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外観に負けじと、新型は運動性能面や乗り心地面が強化された。とにかく静かでソフトで真っ直ぐ走る、疲れないクルマを目指したというのである。実際ワインディングを走ると、ステアリングの切り始めでもう少しキリッと曲がってもいいような……という気もしてしまうが、その分、高速はゆったりクルージングが可能なフィーリングとなっている。中間加速域の伸び、変速のレスポンスがいいパワーユニット。センターの落ちつき感が抜群なステアフィール、ナチュラルで扱いやすいブレーキと、とにかく運転がラクなのだ。
パッケージング的にも1800o以下に抑えた全幅で取り回しがラクだし、ワイパーがフロントウインドウ下にきちんと収まる設計のため前端の見切りがよく、セダンのわりには後方視界も確保されている。毎日乗るのは奥様というライフスタイルが十分考慮されたのがわかる。
オマケに室内は想像以上に広い。前後席ともヒザまわりが拡大されたため、助手席オットマンも自然な姿勢で使いやすくなったし、後席もゆったり足が組める。さらにこの後席は特筆モノで座り心地が抜群にいいのだ。新開発の3層タイプとなり、肌当たりがソフトで本当に包まれ感最高。ソファに身を預けるように少々寝そべり気味の姿勢と合わせて、間違いなくよく眠れそうな雰囲気なのである。オマケに燃費も向上と、今回も女性に人気が出るのは間違いナシだ。
(文:竹岡 圭 写真:原田 淳)
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