中古車購入[2017.12.06 UP]

ニュートヨタbBに乗ると性格も変わっちゃうかも!? 試乗 地味な本誌吉川がファンキーになれる!

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新型bBのポイントはクルマのもつ別の魅力をアピールしている点にある。

中学生とも仲よくなったぜぃ 中学生とも仲よくなったぜぃ

【本記事は2006年2月にベストカーに掲載された記事となります。】 なんとも怪しいムードの新しいbB。走りはどうだと、評論家がワインディングを攻めるクルマではなかろう。試乗記はもはやこの手しかない。 とっても地味な本誌古川がbBに乗ってどう変身するかだ。 いや〜驚いた!「世界のトヨタがここまでやるのか〜?」というのが、実際に新型bBと初対面した瞬間の印象。そのスタイルは「改造車」そのものといった感じじゃないですか。なんともイカつく妖しい外観はインパクト大! さて、その新型bBのポイントは動力性能やハンドリングよりも、クルマのもつ別の魅力をアピールしている点にある。

ポイント(1)/音と光が楽しめるプレーヤーだゼィ!

オーディオルームのようなデザインのインテリア! でも本領発揮は夜!! オーディオルームのようなデザインのインテリア! でも本領発揮は夜!!

●ポイント(1)/音と光が楽しめるプレーヤーだゼィ! 素の状態でカスタムカーのような外観に思わず驚いてしまったが、今回のモデルチェンジのポイントはこのデザインだけではなく、むしろ車内にいる時間をいかに楽しく過ごすかが大きな要素になっている。 その一番の特徴が光るインテリア。最上級の1.5Z・Qバージョンに装備されている9スピーカーのオーディオシステムを採用した車内には全部で11カ所ものイルミネーションが青く輝くようになっている。 そして、その9スピーカーのオーディオは最新のサラウンド技術を駆使したもので、臨場感あるサウンド空間を実現。音楽を思う存分楽しめる。

キーワードは「クルマ型ミュージックプレーヤー」

夜は青く光る オーディオシステムを思わせるインテリアのデザイン。最上級1.5L Zバージョンに設定される室内のイルミネーションが11カ所も点灯&点滅する 夜は青く光る オーディオシステムを思わせるインテリアのデザイン。最上級1.5L Zバージョンに設定される室内のイルミネーションが11カ所も点灯&点滅する

というわけで、さっそく乗り込んでみる。新型は「クルマ型ミュージックプレーヤー」がキーワードとなっているのだが、そのインパネのデザインはまるでオーディオセットのような雰囲気。クルマのインパネという概念を覆す新しさがあって超COOL! そして青いイルミネーションだけど、これがなんとも怪しい雰囲気でいい。暗い車内ではちょっと目障りな感じもしたが、明るさは調節できるので問題はない。 また、このQバージョンのオーディオの音をチェックすると、サブウーハーが体を揺さぶる感じで重低音も大迫力! 手軽にウーハーガンガンを楽しめる見逃せないグレードだゼ!

ポイント(2)/車内でまったり!? だヨ!

80mm座面が下がる!! 下の写真は「まったりモード」の実演中。右写真は助手席側がまったりモードになっていて、通常モードより80mm程度低く沈み込むようになっている 80mm座面が下がる!! 下の写真は「まったりモード」の実演中。右写真は助手席側がまったりモードになっていて、通常モードより80mm程度低く沈み込むようになっている

もうひとつ、新型bBの自慢の装備といえるのが、全車標準装備となる「まったりモード」。これは、室内でゆったりくつろげるというシートポジションで、フロントシートを一番後ろにスライドさせてレバーで操作すると、通常時より80mm低く85mm後方にスライドさせることができる。 これにより、リクライニングもさせるとウエストラインより低いポジションとなり、外からはまったりシーンをのぞかれないという機能なのだが、これが実際にまったりモードで座ると本当にくつろげちゃうから驚いた。まるでソファに座った時のようなリラックスした姿勢になるのだ。いつまでもダラ〜ッとしていたくなっちゃったネ!

ポイント(3)/遊びだけじゃなく実用性も高いゾ!

サイズは全長3785mm、全幅1690mm、全高1635mmで全長は旧型より145mm短い サイズは全長3785mm、全幅1690mm、全高1635mmで全長は旧型より145mm短い

●ポイント(3)/遊びだけじゃなく実用性も高いゾ! 新型bBのボディサイズは全長3785mm、全幅1690mm、全高1635mmで、新型車はモデルチェンジすると通常大きくなるものだが、旧型よりも145mmも短くなっている。またホイールベースは40mm長くなっており、ボディが小さくなったが、広い室内スペースを確保する。

居住性をチェック

実用性もバッチリ! 172cmの編集部員が座って前席頭上は拳が2つ以上の余裕がある。後席は拳2つぶんで、足下の空間も広々。荷室も開口部が広くて大きい荷物の積載がよさそう 実用性もバッチリ! 172cmの編集部員が座って前席頭上は拳が2つ以上の余裕がある。後席は拳2つぶんで、足下の空間も広々。荷室も開口部が広くて大きい荷物の積載がよさそう

身長172cmの古川が居住性もチェックしたところ前席、後席ともに頭上まわりに余裕があるためかなり広々した印象。後席でもひざ前の空間は拳2つぶんの余裕があった。 ラゲッジはゴルフバッグを横に積むことはできないが、後席分割シートを使って片側の背もたれを倒せば、3人乗車となるが長い荷物も積むことが可能。若者を意識した部分が目立つbBだが、使い勝手も◎。 bBの年齢別の販売目標は20歳代が43%とのことで、これほど若者を意識したクルマのわりには半分に満たない。そして驚くことに50歳代は10%を見込んでいるという。これはbBの実用性の高さがあればこそだろう。 使いやすくて、遊び心があって、街でも人気だったbB。まさにゆかいな相棒的なクルマって感じでしょうか。

新型bBの走りはどうなのか?

新型bBの走りはどうなのか? TEXT/渡辺陽一郎 2代目bBという位置づけを考えると、新型ヴィッツやラクティスと共通のプラットフォームを使いそうだが、実際はそうなっていない。フロントオーバーハングを短く抑え、ダイハツ池田工場の生産に対応するため、基本部分をパッソ&ブーンと共通化してホイールベースを100mm拡大している。 シートアレンジの簡素化も含めてラクティスに比べると車両重量を80kgほど軽くすることができたから、ベーシックなSが搭載する1.3Lエンジンでも動力性能の不足は感じない。3000回転前後の実用トルクがもう少し高まるとよいが、2名程度の乗車で市街地を中心に使うぶんには不満のないレベルだ。上級グレードのZに積まれる1.5Lとなれば、発進直後から力強い加速を見せる。 走行安定性も無難にまとめたが、ラクティスに比べると一歩譲る。危険回避のためのレーンチェンジや旋回中の制動では、ボディの傾きが高じて後輪の横滑りを誘発する面が見られた。しかし、挙動の変わり方が比較的穏やかなので、ドライバーが慌てることはないだろう。 タイヤは14/15インチの2種類を設定し、サイズの違いに応じてショックアブソーバーの減衰力を変更した。15インチの乗り心地が硬めなのは確かだが、不快に感じるほどではない。ハンドリングの性格も含め、14/15インチともに同じ方向で味つけされている。 走行性能が特に高いクルマではないが、1635mmという全高や求めやすい価格設定を考えれば、納得のできる仕上がりだ。

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