車のエンタメ
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2018.04.27
時速150kmオーバーで爆走する世界最速の「小屋」が驚き!

一度見たら消して忘れられないクルマというのがあります。それはボディが珍しいカラーに塗装されたり、とくに希少なスーパーカーであったり、個性的なカスタムが加えられている、といったものでしょうか。今回ご紹介するクルマも、ある意味カスタムカーと呼べるものですが、そのビジュアルインパクトはまさに衝撃のひと言です。外観は木造の「小屋」にしか見えませんが、なんとその小屋がクルマとして動き、実用性も持ち合わせているのですから驚きです。
そしてさらに、最高時速「100マイル(およそ161km)」に挑戦しようというのですから、もはや開いた口が下がりません。猛スピードで走る小屋の姿をどうぞ目に焼きつけてください!

木材で外装を組みました。

「最速の小屋」とのプレートがあります。

普通に営業用のクルマとして使用されているいとう事ですが、今回最高速度のチャレンジを行うにあたって、若干のモディファイが加えられています。クルマの後ろに回り、自社のドアを開くとそこにはかなりの荷物や道具が詰めるスペースとなっています。そして片隅には、何やらタンクのようなものが置かれています。

ニトロと書いてあります。ロケット燃料としても使われる「ニトロメタン」は、ドラッグレースなどで猛烈な加速を得るためのアイテムとしてアメリカでは人気です。

パサートの2.6L V6エンジンです。ケビンさんは、このエンジンのパフォーマンスに満足している様子です。

見た目のファニーな印象は吹き飛んでしまう怒涛の加速です!

結果を見てみると、なんと残念96.83マイル(155.8km)と、目標の100マイルには届きませんでした。
世の中にはさまざまなカスタムカーが存在しますが、この「小屋車」ほど変わっているのは、なかなかありません。以前このページでも紹介しましたが、走行性能を上げるためにさらに進化を続けているということで再度の登場となりました。今後の活躍、記録更新にも期待したいですね!