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■BMW5シリーズ ツーリング 天井生地張替え施工事例｜京都市 輸入車整備 Team19

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
京都市南区の輸入車・国産車整備工場「Team19（株式会社山徳商会）」です。

今回は BMW 5シリーズ ツーリング の 天井垂れ修理作業 のご依頼です。

輸入車の中でもBMWは内装の質感が高い反面、天井生地の剥がれ（垂れ） が起こりやすい車種の一つです。
特にツーリングモデルはリア部分まで天井が広いため、垂れ下がりが目立ちやすく、早めの修理が推奨されます。

ご入庫時、リアラゲッジ側から天井の生地が全体的に垂れ下がっており、後席上部もたわんでいる状態でした。
走行中の視界の妨げや、経年劣化による粉落ち（ウレタン層の劣化）も確認できました。

天井生地は一見きれいに見えても、内部の接着スポンジが加水分解を起こすと粘着力がなくなり、徐々に垂れてきます。

作業内容
1. 天井ボードの脱着

ADピラーを慎重に外し、天井ボードを取り外します。

ツーリングの場合、リアゲートからボードを引き出すため、広いスペースと丁寧な作業が必要です。

クリップや配線ハーネス類を破損しないよう、養生を徹底しました。

2. 古い生地とウレタン層の除去

剥がれた天井生地を全て剥離し、ウレタン層をブラシで丁寧に除去。

劣化した接着剤や粉化した部分を残すと再剥がれの原因となるため、下地処理をしっかり行いました。

3. 新規生地の貼り付け

純正に近い色味と質感の天井生地を選定。

熱と圧力を均等にかけながら張り込み、浮きやシワのない仕上がりに調整。

特にリアゲート付近は曲面が多いため、均一にテンションをかけて施工しました。

4. 再組付け・最終確認

すべてのピラーや内装を元に戻し、異音やたわみがないことを確認。

照明ユニットやルーフモールの位置も微調整して仕上げました。

なぜ天井が垂れるのか？
　→ 原因は、経年劣化によるウレタン層の加水分解。特に高温多湿な日本では、欧州車に多く見られる症状です。

早めの修理がおすすめな理由
　→ 垂れが進むと内部の断熱材まで変形し、再利用が難しくなるため、早めの施工がコストを抑えるポイントです。

再発を防ぐためのポイント
　→ 高温下での保管を避ける、車内換気を心がけるなど、環境管理が有効です。

■類似作業の事例

アウディ TT クーペ：天張り張替え施工。コンパクト車でもルーフのカーブが強く、仕上げ精度が重要。

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント：リア側天井垂れ補修＋断熱材再成形施工。

ボルボ V60：天井生地貼り替え＋ルームランプ交換同時施工。

今回の BMW 5シリーズ ツーリング の修理では、
天井ボード脱着から生地貼り替えまでを丁寧に施工し、車内を新車時のような印象にリフレッシュ しました。

天井垂れは見た目だけでなく、車内の快適性にも関わる部分です。
Team19では輸入車の内装リペアも多く対応しており、車種ごとの構造に合わせた施工を行っています。

板金塗装・コーティング・内装修理もお任せください。

■Team19（株式会社山徳商会）について

私たち株式会社山徳商会は、1977年創業の輸入車部品卸業を母体とする整備工場です。
京都市南区の直営整備工場「Team19」では、輸入車・国産車問わず整備・点検・鈑金塗装・内装リペア・コーティング施工に幅広く対応しています。

年間1,200台以上の輸入車整備実績

BMW・アウディなど欧州車の内装リペア実績多数

生地貼替え・内装リフレッシュにも対応

■ご予約・お問い合わせ

Team19は完全予約制です。
点検・整備・修理をご希望の方は、事前にご連絡のうえご予約ください。

電話番号：075-681-1550

LINE：ID検索「@team19」またはQRコードから簡単にご相談いただけます

営業時間：9:00~19:00（※サービス工場は18:00まで）

定休日：日曜・祝日

所在地：京都府京都市南区吉祥院八反田町30

代車あり（事前予約制）

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