車のエンタメ
更新日:2018.10.17 / 掲載日:2017.07.07
カルト的人気のシトロエン「Hバン」、70周年記念で新モデル誕生!?
シトロエンって、どこかレトロなイメージがありますよね。「C3」や「C4」、「C4ピカソ」、「C5」など、現行モデルも日本に入ってきていますが、いまだに「2CV」の印象も強かったりします。シトロエンについて詳しく知らなくても、クルマにほとんど興味がなくても、2CVは見たことがある、というひともいるのではないでしょうか。
そんな2CVと似通った雰囲気を持つのが、シトロエンの商用バン「type H(タイプ アッシュ)」、通称「Hバン」が誕生から70周年を迎え、最近話題になっているようです。日本では「Hトラック」という名称で販売されていたこともあるモデルですが、角ばった短いボンネットにちょこんとのっかった丸目のヘッドライト、ボディパネル全面の波板プレスが特徴です。1981年まで35年近くの長きにわたって製造され、愛されてきたモデルで、商用車ながらいまも根強いファンがいます。
……と申しましても、じつはこれ、シトロエンがリリースしたモデルではなく、シトロエンのミニバン「ジャンパー」をベースにボディパネルを換装したものなのです。
2CVもtype Hもどこかのんびりとしたイメージですが、タフに駆け抜けていた時代もあったんですよ。ちなみに、type Hのヘッドライトは2CVのパーツの流用です。だからフロントの雰囲気が似てるのかもしれません。
本家のシトロエン発でも、こういうバージョンを出したらいいのに。で、日本でも販売してくれたらいいのに……などと思ってしまいます。