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更新日:2018.11.24 / 掲載日:2018.04.28

スバル「新型フォレスター」完全解剖!購入前に押さえたいポイントとは

スバルXVがフルモデルチェンジした時から、「次はこいつの番!」と囁かれていたフォレスター。いよいよ待望の新型が登場する。その全貌はまだ明らかにならないが、どうやら今年の夏商戦での登場が有力だ。まずはいち早く公開された北米仕様車で、その魅力を探ってみたい。

●主要諸元(北米仕様車の数値)●全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1730 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):220 ●パワートレーン:2.5L水平対向4DOHC(182hp / 5800rpm、176lb-ft(24.3kg・m) / 4400rpm) ●燃料タンク容量(L):63[レギュラー] ●トランスミッション:リニアトロニック ●駆動方式:シンメトリカルAWD ●最小回転半径(m):5.4 ●タイヤサイズ:225/60 R17(F)、225/55 R18(R)

  • 鳥の目を意識させるライト形状や大型グリル形状など、フロントマスクには従来型の流れを強く感じる。スポーツのハイグロスブラックのフロントグリルも印象的だ。

  • 最新スバル車に採用が進むスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の採用は、新型の大きなトピックス。サイズ的にはさほど変わらないが、中身の部分の進化は極めて大きい。

  • モダンキュービックフォルムの考え方が加えられたことで、新鮮味溢れるスタイリングを構築。このスポーツは、オレンジカラーを随所に盛り込むことで、アクティブ感も演出する。

色の対比でも躍動感を演出するスポーツに比べると、ツーリングは“DYNAMIC×SOLID”のイメージもあって、重厚なイメージを強く感じる。

 国内で展開するスバルのラインナップの中では控えめに映るフォレスターだが、実は世界に目を向けるとグローバル販売のトップセラーである。つまりスバルの実質的なエースモデル。そんなフォレスターの5代目モデルが、3月に開催されたニューヨークモーターショーで世界初公開された。
 エクステリアはキープコンセプトに軸を置きながらもじっくりと実車を眺めていくと、似ているようでかなり違う部分も見つけることができる。ボディのラインを効果的に魅せることで、従来型より筋肉質でたくましさを強めたスタイルへ“深化”している印象を受ける。従来型も後期モデルでその傾向を強めていったが、新型はスバルが進める塊感をベースとしながらも躍動感を強めていく“DYNAMIC×SOLID”のデザインフィロソフィーが、より明確になっていると言えるだろう。また写真では車格が上がったように感じるかもしれないが、ボディサイズは全長4625mm、全幅は1815mm、全高1730mm、ホイールベースは2670mmと、従来型の寸法と比べるとサイズアップは僅かに留まる。取り回し性などは従来型とほぼ同等というから、従来型を乗るオーナーからの乗り換えも大いに期待できそうだ。

現行インプレッサ&スバルXVがベースの、上質感ある内装

 インテリアはデザインと質感が、大きくレベルアップした現行インプレッサ&スバルXVがベースとなる。ただし、コクピット感覚を強める高さに配置されたセンターコンソールや、加飾やステッチなどを効果的に用いることで、昨今のSUVで重視されている上質感を巧みに演出している。
 公開された北米仕様車のパワーレーンは、従来型に設定されていたターボモデルが姿を消し、直噴化&約90%の部品が刷新された2・5LのNAエンジンのみの設定。直噴化により170hp/174lb-ft(24・0kg・m)から182hp/176lb-ft(24・3kg・m)へと出力が向上。動力性能の余力アップに加えて、おそらく燃費性能の向上も見込めるはずだ。なおトランスミッションは、販売数が圧倒的に少なかった6MTが消え、CVTのみの設定となった。
 プラットフォームはSGPをフォレスターに合わせて最適化。ハンドリングはもちろん快適性も大きくレベルアップしているそうだ。売りのひとつであるオフロード性能は、従来型同様の220mmの最低地上高や、アプローチアングル/ディパーチャーアングルを最大限に確保するなど、一定以上の配慮がされている。シンメトリカルAWDは、スバルの主力モデルに搭載されるアクティブトルクスプリット式にX-MODEの組み合わせ。ただし、新型のX-MODEは新たにモード切り替え式へアップデートされており、路面状況に応じたより緻密な制御が可能になっている。

新型フォレスターは「アイサイト・ツーリングアシスト」が加わる可能性も?

 先進安全装備はスバル独自開発の運転支援システムであるアイサイトを搭載。おそらく日本仕様車のシステムは追従機能を備えるアイサイト・ツーリングアシストが加わる可能性が高い。さらに後退時自動ブレーキや後側方警戒システムといった上位システムも備わるだろう。また新たにインパネ上部に配されるカメラでドライバーのわき見や居眠りを推定して注意を促す、「ドライバーモニタリングシステム」が採用されたことも、新型の大きなトピックだ。
 歴代のフォレスターはいずれも着実な進化を遂げ、代を重ねるごとに多くのオーナーを取り込み、その支持を広げてきた。5代目となる新型も、新世代SGPシャシーや最先端インターフェイスデバイスが採用されるなどの充実ぶりを考えれば、目の肥えた顧客が揃うミドルSUVクラスにおいて、多くのユーザーの期待に応えることだろう。
 なお、気になる日本デビューの時期は現時点では明確にされていないが、4月16日に従来型の受注がストップし、さらにスバル公式サイトに設けられた新型フォレスターの情報が発信されるというメールマガジン登録の対象期間(6月30日まで受付)を考えれば、ごく近い将来にデビューを果たす可能性が高い。現行インプレッサやスバルXVと同様の明確な進化ぶりを期待できるだけに、正式デビューの日が待ち遠しい。

インパネデザインは従来型と同様にインプレッサ系がベースだが、素材や仕立てが向上しており、プレミアム感が明らかに高まった。強力なライバルがひしめくミドルSUVたちとも互角以上に戦えそうだ。

  • スバル車初採用のドライバーモニタリングシステムは、インパネ上部のカメラで乗員の状態を認識し、居眠りやわき見運転を防止する。この価格帯のモデルとしては、いち早く導入される格好だ。

  • コンソールまわりのモニター&パネル類のすっきりとした仕立てぶりは、新型のストロングポイントのひとつ。日本仕様車でもこの美点は受け継がれるはずだ。

  • スバル独自のシンメトリカルAWDに、車両統合制御技術のX-MODEが組み合わされるが、X-MODEは走行モードが変更できる最新仕様が搭載され、よりきめ細かな走行制御が期待できる。

  • 北米仕様車のエンジンは、大きな改良が施されたFB25型の最新仕様を搭載。182hp/176lb-ft(24.3kg・m)と必要十分のスペックを発揮する。

  • 2018ニューヨークモーターショーでも注目の的!

  • 2018ニューヨークモーターショーでも注目の的!

    ニューヨークモーターショーは近年話題のモデルが発表されることで注目を集めているが、新型フォレスターはまさに今年の目玉。北米市場でも人気を集めるスバルの最量販モデルという理由もあって、大きな話題を集めていた。




新型 フォレスター エクステリア研究

スポーツ
 ラインナップ的には上級仕様に相当するグレード。従来型後期で設定された特別仕様車「X-BREAK」の流れを汲む設定で、前後リップ部やサイドガード下、ルーフレールなどにオレンジカラーを配するなどで差別化が図られ、カジュアルな雰囲気を高めている。


 初代フォレスターはクロスオーバーSUVの元祖として誕生した。そこそこラフロードも走れて快適にオンロードを過ごせるレジャーワゴンである。しかし、近年はSUV市場の拡大や多様化に加え、さらにスバルからよりカジュアルなスバルXVがデビューしたことにより、ラフロード性能を軸にしたアウトドアレジャー志向を強化している。そういった傾向を明確にしたのが従来型であり、今回ニューヨークモーターショーで発表された新型も、その流れを強めたSUVとしての機能性を強くアピールしている。
 エクステリアは従来型のイメージを継承。“DYNAMIC×SOLID”に基づいたスバルファミリーに共通するデザインを持たせるが、スポーティさを強く売りにする、他のスバル車とは異なるイメージだ。
 大きなクリアランスを持たせたホイールアーチやホイールセンターに近いサイドシルラインなど、従来型以上に悪路走破を意識した長いホイールストロークと、最低地上高の高さを直感的に意識させるデザイン。アウトドアライフを楽しむ人の定番ギアにふさわしいスタイルといえよう。
 さらに最低地上高は従来型と同じく、本格オフローダー並みの220mmを確保。ホイールベースは若干拡大されているが、全長は15mm短縮。全幅は20mmほど拡大されているが、取り回しサイズに大きな変化はない。
 パッケージング面は変化より熟成を重視した印象が強い。定番にふさわしい進化を遂げている。

基本デザインは従来型の流れを汲むが、近年のスバル車に採用されている最新デザインフィロソフィ“DYNAMIC x SOLID”が盛り込まれたことで先進感もアピールする。

最低地上高は220mmと従来と同様。全長は4625mm、ホイールベースは2670mm(従来型は4610mm/2640mm)と僅かに拡大。オフロード志向を意識した設計が盛り込まれている。

 ハイグロスブラックグリルの採用に加え、前後アンダーガードのデザイン意匠の違いも差別箇所。色の対比が絶妙なアクセントとなり、スペシャリティ感を高めている。
 ルーフレールはデザインよりも機能面を意識したオーソドックスな形状を採用。スポーツはベース部がオレンジカラーとなり差別化が図られる。
 スポーツのホイールは、ハイグロスブラックカラーの5本異型ツインスポークタイプを採用。スポーツのタイヤサイズは225/55R17。ツーリングは225/60R17となる。

ツーリング
 寸法面に違いは無いが、遊びゴコロが随所に注がれるスポーツに対して、グリルやリップ部がシルバー調となるツーリングは、通常仕様を意識させる生真面目な印象が強い。アルミホイールも幅広スポーク形状が採用されている。




新型 フォレスター インテリア研究

スポーツ
ブラック&グレーを基調に描かれるインパネまわりは、インプレッサの流れを汲む最近のスバル車に共通するデザイン。スポーツはパネル意匠やシートステッチにオレンジカラーが配されることで、差別化が図られる。

 エクステリア同様にインパネまわりのレイアウトイメージに大幅な変化はない。しかし、全体的な質感や洗練感は向上し、現代的な印象が強まった。
 インパネ造形はインプレッサとほぼ等しい。ディスプレイ表示を大きく、操作系をコンパクトにまとめ、面の切り返しや立体感を強めるべく配置された加飾パネルにより贅肉のない機能感を演出する。インパネまわりの圧迫感の減少は、助手席に座る乗員にも有り難い。
 キャビンは前席の乗員間隔を20mm、室内有効長を33mmほど拡大。ヘッドルームは従来型と同じ。僅かながら広くなったが、実質的には同じと考えていい。また、後席の座り心地も大きな変化はなく、寛いだ着座姿勢ではないが、拘束感が少なく、長時間走行にも十分なシートサイズだ。
 ドアパネルはサイドシルを被うSUVらしい設計。後席の乗降性向上を狙ってリヤドアの開口角度や頭抜け、脚捌きスペースも拡大している。大型ステップが配されることで、ルーフレールへ積載する時の作業性も申し分ない。

荷室の拡大、ドアロック連動スイッチの追加で利便性向上へ

 荷室は奥行き、幅とも約30mmほど拡大したが、居住性と同様に向上の恩恵は若干であり、適応用途を拡大するほどの変化はない。ただし、後席使用時の荷室容量は520Lとなり、ゴルフバッグの横積みも可能となった。リヤゲート開口幅は約130mm増加し、パワーリヤゲートにはドアロック連動スイッチが追加されるなど、利便性も高まっている。

  • 室内寸法のゆとりを生かした開放感溢れるレイアウト。素材感が高まったことに加えて、後席まわりは足元も頭上まわりも広くとられており、ミドルSUVの強みを感じさせてくれる設計も見所。取材車のシートはファブリック&レザーのコンビ仕様だった。

  • センターコンソールには7速シフト機構を持つCVTシフトレバーとダイヤル式のX-MODE制御スイッチが配置される。スポーツのパネルカラーはオレンジ。

  • スポーツはシートのほか、助手席前のソフトパッドやドアトリム部にもオレンジステッチが刻まれる。手触りのよい素材が用いられるなど、プレミアム感の演出も巧みだ。

ツーリング
メーターやスイッチ類の基本レイアウトや、パッド&トリムまわりの素材は共通のものが使われる。パネル意匠やシートステッチがシルバーとなり差別化が図られる。

  • いずれもシート形状は共通の仕様だが、シートカラーは4タイプ設定することで選択肢を増やしている。取材車にはレザー素材のブラックシートが装着されていた。

  • センター部にディスプレイを配する自発光式の大型2眼メーターを採用。右がスピードメーター(240km/hスケール)、左がタコメーター(6000rpmがレブリミット)となる。

  • 北米仕様車のモニターはパネル一体タイプ。日本仕様への導入は不明だが、メニュー項目には電話やアプリケーションの項目が設けられるなど、スマホ感覚のインターフェイスが採用されていた。

  • 従来型のサンルーフも大きな開口部を持っていたが、新型もその美点は踏襲。豊かな開放感をワンタッチ操作で体感することができる。

  • メーター中央部にインフォメーションディスプレイが配置される。燃費情報やアイサイトの操作など、様々な情報がステアリングスイッチの操作で表示される。

  • コンソール上部に配置されるサブカラーディスプレイには、少ない視線移動で車両が発信する様々な情報を確認できる。優れたインターフェイスは新型でも健在だ。

  • 広々とした荷室は新型でも踏襲される。荷室開口幅が拡大され収納性が向上したことに加えて、従来型で生じていたシート格納時の出っ張りも改善。完全なフラットフロアが実現している。

メカニズム&装備 詳報

 北米仕様車には、直噴システムの採用や振動低減設計が与えられた、2・5LのFB25型の改良型が搭載される。まもなく発売が囁かれる国内仕様車では、この2・5Lエンジンに加えて、従来型と同様の2Lクラスエンジンの投入も予想される。従来型の2Lエンジンはポート噴射仕様のFB20型だが、新型ではインプレッサ同様の直噴仕様となり、大きな進化を遂げるだろう。ミッションは引き続きリニアトロニック(CVT)が採用されるが、変速範囲の拡大やステップ変速の7速化が施され、快適性と効率向上の改良が加えられている。
 シャシーはインプレッサから展開している次世代プラットフォーム、SGPを採用している。サスペンションとロール中心を一致させたサブフレームマウントなどで、操安性と乗り心地の両立を図った設計が特徴だ。
 そして見逃せないのが4WDシステムである。他のスバル車同様に多板クラッチにより後輪の駆動伝達と差動制限を制御する電子制御型で、悪路踏破向け制御を加えた「X-MODE」を採用するが、深雪や泥濘対応の「D SNOW・MUD」が加わり、過酷な路面状況での踏破性が高められている。
 アイサイトはツーリングアシスト機能を備えるバージョン3の採用が予想されるが、さらに赤外線カメラによるドライバー認識機能が加わり、わき見、居眠り警告まで行う。同システムは顔認識により、カスタマイズ登録ドライバーを自動選別するのも特徴。先進安全装備系も最新型にふさわしいも大きな進化を遂げている。

ボディ&シャシー

 従来型も改良ごとに進化を果たしていたが、新型はSGPの採用により、シャシー性能が大幅に向上。高張力鋼板の使用箇所の拡大や取り付け部&車体剛性の強化、高性能吸遮音材の採用により、動的質感も高まった。直進安定性を高める足回り設計など、走りの魅力を高める手法も見所だ。

  • フレーム構造の抜本的な見直しにより、衝突安全性の向上に加えて、車体の曲げ剛性とねじり剛性も高まった。動的質感に対しても多大な貢献を果たしている。

  • デザイン&サイズ感は従来型のイメージを踏襲するキープコンセプト路線だが、メカニズム系はスバルが持つ最新技術が惜しみなく注がれている。

  • ステアリングギヤボックスは、ラックギヤのギヤ比に変化が付くVGR(Variable Gear Ratio)タイプが採用され、直進安定性と取り回しの良さを両立する特性を手に入れた。

インプレッサを皮切りに、スバル車に搭載が進む、スバルグローバルプラットフォーム(SGP)。剛性と軽量化を両立したシャシーの恩恵により、従来型以上の良質な走りが期待できる。(※画像はXVのシャシー)

パワートレーン

 2.5L4気筒の水平対向エンジンは、アウトバックやB4に搭載されているFB25型をベースにフォレスター用に新規開発されたユニット。出力特性は182HP/24.4kg・m(従来は175HP/24.0kg・m)まで高まった。ミッションも改良型リニアトロニックが搭載され、ドライバビリティを高めている。

  • 排気量やボア×ストロークなどは従来のFB25型と同じだが、直噴化や熱マネージメントシステムの改良などで動力性能のみならず環境性能も高まった。実燃費の向上も大いに期待できそうだ。

  • リニアトロニック(CVT)も改良された新型にアップデート。リダクションギヤ比の見直し(1.405→1.342)により7段変速化を実現。内部構造の見直しによりフリクション低減も図られた。

  • スバル車初となる冷却水コントロールバルブの採用により早期暖気を実現。JC08モードにおける暖機時間がXV対比で約40%短縮され、燃費改善と出力特性向上に貢献している。

  • 従来ユニットはポート内噴射式だったが、新型ユニットは筒内噴射を行う直噴仕様に進化。同時により高い燃焼効率を実現するため、エンジン全体の90%が新規製作されている。

装 備

 レジャーユースを強く意識するキャラクターもあって、従来型でも機能装備の充実ぶりが際立つが、新型は乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」やきめ細やかな空調設定を実現する空調HMIの採用、スマートフォン対応の強化など、インターフェイス面が大きく強化されている。

  • ドライバーモニタリングシステムは、スバル車初採用となる顔認証を用いた乗員認識技術。シートポジションやドアミラー角度、空調設定などを登録したドライバーごと(5人まで)に認識できる機能を持つ。

  • ドライバーモニタリングシステムはドライバーの顔画像をもとに居眠りやわき見運転なども検知。アイサイトとの協調制御を図ることで、より高い安全をドライバーに提供する。

  • スバル独自の先進安全装備アイサイトの詳細は明らかにされていないが、強力な運転支援機能「ツーリングアシスト」を備える最新バージョン3の装着が有力。

  • 北米仕様車に搭載されていたモニターはタッチパネル式。スマートフォンとの連携を前提としたメニューが並んでいるが、日本仕様車はレス仕様が標準となり、ユーザーの好みでナビを選ぶスタイルになるだろう。

開発エンジニアインタビュー

(写真右)
株式会社スバル 商品企画本部
プロジェクトゼネラルマネージャー
布目 智之氏

(写真左)
株式会社スバル 商品企画本部
デザイン部 主査
大関 透氏


――フォレスターはスバルを支える基幹モデルですが、フルモデルチェンジで変えた所、変えなかった所はどこでしょうか?

布目 変えなったところはSUVとしての基本的な部分、視界の良さや使い勝手、スペースなどです。逆に変えた所は、ドライバーズカーの楽しさだけでなく、同乗者全員が快適に過ごせること、そしてSUVですので、冒険を後押しできるクルマにしたことですね。

――外観のデザインの考え方は?

大関 新型はダイナミック&ソリッドに加えて「モダンキュービックフォルム」を意識しました。室内が広いクルマは四角いクルマになりやすいのですが、箱型にならないようキャビンとボディに一体感を持たせ、そこからフェンダーがシッカリ出てくる手法を用いました。

――ボディサイズは若干アップしていますが?

布目 発想は「大人5人が快適に過ごせて、その中で最も小さいクルマ」です。なので、人に対しては我慢せずに寸法を使いましたが、決して不用意に大きくしていません。最小回転半径も抑えているので、取り回し性はほぼ変わりません。

大関 狭い寸法の中でSUVの力強さを出すのは、我々のチャレンジでした。「寸法をください」ではなく、トータルバランスの中でどのように見せるかに注力しました。

――インテリアはどうでしょう?

大関 インプレッサとスバルXVをベースにしていますが、ドアまで回るラウンド形状はユーザーを守るイメージ。インパネからドアトリムまで幾何学のテクスチャーを回すことで、メカニカルで頼れる雰囲気を演出しています。センターコンソールは高さと幅を上げて、インパネから繋がる強さを表現することにより、結果としてSUVの逞しさを出せたと思います。

――北米仕様の新型には「ツーリング」と「スポーツ」のふたつがありますね。

布目 ツーリングは従来から踏襲した標準的な仕様、スポーツは若年層に向けた提案で、コンセプトカー「ヴィジヴ・フューチャーコンセプト」のイメージを体現させています。

――パワートレーンは直噴化された2・5リットルNAとCVTの組み合わせですが、ターボという選択は考えなかったのですか?

布目 無かったですね。今回はドカーンと出るパワーよりも、街中でキビキビ走ることを重要視しました。2・5Lは従来のユニットよりもパワーが出ていますし、燃費とのバランスも取れています。最適な選択だと思っています。

――シャシーはどうでしょうか?

布目 ターボがない=スポーティではないと言う意見も聞きますが、新型は間違いなくスポーティです。ただ、ドライバーだけが楽しいのではなく、同乗者への快適性を確保するにはSGPは欠かせませんでした。素性は重要ですね。

――走りに関しては、仕向地による違いは出るのでしょうか?

布目 基本はグローバルで1スペックです。良い物であれば世界のどこでも通用すると思っています。

――今回は「X-MODE」がモード切り替え式になりましたが?

布目 先代もX-MODEを設定していましたが、ユーザーに聞くと「使ったことがない」と。そこで新型では路面状況に合わせて分かり易く設定しました。

――新採用の「ドライバーモニタリング」はどうでしょう?

布目 これは凄く便利な機能です。基本はわき見/居眠りを推定して注意を促すことで安全運転をサポートしますが、登録したドライバーを顔認証で判断し、ドアを閉めるとシートポジションやドアミラー角度、空調設定などを自動で調整してくれる便利な機能もあります。

――間もなく登場する日本仕様はどのようになりそうでしょうか?

布目 それはまだ言えません(笑)。でも想像以上のプラスαはありますので、ご期待ください。

フォレスター「新型vs従来型 」取り対決

従来型のフォレスターは、走りも装備もパッケージ&ユーティリティも、高いレベルでバランスが取れていた優等生モデル。たとえ新型が最新技術の採用で大進化を果たしたとしても、「すぐに飛びつくのはなちょっと」と感じるユーザーも多いはずだ。ここではそんな新型と従来型をポイントごとに比べることで、どのように変わったのか? を徹底チェックしてみるぞ。

「エクステリア」 サイズ寸法の差は本当に僅か 車格感は変わっていない

 一見では従来型とさほど変わっていないように見えるが、現車を見ると印象は結構違う。新型は2015年東京モーターショーでお披露目された「ヴィジヴ・フューチャーコンセプト」のイメージに近い印象だ。プロポーションやボリューム感からボディサイズはかなり大きくなったように見えるが、新型と従来型のサイズの違いは僅かなもので、インプレッサやスバルXVと比べると最小限のサイズアップだ。両車の車格感は大きくは変わっていない。なお最小回転半径は新型は従来型に対してプラス0.1mの5.4m。実際の取り回し性もほぼ変わらない。

icon ●新型フォレスター● ダイナミック×ソリッドの採用で ボリューム豊かな風貌を手に入れた

  • 従来型と比べると、サイズアップは僅か。見るべきはダイナミック×ソリッドが注がれたデザイン面。前後のオーバーハングが短くなり、パネル意匠もエッジを効かせた形状になった。

icon ●従来型フォレスター● サイズ寸法の差は本当に僅か 車格感は変わっていない

  • 力強さをデザインテーマとしている点は同様だが、新型と見比べるとその風味は大人しめ。デザイン的な古さは感じないが、躍動感の演出は控えめだ。

「インテリア&ユーティリティ」 キャビンの質感向上は明らか 荷室の使い勝手も向上した

 新型のインパネデザインはインプレッサ系の流れを汲むレイアウト。これは従来型から引き継いだ手法だ。新型と従来型で決定的に異なるのは質感の違い。新型は質感が大きくアップしているので、キャビンの印象は従来型よりも車格感が高まったと感じる。ユーティリティ面は、全幅の拡大が室内の乗員同士の距離拡大、ホイールベースの拡大は後席の居住性アップに用いられており、実際に座ると後席は広さを実感できるレベルの進化だ。積載性も1300mmに拡大された荷室開口幅など、従来型以上の機能性を備えている。

icon ●新型フォレスター●

  • インパネデザインはインプレッサ系がベース。加飾などでインプレッサ系との差別化が図られる。荷室幅も拡幅されゴルフバックがそのまま真横に収まる広さを獲得した。

icon ●従来型フォレスター●

  • 2012年の登場以来、数度の改良が加えられているが、メーター&スイッチ類の配置はともかく、質感が高まった新型のキャビンと比べると残念ながら明らかに見劣りしてしまう。

「パワートレーン」 新型はターボ車の設定なし NA車の動力性能には大きな違い

 新型のパワートレーンは2.5L・NAにCVTの組み合わせ。エンジンは直噴化に合わせて90%が新設計された最新仕様が搭載される。一方、従来型は2L・NAと2Lターボが選べ、CVT(一部6MTの設定もあり)が組みわされる。NA車同士でスペックを比べると、排気量の違いもあって差は大きく、新型は182HP(184.5PS)/176lb-ft(24.3kg・m)で、従来型は148PS/20.0kg・m。さらに最新シャシーの採用とCVTの熟成度の違いを考慮すれば、大きな差は出るだろう。また、初代からラインナップされてきたターボモデルやMT仕様がなくなったことも残念な部分。

icon ●新型フォレスター●

  • 新型に搭載される2.5L・NAエンジンは、大改良により大幅なスペックアップを果たした最新仕様。

  • SGPや改良型CVTの採用など、走りを下支えする部分のアップデートも新型の大きな見どころ。

icon ●従来型フォレスター●

  • 従来型の2L・NAは148PS/20.0kg・mと必要十分のスペックを持つが、新型の2.5Lと比べると見劣りがする。

  • 従来型もX-MODEは搭載済み。モード変更機構は持たないが、高い悪路走破性を持っている。

「装備&メカニズム」 基本系装備に差は少ないが 新型は利便系装備を大幅強化

 新型にプラスされた装備は「あったらいいな」と思うアイテムばかり。スバル初採用となるドライバーのわき見や居眠りを推定して注意を促す「ドライバーモニタリングシステム」や「後席用充電USBポート」、きめ細かな設定が可能な「空調HMI」など、利便装備の充実が際立つ。さらにアイサイトはレヴォーグに採用されているツーリングアシスト付きが設定される可能性が高い。一方、従来型はそれらの目玉装備こそ備わらないが、利便系装備は過不足ない内容。アイサイトもバージョン3と十分な性能を持っている。

icon ●新型フォレスター●

  • ドライバー認識機能を持つ「ドライバーモニタリングシステム」は、今後普及が進んでいくことが予想できる、最先端のインターフェイスデバイス。

  • 日本仕様車のアイサイトは全グレード標準化に加え、強力な運転支援を持つツーリングアシスト機能が備わる可能性が高い。

icon ●従来型フォレスター●

  • 従来型のアイサイトは、2015年のマイナーチェンジの際に認識性能が向上したバージョン3にアップデート済み。

  • 従来型の先進安全装備はOP設定という機能も多い。死角をカバーする全方位警戒機能もOP設定で対応。

「新型フォレスター」ライバル先取り比較

実力車がズラリと揃うミドルSUV。だが大きな進化を遂げた新型フォレスターならば、強力ライバルたちと互角以上に戦えるはずだ。ここではライバル車の中からキャラクターが近いエクストレイルとアウトランダーをライバルに指名。ミドルSUV選びの重要ポイントを比較してみるぞ。

国産ミドルSUVのライバルたち!

  • SUBARU 新型フォレスター
     従来型もシンメトリカルAWD+X-MODEによる高い走破性能や、アイサイトがもたらす安全性能を武器としていたが、新型はSGPやドライバーモニタリングシステムといった最新技術が投入されたことで、オン/オフを問わない万能ぶりを発揮しそうだ。

  • NISSAN エクストレイル
     3代目となる現行型は、使い勝手に優れるキャビン&荷室と高い4WD性能に加えて、上質感を大幅にプラス。街中でも似合う都会派SUVという新たな魅力が加えられた。装備&メカニズムも、プロパイロットの採用はハイブリッド車の設定など、力の入った内容だ。

  • MITSUBISHI アウトランダー
     全長4655×全幅1800×全高1680mmの手頃なボディサイズに、パジェロ譲りの本格4WDシステムを搭載。2L(150PS)&2.4L(169PS)のパワーユニットを選ぶことができる。3列シートが採用されるなどで最大7名の多人数乗車にも対応。派生モデルとしてPHEV車を選ぶこともできる。

仮想比較その1「オフロード性能」 いずれも実力車だが、僅差でフォレスターか?

 最低地上高だけが悪路踏破性を決定するわけではないが、3車を比較する際に興味深い点のひとつだ。最も大きいのがフォレスターの220mmで、エクストレイルが200~210mm、アウトランダーは190mmという結果。車体諸元で見ればフォレスターが最も悪路踏破性に優れている。4WDシステムはいずれもFFベースの電子制御多板クラッチ式を採用。エクストレイルとアウトランダーはオンロードや滑りやすい路面での操安性向上に積極的だが、悪路対応ではさらに厳しい状況にも対応できるXモードを採用したフォレスターに分がありそうだ。

icon 新型フォレスター 「X-MODE」

  • エンジンやトランスミッション、AWD、VDCなどを統合的に制御することで、4輪の駆動力とブレーキをコントロール。雪路や泥路などで絶大な効果を発揮する。

icon エクストレイル 「インテリジェント 4×4」

  • 各種センサーからの情報を基に走行状態を判断し、状況に応じて前後トルク配分を100:0から約50:50まで可変することが可能。軽量システムの恩恵で4WD車でも燃費性能に優れる。

icon アウトランダー 「S-AWC」

  • アウトランダーの搭載システムは、電子制御クラッチの採用により前輪左右の駆動力配分を巧みにコントロール。幅広い走行状況で各輪駆動力を統合制御することが可能だ。

仮想比較その2「ユーティリティ性能」 荷室容量はほぼ互角。使い勝手でエクストレイルがリード

 エクストレイルとアウトランダーは3列シート仕様車もラインナップするロングキャビン設計だが、サードシート格納時で比較しても、居住性と荷室容量はフォレスターと大差はつかない。広さで多少ながらリードするのはエクストレイルの2列シート仕様だが、後席スライド&リクライニングや防水仕様のシート地や荷室など、アウトドアレジャー向け機能も充実している。フォレスターの詳細は不明だが、従来型でもXブレイクは撥水シート地などアウトドアレジャー向け設定であり、エクストレイルに及ばないまでも、レジャー用途向け機能も期待できる。

icon 新型フォレスター

  • 従来型はシート格納時のフロア面に段差があることが少々気になる点だったが、新型は段差が解消され、フラットなフロア面を実現。荷室左右幅も拡大されている。

  • モーター内蔵ステー&ロック機構を持つ新パワーリヤゲートへのアップデートなど、ドライブ時に“あったら便利”な機能が充実することも強み。

icon エクストレイル

  • 泥汚れに強い防水フレキシブルラゲッジの採用はアウトドア好きには嬉しい機能。ハンズフリーでゲート開閉可能なリモコンオートバックドアなど、便利な機能も盛り込まれる。

  • 後方の状況をカメラ映像でくっきりと表示するインテリジェントルームミラーは、後方が見えにくいシチュエーションで重宝する装備。この手の利便装備の積極的な採用もエクストレイルの特徴。

icon アウトランダー

  • 折り畳み式の3列シートは補助的な簡易シートのため、格納すれば荷室への影響は少ない。2車に比べると特筆すべき点は少ないが、クラス平均レベルのユーティリティは持つ。

仮想比較その3「安全性能」 フォレスターとエクストレイルは 機能も充実し互角の戦いだ

 最新型のアイサイトは全車速型ACC、半自動操舵型LKAを採用。新型フォレスターはさらに後側方警戒支援(BSM、RCTA)、後退時自動ブレーキを採用する。AEBSは当然、対歩行者対応型である。エクストレイルのプロパイロット装着車は同等機能を装備できるが、アウトランダーは車線維持支援に自動操舵機構がなく逸脱警報に限定される。フォレスターのアドバンテージはドライバーモニタリングくらいだが、他のスバル車同様にほぼ全グレードにアイサイトを展開すると予想され、選択しやすさとコスパが大きな強味になりそうだ。

icon 新型フォレスター 「アイサイト」

  • アイサイトは歩行者検知機能&検知能力が拡大した最新バージョン3の搭載が確実だろう。おそらく全グレード標準装備の設定になるはずだ。

  • BSD(後方自動ブレーキ)やRCTA(後退時車両検知)といった後側方警戒支援システムも採用。日々進化を続ける運転支援系の最新機能も、ぬかりなく最新仕様が投入されている。

icon エクストレイル 「プロパイロット」

  • 自動車専用道路で重宝する半自動運転機能。ACCによる前方車追従と道路中央付近を走行するよう制御されるハンドル操作支援を行ってくれる。

  • 駐車場の枠内に自動で車両を駐車してくれるインテリジェントパーキングアシストも備わる。縦列駐車モードも1ボタンで行う、車庫入れが苦手なユーザーには嬉しい機能だ。

icon アウトランダー 「e-Assist」

  • 電波レーダーやカメラで前方障害物を検知。自動ブレーキのほか、LDWやACC、前後誤発進抑制制御など、平均的な先進安全装備は用意されている。

【結論】3車とも強みは異なるが、 バランスの良さならフォレスター

 ファミリー&レジャー向けの使い勝手や性能設定の巧みさではエクストレイルが勝り、アウトランダーは3列シートと上級ワゴン的な内外装が見所。それぞれに方向性が異なるが、どのモデルが一番SUVらしいかと言えば、万能ぶりが光るフォレスターである。アウトドアレジャー&スポーツを積極的に楽しむユーザーには一番魅力的だろう

本誌執筆陣はこう考える!新型フォレスターの登場で超激戦ミドルSUVはどう変わるのか?

川島 茂夫

大ブームは期待薄だが
真面目なキャラは好印象
息の長い活躍をするだろう


 価値感の多様化もあって現在のSUVはキャラが多彩になった。C-HRのようなスペシャリティ型はその典型。その多くのユーザーは、まず先鋭的なスタイルが気に入り、そしてある程度の実用性があるから……、と選んだケースが多いはずだ。たぶん、アウトドアレジャー向けの性能や機能は、さして重要とは考えていないだろう。ただ、そんな雰囲気優先でSUVを選んだユーザーでも、乗用車ではこれまで行けなかった場所、例えば林道を走って辿り着く秘湯などもSUVなら行ける、とSUV本流にシフトするユーザーも少なくないはず。そこがフォレスターの居場所である。 ただし、新型になったとしても、悪路踏破性や積載性などの実用性が秀でているからといって、大きなブームが起こるとは思えない。ブームには先行するイメージが重要だからだ。ただし、生真面目なキャラはSUV初心者から、歴代のフォレスターを乗り続けるユーザーには魅力的に映るだろう。

山本シンヤ

基本性能の優秀さは明らか
だからこそワクワクできる
スポーツグレードを望む


 フォレスターの属するミドルクラスのSUVは、様々なライバルが存在する。国産車だと日産エクストレイルや三菱エクリプスクロスなどがライバルとなるが、これまで海外専用モデルだったトヨタRAV4やホンダCR-Vの日本再導入も決定されており、ますます激化するはずだ。来春日本上陸が予定されるRAV4は大きくイメージチェンジを果たすようだが、新型フォレスターはキープコンセプトで「代わり映えしない」と言う声もある。 昨今、クロスオーバーSUVは街乗りを重視したモデルが増えているが、フォレスターはコンセプトがブレていない。また、インプレッサで高評価を得たSGPの採用は、オン/オフ性能の高次元のバランスと言う意味では、ライバルに対して大きな武器となるはずだ。ただ、個人的には素のモデルとしてはいいが、「プラスα」の魅力がちょっと少ないことが気になる。「STIスポーツ」みたいな隠し玉の投入が必要では? と考えてしまう。

値引きの神様!松本隆一が掴んだ最新事情を大公開! 新型フォレスター購入最前線

早ければ5月の連休明けから事前商談は始まるかもしれない
 早ければ5月の連休明けから事前商談が開始される。購入を急ぐならセールスマンに「価格がわかったら、すぐに見積もりを出してもらいたい」などと申し込んでおくこと。発注のタイミングが遅れると「納車まで数か月待ち」といった状況になるおそれがある。従来型は大幅な値引きを出していたが、新型は君子豹変、5万円引き程度でストップをかけてくることもある。ただしC-HRやハリアー、エクストレイル、CX-5、エクリプスクロスなどとの競合にもち込めば攻略が可能。車両価格から10万円引き、ディーラーオプション(付属品)から30~40%引きが取れたら合格。大都市部では車両本体と付属品の値引き合計が20万円を超えることもありそうだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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