徹底分析中古車相場
更新日:2019.03.25 / 掲載日:2019.03.25
コンパクトなスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた
グーネット編集チーム
スポーツカーと呼ばれるクルマの資質となると人それぞれですが、いくつか考えられるポイントを挙げてみましょう。
・軽量なボディに高出力なエンジン
・ドライバーの狙ったラインをキレイにトレースできる優れた操舵性能
・視界性に優れた、取りましのしやすい引き締まったボディ
・操作性を重視した、ややタイトなコックピット
・ドライバーのステアリング操作にリニアに反応する機敏な動き
・ドライバーと一体となった爽快な走り
数限りのないスポーツカーの要素の中でも、いずれも重要なポイントと言えるでしょう。
併せてコンパクトで軽量なボディサイズのスポーツカーを愛するオーナーの方々も多数見受けられます。
ここではコンパクトなスポーツカーの代表的な車種をご紹介します。
ビート
グーネット編集チーム
日本独自の自動車規格により誕生した軽自動車は、サイズのコンパクトなクルマの代表格と言えるでしょう。
現在販売されている「S660」の先代モデルとも言える、ホンダが1991年5月に発売した軽オープンスポーツカーが「ビート」です。
弾けるようなストレスを感じない吹け上がりが身上の660MTRAC直列3気筒12バルブエンジンをミッドシップに搭載し、手首の返しでシフトチェンジが可能なショートストロークの5速マニュアルトランスミッションとの組み合わせとなります。
重心を低め、43:57の理想的な前後重量配分の実現とともに、前後でサイズ・径の異なるタイヤの装備と相まって、優れた操舵性能・運動性能を両立しています。
爽快なオープンエアが楽しめる本格的な軽規格のスポーツカーとして、発売当初より高い人気を誇りました。
ビートのおすすめ人気車種・グレード
ホンダ ビート(BEAT)ベースグレード(1991年5月モデル)
乗車人員:2名
駆動方式:ミッドシップ
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73H(後)165/60R14 74H
エンジンタイプ:E07A型 水冷直列3気筒SOHC12バルブ
排気量:656cc
最高出力:64ps(47kW)/8100rpm
最大トルク:6.1kg・m(59.8N・m)/7000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:17.2km /L
車両重量:760kg
新車価格:1,388,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
ビートの価格相場(2019年2月27日時点)
新車価格帯:139~145万円
中古車価格帯:25~188万円
中古車平均価格相場:47.5万円
ミラTR-XX
グーネット編集チーム
ミラTR-XXは1980年発売の「ミラ・クオーレ」からの流れをくむ、ダイハツのラインナップの中でも長い歴史を持つ軽自動車「ミラ」の派生モデルとして、1990年3月に誕生しました。
1985年10月より2代目「ミラ」のスポーティグレードとして「TR-XX」がラインナップされていましたが、3代目へのフルモデルチェンジを機に独立した車種となりました。
実用性を重視し、女性ユーザーを主なターゲットとしたファッショナブルな仕様を備えるミラファミリーの中でも、軽自動車上限となる64psを発揮する高回転型のインタークーラー付ターボエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載し、しっかり路面と捉える固められた足回りや空力性能を向上させるエアロパーツに加え、リヤディスクブレーキやLSD、ハイグリップタイヤを装着するなど、2世代にわたり爽快な走りを提供する軽スポーツカーとして人気を集めました。
ミラTR-XXのおすすめ人気車種・グレード
ダイハツ ミラTR-XX(MIRA_TRXX)TR-XXアバンツァートR(1997年5月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)155/60R13 70H(後)155/60R13 70H
エンジンタイプ:JB-JL型 水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量:659cc
最高出力:64ps(47kW)/7500rpm
最大トルク:10.2kg・m(100.0N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:19.4km /L
車両重量:700kg
新車価格:1,114,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
ミラTR-XXの価格相場(2019年2月27日時点)
新車価格帯:88~133万円
中古車価格帯:8~83.8万円
中古車平均価格相場:29.5万円
カプチーノ
グーネット編集チーム
カプチーノは1991年11月から1998年10月までスズキから販売された軽オープンスポーツカーです。ホンダから発売された同カテゴリーの人気モデル「ビート」とほぼ同時期にリリースされました。
ロングノーズ&ショートデッキの古典的とも言えるスポーツカーらしい外観デザインを採り入れ、引き締まったスタイリングが個性を引き立てます。
パワートレインは、アルトワークス用のパワフルなインタークーラー付ターボエンジン「F6A型」をフロントミッドシップに搭載し、5速マニュアルトランスミッションとの組み合わせにより、後輪を駆動するFRレイアウトです。
同時期の軽自動車では珍しいFR駆動方式を採用する点からも、挙動を楽しみながらスポーツカーらしい乗り味を重視した本格的なスポーツカーと言えるでしょう。
4WAYオープントップ機構を備え、フルオープン・タルガトップ・Tバールーフ・ハードトップと天候や気分に応じてオープンエアの使い分けができる点が高い評価を集めました。
カプチーノのおすすめ人気車種・グレード
スズキ カプチーノ(CAPPUCCINO)ベースグレード(1995年5月モデル)
乗車人員:2名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)165/65R14 79H(後)165/65R14 79H
エンジンタイプ:K6A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6500rpm
最大トルク:10.5kg・m(103.0N・m)/3500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:20.0km /L
車両重量:690kg
新車価格:1,458,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
カプチーノの価格相場(2019年2月27日時点)
新車価格帯:146~158万円
中古車価格帯:25~560万円
中古車平均価格相場:80.3万円
ゼロワン
グーネット編集チーム
ゼロワンは、富山県に本社を置く、日本で10番目の自動車メーカーとして、ユニークなクルマづくりを展開する光岡自動車が1994年にリリースした、2シーターオープンスポーツカーです。
ロングノーズ&ショートデッキの往年のスポーツカー「ロータス7」をオマージュした単なるレプリカではなく、現代の安全規格に準じた性能を実現するためにクラッシャブル構造のフレームから製造し、型式の認証を得たオリジナルモデルです。
路面の凹凸の追従性に優れるダブルウイッシュボーン式の4輪独立懸架サスペンションを採用し、パワーユニットはマツダ「ロードスター」の1.8L直列4気筒DOHC自然吸気エンジンを搭載し、エアバッグシステムを装備するなど、快適性・動力性能・安全性能ともに現代の水準に基づいて製造されています。
本モデルは自動車メーカーとして認められた最初の機種であり、ミツオカにとって重要なエポックメイキングなモデルと位置づけられます。
実物を目の当たりにするとコンパクトなボディサイズもさることながら、スポーツカーらしくややタイトなコックピットが特徴的なモデルです。
ゼロワンのおすすめ人気車種・グレード
ミツオカ ゼロワン(ZERO1)ベースグレード(1996年5月モデル)
乗車人員:2名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)185/60R14 82H(後)185/60R14 82H
エンジンタイプ:BP-ZE[RS]型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1839cc
最高出力:130ps(96kW)/6500rpm
最大トルク:16.0kg・m(156.9N・m)/4500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:720kg
新車価格:2,950,000円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。
ゼロワンの価格相場(2019年2月27日時点)
新車価格帯:295~338万円
中古車価格帯:198~298万円
中古車平均価格相場:—-万円