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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2016.03.24
マツダ、「ロードスター」の派生モデル「MX-5 RF」を発表

ニューヨーク国際自動車ショーでワールドプレミアをした「MX-5」
マツダは3月23日(現地時間)、オープンモデル「MX-5(日本名:ロードスター)」の派生モデルとなるリトラクタブルハードトップモデル「MX-5 RF」を、ニューヨーク国際自動車ショーでワールドプレミアした。MX-5 RFは、26年間一貫して守り続けてきた「Lots of Fun」の価値を体現する「MX-5シリーズ」の新型モデル。「オープンカーの楽しさを身近なものにする」という先代のリトラクタブルハードトップモデルが目指した価値を引き継ぐ一方、従来の考え方に捉われることなく更なる進化に挑戦したという。

ファストバックスタイルの電動ルーフを採用したのが特徴
フル電動式となるルーフは、10km/h以下での走行中でも開閉が可能となっている。エクステリアは、ファストバックスタイルによってルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜する新しいリアビューを表現。また、ソフトトップモデルと同じ荷室容量を確保して、実用性にも配慮している。

ニューヨーク国際自動車ショーで参考出品車として展示される
車名にある「RF」は、「Retractable Fastback」を省略したもの。通常のソフトトップに替えてファストバックスタイルの電動ルーフを採用したのが特徴だ。パワートレーンは、ベースモデルと同様に、ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 1.5」と、「SKYACTIV-G 2.0」の2種類を、各国の市場に合わせてラインナップする。例えば、北米仕様車では「SKYACTIV-G 2.0」が採用されている。新型MX-5 RFは、3月25日~4月3日まで一般公開されるニューヨーク国際自動車ショーで参考出品車として展示される。また、市販予定車である「CX-9」も出展される。