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更新日:2018.11.18 / 掲載日:2015.06.01
ランボルギーニ、高級クロスオーバーSUV「URUS」を2018年に発売

高級クロスオーバーSUVモデル「URUS(ウルス)」を2018年に発売する
伊ランボルギーニは5月27日(現地時間)、ランボルギーニの高級クロスオーバーSUVモデル「URUS(ウルス)」を、2018年に市場へ導入することを決定したと発表した。
URUSは、2012年の北京モーターショーで、コンセプトモデルとして発表。スーパーカーのイメージが強いランボルギーニが、クロスオーバーSUVという今までとは異なる分野へ挑戦するということで、大きな反響を呼んだ。
とはいうものの、同社はこれまでにも4WDモデルを生産していたことがあり、URUSのルーツとなるのは、1986年から1993年まで販売された4WDモデル「LM002」。LM002は、総生産台数はわずか301台だが、高級4WDモデルのさきがけと位置づけられてた存在感のあるモデルであった。URUSもLM002のDNAを受け継ぐモデルとなりそうだ。
Lamborghini URUS

フロントフェースは、開口部を大きくしたエアインテークを採用
コンセプトモデルは、ボディサイズが全長4990mm、全幅1990mm、全高1660mm。パワートレーンは、最高出力600psを発生するエンジンとフルタイム4WDが組み合わされていた。
フロントフェースは、開口部を大きくしたエアインテーク、Y字型デイタイムライトがアクセントになったLEDヘッドライトを採用。リアは、テールゲートにマウントされたスポイラーと4本のエグゾースパイプが特徴。エクステリアは、現在のランボルギーニのスポーツモデルとデザインコンセプトを共通にし、アグレッシブな雰囲気を演出。

URUSはLM002のDNAを受け継ぐモデルとなる

最高出力600psを発生するエンジンとフルタイム4WDの組み合わせ
URUSは、同社のサンタアガタ・ボロネーゼ工場で生産される予定。今回、生産能力の大幅な増強も決定した。ターゲットとなる市場は、主に米国、中国、中東、英国、ドイツ、ロシアとなり、年間の販売目標は約3000台と想定している。この数字は、同社の現在の販売実績を倍増させるほどの規模になるという。

リアは、テールゲートにマウントされたスポイラーと4本のエグゾースパイプが特徴
同社のCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、URUSについて、「今後のランボルギーニ像がよくあらわれたモデルであり、ランボルギーニのスーパースポーツカーラインナップを補完する第3のライン」とコメントし、同モデルへの期待の高さを伺わせている。