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更新日:2018.11.21 / 掲載日:2018.03.06

ジュネーブモーターショー2018 これが次期レヴォーグ!? ヴィジヴツアラー

 スバルがジュネーブモーターショー2018で公開したSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTは次世代のスポーツツアラーを示唆するコンセプトカー。2013年の SUBARU VIZIV CONCEPTを皮切りに、数々のVIZIVコンセプトカーを公開してきたスバル。最近では2017年東京モーターショーに出品されたSUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTが記憶に新しいが、このコンセプトカーのワゴン版とも言えるのが今回のモデルだ。
 ツアラーをテーマに、ボクサーエンジンを核としたシンメトリカルAWDと、今まで培ってきた走りや使い勝手、安全の価値を融合させ、クルマで出かける愉しさが存分に味わえる新たな価値を表現したという。また、これからの自動運転普及期を見据え、進化型アイサイトに加え各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術を搭載し長距離ドライビングにおいてもドライバーの疲労を軽減。アクティブライフを安心して愉しむことのできるクルマを目指して開発されている。
 レガシィステーションワゴンやレヴォーグなどスバルが代々受け継いできた高い実用性と走りを両立したワゴンモデルを念頭に置きデザインされたスタイリングは、現在のスバルに共通するデザインフィロソフィ“DYNAMIC x SOLID”に基づき、スタイリッシュなツアラーとして表現。まるでクーペのようなシルエットを実現している。昨年の東京モーターショーで公開されたSUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTが次期WRXならば、現行型レヴォーグとWRXの共通性を考えるとこのTOURER CONCEPTは次期レヴォーグと言っていいのかもしれない。ヘキサゴングリルから始まる前傾姿勢の硬質なボディに、内側から強い圧力で張り出した躍動感あふれる4つのフェンダーを組み合わせ、走りの愉しさを強調しつつ、安心感をも表現。リアには大きなカーゴスペースを設け、道具としての高い実用性も兼ね備えている。複数の異なる価値をクロスオーバーさせたツアラースタイルで、過去に類を見ない新しいスバルのワゴン像を創出しているのが特徴だ。
 将来の市販モデル(次期レヴォーグ!?)にどれだけ反映されるか、期待してその登場を待とう。

SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT主要諸元
●全長:4775mm
●全幅:1930mm
●全高:1435mm
●ホイールベース:2730mm
●タイヤサイズ:245/40R20
●乗車定員:4名

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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