県外へ引越しが決まって車を持っていったけれど、車を運転して移動するような地域ではなかったなどの理由で車を売却したい場合もあるでしょう。
では、県外ナンバーでも車を売却する事は可能なのでしょうか?
ここでは県外ナンバーの車を売却する方法や必要書類などについて見ていきましょう。
車のナンバーは車検証の住所と現住所が同じである事が原則です。
通常、車を買取店に売却した場合は「一時抹消登録」を行って名義変更をしますが、県外ナンバーの車を売却する場合は一時抹消登録の前に「移転登録」をしなければなりません。
移転登録とは「自動車の所有者情報の変更を伴う抹消登録」の事で、この移転抹消登録を行って車検証の住所から現住所へ変更しないと、名義変更である一時抹消登録をすることができないので、必ず手続きを行いましょう。
移転登録手続きは、買取店の方で代行してくれるので、車の持ち主は以下の必要書類を用意しましょう。
・申請書
・所有者の印鑑
・住民票
・手数料
また、移転登録後に一時抹消登録を行う必要があるので、以下の書類も併せて用意しておきましょう。
・車の所有者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
・所有者の委任状(所有者の実印の押印があるもの)
・車検証
・車のナンバープレート
・「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」の記録
この書類を揃えておけば、全国どこでも県外ナンバーの車を売却することが可能と言えます。
ただし、引越し先に車を持っていった場合、15日以内に住所変更手続きをしないといけないルールがあり、その間に売却を決めないといけないので注意が必要です。
参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html
車の売却を引越し前と引越し後どちらが良いかは悩みどころですが、基本は「引越した後の生活状況」で判断するのがベストです。
例えば、引越し先で車を運転するつもりが無いなら引越し前の売却の方が良いでしょう。
ただ、急に車が必要になる状況が無いとも言えませんので、本当に引越し前に車を売却してよいのかどうか熟考しないとなりません。
逆に、引越し作業で車を使うケースなどギリギリまで車を利用したい場合、もしくは引越し作業のドタバタで車の売却まで気が回らない時などは、引越し後の売却をおすすめします。
車を所有したまま現住所が変わった場合、は15日以内に住所変更手続きをしないといけません。
県外ナンバーのまま車を売却する際に必要な書類は上記で記したとおりですが、通常の変更手続きの場合だと、変更申請書や住民票、車庫証明、手数料やナンバープレート交付手数料などが必要となり、時間もかかってきます。
すでに引越し先で車が必要ないと判断しているのであれば、車のナンバー変更をしてから売却するよりも、住所変更手続きまでの15日以内に県外ナンバーのまま売却したほうが諸々の手続きを業者に代行してもらえるので自分で面倒な手続きをする必要がありません。
あらかじめ売却先をピックアップして、見積もりを取っておくことをおすすめします。
参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/toroku/trk03.htm
以上のように、県外で車を売るタイミングによって、手続きや必要書類が変わってきます。
引越し先で車が必要かどうかよく考えた上で、売却するかどうかを決めましょう。
車の売却について気になることがあればお店に相談しましょう!
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