中古車購入
更新日:2018.11.06 / 掲載日:2015.12.25
大人キュートなチョコレートカラーに注目!

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日本人が選ぶクルマの色は、無難な色が多い。高速道路のサービスエリアで見渡せば、停まっているクルマの大半は、黒か白かシルバーである。せっかくの愛車、ファッションアイテムのひとつとしてボディカラーで選んでみてはどうだろう?
今回は、派手さはないけれど大人っぽさとキュートさが同居しているチョコレートカラーにフィーチャー。スズキアルトシリーズの「アルト ラパン ショコラ」、ダイハツ「ミラ ココア」のようにチョコレートカラーをラインナップした軽自動車もあるが、おすすめしたいのはおしゃれ度の高いヨーロッパ車だ。通常のラインナップではなく特別限定車としてリリースされたモデルが多いので、いまから手に入れるなら中古車を探すしかない。台数も少な目で難易度も高いが、おしゃれなクルマをぜひ手に入れて!
MINI 50 メイフェア
ねらい目年式 2009-2010
中古車参考価格帯 170万円~230万円

【高級チョコを思わせる味わいのよさ】
MINI誕生50周年を記念して、2009年11月から2010年10月まで販売された期間限定モデルに、ボディカラー「ホット・チョコレート」の設定がある。ビターチョコレートのようなダークブラウンのボディに、スウィートチョコレートのような明るめのブラウンの専用ボンネットストライプ、ホワイトルーフの組み合わせが印象的。インテリアカラーも淡いブラウン「トフィー」を採用している。ちなみに、MINIは現行モデルにも「アイスド・チョコレート」の設定があるほか、「クラブマン」や「コンバーチブル」に「ホット・チョコレート」が設定されていた時期もあった。50 メイフェアの次点候補として検討するのもいいだろう。
芳醇な香りが漂ってきそうな室内もしっかり「スイーツ」している。
見た目の可愛さで購入したならば、その快活な走りに「お得感」を覚えることだろう。
【相場の特徴】
中古車相場は180万円前後といったところ。2015年12月末時点で該当車は12台。それを少ないと見るか多いと見るかだが、しっかりと比較検討しよう。
限定モデルが多いMINIのなかでも異色の存在感を放つこのモデル、しかし中古車相場は通常のカタログモデルと変わらない推移を見せている。
ルノー カングー ショコラ
ねらい目年式 2012
中古車参考価格帯 150万円~220万円

【天才パティシエとのコラボが生んだ人気モデル】
2012年11月に限定モデルとして登場。ベースモデルは「カングー イマージュ」で、フランスのパティスリー「ピエール・エルメ」とのコラボレーションで内外装を「キャレマン ショコラ(チョコレートづくし)」に仕立てている。ボディカラーとサイドアンダーミラーはショコラカラー、インテリアもシフトブーツやドアノブ、ナビゲーション周りのパネルなどにショコラカラーが採用されている。
専用カラーの7.0V型VGAモニターの2DIN SDナビゲーションは標準装備。
専用カラーの7.0V型VGAモニターの2DIN SDナビゲーションは標準装備。
【相場の特徴】
限定台数30台という激レアモデルであり、中古車として市場で見つけたら即決したい。また、ルノーからは2015年1月に限定モデル「ルーテシア ガナッシュ」も発売されている。内外装をチョコレートカラーで演出したモデルで、こちらは100台限定。発売から1年しか経っていないため、まだ中古車の流通はほとんどない。
ディテールまでこだわった世界観作りは、ピエール・エルメとカングー双方のファンが激賞。人気アイテムとなるのも当然だ。
フィアット パンダ ジャンドゥーヤ
ねらい目年式 2014
中古車参考価格帯 170万円~180万円

3代目「パンダ」初の限定車として、2014年2月に発売された「ジャンドゥーヤ(イタリア語でヘーゼルナッツ クリームの意)」。外装飾は「コージーブラウン」で、「サンド(アイボリー)」のルーフレールとミラーカバーを合わせている。ベースモデルは、0.88L 直2 マルチエアターボエンジンとATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)を搭載した「パンダ イージー」。100台限定で、中古価格は170万円前後。