|
とはいえ、じつは2.4Lエンジンのパワートレインは先代からほぼ変わっていない。しかし、FFモデルにはパドルシフトが装着されたりして、走り好きのお父さんの心をくすぐってくれそうだ。というのも、スパーダの特徴は期待にこたえる足まわり。ステップワゴンの持ち味であるフラット感を、より強調するような足まわりへと変更されているのだ。具体的にはフロントのスタビライザーを1サイズ太くし、バネレートは1ランク下げて柔らかくすることで、乗り心地とハンドリングのバランスがはかられた。また、ショックアブソーバーはフロント/リヤともに縮み側の減衰力を上げることで、よりロールを抑えたフラット感を得ている。
こうなると、もちろんワインディングでのしっかり感や高速での安定感が増すワケだが、じつは日常生活の舞台となる街なかでも体感できるポイントがある。それはブレーキングだ。姿勢変化が少なくなったために、信号待ちなどで止まる際もノーズダイブが抑えられ、同乗者への過剰な気遣いをすることなく安心してブレーキが踏み込めるようになった。ちなみにこの足まわりは2Lのスパーダも同じものが採用されている。また2LモデルはEGRを追加して燃費を向上させているのがポイント(FFのみ)。10・15モード燃費で12.6km/Lはやはりウレシイ数字だ。
(文:竹岡圭 写真:柳田由人)
|