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排気量1.3Lと1.5Lというラインアップは従来どおりだが、1.3Lでライバルを凌駕する100馬力、1.5Lで120馬力といずれもパワーアップ。だが、新採用のトルクコンバーター付きCVTを組み合わせ、実用燃費も向上させてきたのが動力性能的ポイント。走り出しがスムーズになったのもそうだが、平坦路で停止している間はクリープを発生させず、上り坂は通常どおりのクリープでずり下がることがないようにするという手法で、アイドリングストップ機構はもたないが、燃費向上をはかっているのだ。
ボディ剛性は格段にアップしているが、ホワイトボディのウエイトは先代と同等に抑えられた。また、足まわりも形式は同じもののジオメトリや取り付け剛性を50%向上することで、より安定感のあるよく動く足を実現。さらにパワーステアリングの電気容量を60Aに増量することで、スッキリとしたステアフィールを演出しているのだ。これらにより、先代では少々気になったピョコピョコした動きもほぼ払拭され、クルマとしての性能は飛躍的に向上している。
ボディサイズが若干大きくなった分は、室内の広さにきちんと反映されている。超フォワードキャビンという前席まわりを120mmほど前にせり出す手法で、後席のヒザまわりがだいぶ広くなり、クッションの厚みも増し、居住性がさらにアップしている。
目標どおり進化したフィット。あとはより男性的になったデザインで好みが分かれるところだ。
(文:竹岡 圭 写真:犬塚直樹) |