第3世代VWザ・ビートルがついに登場！　初期ロット1000台はプレゼント付き

【本記事は2012年5月にベストカーに掲載された記事となります。】待望の新型ビートルが受注を開始！！昨年の東京モーターショーで日本公開を果たした新世代のビートル、“ザ・ビートル”が4月20日より全国のVWディーラーでの受注を開始した。まずは日本導入が決定している2グレードのうち、高級仕様のレザーパッケージ（303万円）からの受注となる。初期導入の1000台については、ザ・ビートル日本導入を記念した限定のナンバープレートフレームがプレゼントされる。ザ・ビートルのロゴと、カブトムシのデザインが施されたナンバープレートフレームは、最初の1000台を示す限定グッズなので、欲しい人は早めに受注したほうがよさそうだ。

■刷新されたパッケージング日本仕様のザ・ビートルのボディサイズは、全長4270×全幅1815×全高1495mmで、全長で140mm、全幅で80mm大きくなり、全高は5mm低くなっている。先代のニュービートルは先々代のゴルフなどのA4プラットフォームベースだったが、新型はジェッタなどと同じA5プラットフォームを採用し、室内の快適性などを大きく向上させている。フォルクスワーゲンタイプ1のイメージを引き継いでいるが、よりワイドで低いフォルムとなり、より男性的な雰囲気を強く漂わせている。ニュービートルは少しかわいすぎるといった印象を持っていたとしても、ザ・ビートルならば抵抗はないだろう。日本仕様は「デザイン」と呼ばれるグレードが導入されるが、その名のとおり、インテリアには個性的な配色が施され、スタイリッシュにまとめられている。パネルはボディと同色で、グローブボックスは初代を思わせる上開きのデザインとなっている。レザーパッケージに採用されるレザーシートは、疲れにくい包み込むような形状で、レザーの質感も高く仕上げられる。

■1.2Lターボ採用VWといえば、エンジンのダウンサイジングの先駆けであるが、この直噴ターボの1.2Lエンジンは1.8Lエンジン並みのトルクを持ちながら、JC08モード燃費17.6km／Lという優れた燃費性能を発揮する。効率に優れた7速DSGトランスミッションとの組み合わせで、よどみのないキビキビした走りを楽しむことができる。日本仕様は、ファブリックシート採用のベースグレード（250万円）とレザーパッケージ（303万円）の2グレードだが、今回はレザーパッケージの受注開始で、納車は6月頃になる予定だ。レザーパッケージには17インチのアルミホイールが装着され、明るいバイキセノンヘッドライトが標準装着される。ドライビングを楽しめるパドルシフトや、フルオートエアコンなど装備も充実している。ベースグレードの受注開始は未定で、今後VWのホームページなどで発表予定。ザ・ビートルはエコカー補助金10万円とエコカー減税50％に対応するため、303万円のレザーパッケージは約20万円の優遇になる。

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