カーライフ
更新日:2021.02.10 / 掲載日:2018.10.30

おすすめジュニアシート3選!対象年齢や着用ルール・取り付け方も解説

ジュニアシート

道路交通法ではジュニアシートの着用について規定されていますが、細かいルールは知らないという声も時折耳にします。ここでは、対象年齢や違反点数など、ジュニアシートの着用ルールに関する基本事項をまとめました。これから購入を検討する人は、編集部おすすめのジュニアシートもぜひ参考にしてください。

ジュニアシートとは?チャイルドシートとの違い

ジュニアシートとは、一般的によく耳にする「チャイルドシート」のうちの一つです。「チャイルドシート」は大きく分けて「ベビーシート」「チャイルドシート」「ジュニアシート」の3種類があります。一般的にはこれら3種類を全部まとめて「チャイルドシート」と呼んでいることが多いのですが、法令における正式な名称は「幼児用保護装置」です。

ベビーシートは、新生児からおよそ1歳未満の乳児が対象です。ベビーシートの次に使用するシートがチャイルドシートで、1歳頃から4、5歳くらいの幼児を対象にしています。ジュニアシートは、チャイルドシートを卒業する5、6歳から10歳くらいまでの児童を対象にしたものです。ジュニアシートを使用する体格の目安は、身長135cm以下・体重15kg以上です。

子供の成長と共にシートも変えていくのが基本ですが、最近では1歳から11歳くらいまでずっと兼用で使えるように設計された製品も数多く登場しています。

違反時の加点は?対象年齢は?ジュニアシートの着用ルール

道路交通法によると、「幼児用保護装置」の着用が義務付けられている年齢は「6歳未満」です。つまり6歳の誕生日を迎えるまでは、ジュニアシートを着用しておかなければ「道路個通法違反」として反則切符を切られます。

「幼児用保護装置」の着用義務違反の加点は「1点」です。ただし6歳未満であっても、次のような場合には「幼児用保護装置」の着用を免除されます。(参考:道路交通法施行令 第二十六条の三の二の第3項)
座席の構造のせいでシートの固定ができない
定員内で、幼児の人数分のシートを用意すると全員が乗れなくなる
ケガや病気など、療養・健康上の理由
幼児の体格や身体上の理由
授乳など日常生活上の世話
バスやタクシーへの乗車
道路運送法80条1項の規定で許可を受けた車で運送する際の幼児の乗車
緊急搬送

6歳の誕生日を迎えた後は、道路交通法違反の対象にはなりません。しかし子供の安全を考えると、ジュニアシートの対象である年齢・体格に至るまでは、ジュニアシートを使用し続ける方が良いでしょう。

ジュニアシートの正しい取り付け方と注意点

ジュニアシートを正しく取り付けることはとても大切です。ここでは、基本的な装着方法の説明と、取り付け時の注意点についてまとめました。

ジュニアシートの取り付け方

ジュニアシートは、座席の形をしている「シート型」と、背もたれのないクッションのような形をしている「ブースター型」の2種類が主な型です。

ジュニアシートの取り付け方は、次のとおりです。

1.座席の背もたれを適度な角度に調節する。100度~120度くらいを推奨
2.座席のヘッドレストを外す。外せないタイプならそのままでも可
3.シートを座席の上に設置。

こちらで紹介した装着方法は基本的なものなので、詳細はメーカーの説明書を確認するようにしてください。

助手席は違反? 取り付け時の注意点

座席の背もたれは極端に倒さないようにしましょう。背もたれを極端な角度にすると、ジュニアシートがフィットしなかったり子供が正しい姿勢で座れなかったりします。
安全のためにも、身長140cmくらいまではジュニアシートの装着をした方が良いでしょう。
法律上、助手席でジュニアシートを使用することは違法ではありませんが、エアバッグの展開する可能性を考えると、ジュニアシートは後部座席で使用することをおすすめします。

編集部おすすめ! 人気のジュニアシート3選

最後に、編集部で厳選したおすすめジュニアシートを3つ紹介します。

GRACO(グレコ)ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGR

GRACO(グレコ)ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGR

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6段階に調節可能なヘッドサポートと取り外しできる背もたれが魅力的。子供にとって嬉しい「おもちゃ入れ」や「ドリンクホルダー」も付いています。

重量:3.6kg
推奨体重:15~36.8kg
推奨身長:96~145cm
対象年齢:3歳~11歳頃まで

LEAMAN(リーマン)ジュニアシート リーマンジュニアEX

LEAMAN(リーマン)ジュニアシート リーマンジュニアEX

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リーズナブルなブースター型からは、こちらのシートがおすすめ。30mmの低反発ウレタンを使用した柔らかクッションが、子供のお尻を優しく守ってくれます。1.2kgと非常に軽量なので、子供でも持ち運びが可能です。

重量:1.2kg
推奨体重:15~36kg
推奨身長:100~138cm
対象年齢:3歳~10歳頃まで

Combi(コンビ)チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック GG

Combi(コンビ)チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック GG

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チャイルドシートとジュニアシートの併用タイプのため、1歳から長く使い続けられることがポイントです。頭部には「超・衝撃吸収素材エッグショット」を採用。背もたれを外してブースター型にすることもできます。

重量:5.3kg
推奨体重:9~36kg
推奨身長:70~145cm
対象年齢:1~11歳頃まで

ジュニアシートは形や対象年齢に様々なものがあるため、子供の成長に合ったジュニアシートを正しく装着することが大切です。6歳からは法令上の着用義務はなくなりますが、子供の安全を考えると、まだまだジュニアシートを活用し続けたいものです。子供の安全と未来を守るためにも、大人一人ひとりが安全に対する意識と関心を高めていきましょう。

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グーネットマガジン編集部

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