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更新日:2018.11.23 / 掲載日:2015.04.03
スズキ エブリイワゴン 新車紹介
スズキ エブリイワゴン 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2015年2月18日
スズキ(株)お客様相談室
0120-402-253
文●森野恭行 写真●編集部
■さらに広く、そして使いやすいインテリア エンジンの変更で燃費も大幅に改善
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
クラス最大の室内空間を誇る新型エブリイワゴン。その要点は、限界と言えるほど前方に移動させた前輪とダッシュパネルの位置にある。ホイールベースの延長は30mmだが、室内長は一気に195mmも拡大したのだから驚く。これにあわせて、左右独立の後席スライドの量も150から180mmに伸ばされ、広さとくつろぎ度のレベル向上が図られた。また、セミベンチ式の採用でくつろぎ度を高めた前席も見逃せない進化点と言っていい。
ワゴンは従来どおりターボのみの構成だが、心臓がK6A型からR06A型へとスイッチしたのが技術面の見どころ。64馬力/9.7kg mの性能に変化はないが、JC08モード燃費値は14.4から16.2km/Lへと大幅に改善されている。ロングストローク設計やVVT(可変バルタイ機構)を特徴とする新世代ユニットの高効率がものをいう。
加えて、新型は話題のレーダーブレーキサポートも新設定。ついに、軽ワンボックスにも自動ブレーキが用意される時代になったのだ。で、今度は快適&便利装備に注目すれば、指先ひとつで解錠と開閉ができるパワースライドドアや、左スライドドアの開閉に連動する電動オートステップも設定され、装備の充実ぶりにも驚かされる。
■インテリア/エクステリア写真[1]
デザインと質感の進化は飛躍的なレベル。エコドライブアシスト採用の発光メーターを採用するなど、装備の充実化も図られた。使いやすいボトルホルダーやトレイも自慢だ。
クラス(軽乗用車)トップの2240mmの室内長を実現。前席スライド長の拡大や、助手席前倒し機構の採用など、快適性と利便性を高める工夫をめいっぱいに詰め込んでいる。
■インテリア/エクステリア写真[2]
分割可倒式の後席は簡単に格納できる。大きく、フラットな荷室と、多彩なシートアレンジが光る。
究極のハコ型とも表現できるスタイルは、パッケージ効率の面だけでなく、ルックスの個性のカギも握っている。写真は標準ルーフで、95mm全高を高くしたハイルーフ仕様も設定する。
スズキ エブリイワゴン PZターボスペシャル 標準ルーフ(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1815mm |
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ホイールベース | 2430mm |
トレッド前/後 | 1300/1280mm |
車両重量 | 970kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 64ps/6000rpm |
最大トルク | 9.7kg m/3000rpm |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トレーリングリンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 165/60R14 |
価格
スズキ エブリイワゴン | 142万5600円~178万2000円(全グレード) |
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