有無や違反点数、行政処分も異なりますが、罰則はいずれにおいても、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となります。

酒気帯び運転には2種類ある

「飲酒運転」のうちの1つ「酒気帯び運転」も、呼気検査などで計測された数値によって2種類に分けられます。

違反となる酒気帯び運転

アルコール検査を実施し、呼気1L中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上の場合は「酒気帯び運転」で違反と判断されると解説しました。つまり、0.15ミリグラム以上の場合は取り締まりの対象となるということです。
違反と判断された場合、行政処分としては、アルコール濃度0.15ミリグラム以上0.25ミリ未満で違反点数13点、免停90日、前歴がある場合は免許取り消しとなります。0.25ミリグラム以上で違反点数25点、免許取り消し、その後2年間は免許の取得不可能と定められています。

違反とならない酒気帯び運転

一方、呼気1L中のアルコール濃度が0.15ミリグラムより少ない場合は、どのような処分となるのでしょうか。結果から言うと、0.15ミリグラム未満であれば、「酒気帯び運転」とみなされますが、違反とはなりません。罰金などのペナルティもなく、その場で注意を受けることになります。
ただし、数値として測定されなくても、明らかに酔っぱらっていると判断された場合は、上記の「酒酔い運転」として検挙されることがあるため注意が必要です。

実際どのくらいの酒量で違反になる?

では、実際どれほどの量のお酒を飲むと「違反」となるのでしょうか。これは言い換えれば、体内のアルコールが抜けるまでにどれくらいの時間がかかるのか、ということになります。もちろん、個人のアルコール分解速度や酒量によって個人差が大きく、一概に言うことはできないのですが、目安としてビール中瓶1本あるいは日本酒1合に含まれるアルコールを分解するには約4時間かかると言われています。
これは「体重60kgの成人男性」を基準とした時の数値なので、もちろん年齢や性別、体質、その日の体調などによってアルコールの分解速度が大きく異なるということを覚えておかなければなりません。

飲酒後どれくらいで運転できる?

個人差はありますが、基準として体重1kgにつき1時間に0.1gの純アルコールを分解できると言われています。ビール中瓶1本、日本酒1合に含まれる純アルコールは約20gなので、単純に計算してもビール中瓶2本を飲めば、翌朝までは運転できないということになります。深夜にお酒を飲んだ場合は、翌午前中の運転も控えましょう。

「酒酔い運転」「酒気帯び運転」いずれにしても、重大な違反や事故を起こす非常に危険な行為です。「少しなら大丈夫。」といった安易な気持ちが、一生を変えてしまうかもしれません。酒酔い運転や酒気帯び運転、そこから引き起こされる事故を防ぐためにも、アルコールを摂取した後は絶対に車を運転しないこと、運転する予定がある場合はアルコールの摂取をしないことを心がけましょう。

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グーネット SNS公式アカウント