- エンジン関連修理・整備
2017年04月29日 15:08エンジン警告灯灯火!エンジンチェックランプ灯火 トヨタ ヴォクシー O2センサー オキシジェントセンサー ダイアグ 泉南 阪南
本日は室内メーター内のエンジン警告灯が灯火した、の修理になります。
実際の入庫時には警告灯は消灯していました。
またこれといって特にお車の調子には全く異常は感じない状態の様です。
で、警告灯なのですが、違うお車での画像になりますが、だいたい、どのメーカーも、
こんな感じです。メーター右下のオレンジ色のエンジンの形をしたようなのが「エンジン警告灯」になります。
キーをONの状態時には灯火していますが、エンジンが始動すると、消えたままになります。
では早速、問診と故障か所を探していきます。
エンジン警告灯が灯火した、との事ですので、まず、お車のダイアグノーシス(自己診断装置)を
点検していきます。
すると、P0135 O2センサーヒーター回路異常 B1S1 といった異常コードが記憶されている
様です。どうやらO2センサの故障の可能性が、かなり大きくなってきました。
と、いうか、ほぼほぼ、このO2センサの故障と思われます。
ただ、このO2センサですが、お車に寄っては1個~4個ぐらいまで取りついている場合がありますので、
どこの、どのO2センサーが故障しているのか、は、こちらの整備士側で調べて判断せねばなりませんです。
1個だけ悪いのか、はたまた、4個すべて悪いのか。。。。
ちなみにこのお車は2個が取りついているタイプになります。
エキゾーストパイプの前側とエキゾーストパイプの後ろ側に取りついています。
ではO2センサとは、なんぞや?元素「記号ではO2→酸素、なんですが、酸素、のみではなく、、
なんで簡潔に言うと
「エンジン内での燃料の燃え方状態を排気ガスの成分によりチェックしてコンピューターに教えている」センサーになります。
で、その結果を元に車のコンピューターが次の燃料の適正量を予測算出して決めて燃料を送り出す、という流れになります。
なので、このチェック結果がボケてしまうと、次の燃料の適正量を算出できなくなってしまうので、
主な不具合状態でいえば、エンジン不調、燃費が急に悪くなった、排気ガスが最近やたら臭い、なんとなくエンジンに力がない、、、などなど
が、一般的に多い例になるかな、、、と思います、が、たいていは、みなさん、「気づかない」レベルです。
そう!ただ、電子制御のお車がほとんどなので、その電子制御が、自分で判断して、
なんとか、普通に「走行できる状態」に自分で燃料を計算して、やりくり、しているのですね。
と、これよりの説明は長くなりそうですので、割愛させていただきます。。。。。
では今回のは「前側」の不具合でした。
これが前側のO2センサになります
そして、これが交換後のO2センサです。
修理完了です。