車のニュース
更新日:2018.11.07 / 掲載日:2018.03.02
メルセデス・ベンツ、新技術ISGを搭載した「S 450」の予約受付を開始

新技術ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載した「S 450」
メルセデス・ベンツ日本は、新技術ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載した「S 450」の予約受付を、3月1日より日本で開始した。予約注文の受け付けを開始したのは、ISGを搭載した「S 450」と、装備を充実させた「S 450 エクスクルーシブ」、全長を130mm長くして後席の空間を広げた「S 450 ロング」の3モデル。S 450とS 450 エクスクルーシブの納車は4月ごろ、S 450 ロングの納車は夏ごろをそれぞれ予定している。
新型モデル3車種は、それぞれ最高出力270kW(367PS)、最大トルク500Nmを発生する3.0リッター直列6気筒DOHC直噴ターボエンジン「M256」型を搭載。トランスミッションは、9速ATが組み合わされる。

「S 450 エクスクルーシブ」のインテリア
インテリアは、64色のアンビエントライトや、ドライバーの視野に直接入るべきさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターディスプレイの2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合したコクピットディスプレイを設定。インストルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイのデザインは「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類から設定することが可能で、インテリアデザインの水平方向の流れを強調している。

3.0リッター直列6気筒DOHC直噴ターボエンジン「M256」型を搭載
直列エンジンにしたことで、エンジン左右のスペースに補器類を配置することが可能となり、エンジン回転を動力源としていたエアコンディショナーやウォーターポンプなども電動化してエンジンをコンパクト化。エンジン近接型の触媒を採用してより効率的な排出ガス処理が可能。12mm オフセットされたエンジンや、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減している。

「19インチマルチスポークアルミホイール」(左)と、「20インチAMG10スポークアルミホイール」(右)
エクステリアは、全車ツインルーバーとなったフロントグリルやワイドなエアインテークを採用。印象的かつ精悍でダイナミックなデザインに変更している。リアバンパー下部もデザインが変更され、左右のエグゾーストエンドを結ぶワイドなクロームトリムで威厳を感じさせるデザインにしている。また、光ファイバーによる3本のラインが特徴的なフルLEDヘッドライトや、満天の星空の輝きをイメージした「クリスタルルック」をリアコンビネーションランプに採用。LED化されたリアコンビネーションランプが内側から外側へ、下側から上側へと流れるように解錠/施錠時に点灯する「カミングホームファンクション機能」も装備する。
メーカー希望小売価格は、1,147万円~1,473万円(税込)