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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2011.11.11
ホンダ フリードハイブリッド 新車紹介
ホンダ フリードハイブリッド/フリードスパイクハイブリッド(2011年~)新車紹介
紹介
【マイナーチェンジ】
発表・発売/2011年10月27日
本田技研工業 0120-11201(2011年10月)
■新登場のハイブリッドはクラストップの低燃費を実現
■メカニズム/ユーティリティ
ハイブリッドシステムには両車とも1.5LエンジンのIMAを搭載。多人数乗車や重量物の積載により、シャトルなどと同じ1.3L版では動力性能が不足する恐れがあるからだ。しかも、その1.5L i-VTECエンジンはCR-Zとは別モノ。パワー指向の1気筒4バルブ方式に替えて、フラットなトルク特性の2バルブ方式を採用している。モーターアシストを加えたシステム最大トルクは、1.5Lガソリン車を明らかに上まわる。また、1気筒に2つのプラグを備え点火時期を個別に制御するシステムや、減速時の全気筒休止によってモーター走行を可能にし、電力回生率も高めるVCM(可変シリンダーマネージメント)を搭載。モード燃費も1.5Lガソリン車から大幅に向上し、5ナンバーミニバントップの低燃費を達成しているのだ。室内はIMAバッテリーの搭載によって後部フロアが上昇しているが、フリードは3列目シートの脚部見直しで1.5Lガソリン車と同じヒップポイント高を実現。スパイクも新設計の反転フロアボードによって、ガソリン車とほぼ遜色のないラゲッジの使い勝手が確保されている。一方1.5Lガソリン車はECONモードの採用で燃費が向上したほか、VSAを全車標準化。フリードは3列目シートを3座から2座に変更し、アームレストや座面ポケットを追加した。人気のハイブリッド追加で、フリードシリーズがさらに存在感を高めることは間違いない。
■インテリア/エクステリア写真[1]
ハイブリッドには専用のデジタルメーターを装備。フリードハイブリッド(写真)は、シルバー塗装のセンターパネルやステアリングガーニッシュで上質感を演出する。
ハイブリッドシステムに組み合わせるのは、新開発の1.5Lエンジン。減速比も従来のハイブリッド用CVTよりローレシオ化されている。
空力に配慮したディッシュタイプのフルホイールキャップは、ハイブリッド専用。低転がり抵抗タイヤも低燃費化に寄与。
■インテリア/エクステリア写真[2]
アームレストを助手席や2列目キャプテンシート外側、3列目内側に追加。全席で従来以上のくつろぎを実現している。
IMAのバッテリー搭載で、3列目シートのフロアは65mm高くなったが、1.5Lガソリンと同じ居住性やシートアレンジを確保。
フィットシリーズ同様、クリアブルーのグリルがハイブリッドの識別点。2列シートの5人乗りはスパイク(写真)に一本化された。
フリードハイブリッド 6人乗り(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4215×1695×1715mm |
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ホイールベース | 2740mm |
トレッド前/後 | 1480/1475mm |
車両重量 | 1390kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1496cc |
エンジン最高出力 | 88ps/5400rpm |
エンジン最大トルク | 13.5kg m/1500rpm |
モーター最高出力 | 14ps/1500rpm |
モーター最大トルク | 8.0kg m/1000rpm |
システム最高出力 | 99ps/5400rpm |
システム最大トルク | 16.6kg m/1000~1500rpm |
JC08モード燃費 | 21.6km/L |
サスペンション前/後 | ストラット/トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/L&Tドラム |
タイヤ前/後 | 185/65R15 |
全国メーカー希望小売り価格
フリード | 169万8000~232万6500円 |
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フリードスパイク | 169万8000~229万5000円 |