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本日はBMW118ｄのＡＴＦ交換作業です。
このたびは遠方よりご依頼、お越しいただきましてありがとうございます。
今回のメニューはＡＴＦ交換、オイルパン交換、クリーナー、添加剤追加でのご依頼です。
走行距離7万キロの車両です。

フラッシング作業まで終わり、オイルパンの脱着を行いました。

写真は取り外した純正オイルパンと、交換するオイルパンです。
マグネット部分には相当量のスラッジ（鉄粉）の堆積が見られます。
交換するオイルパンは社外品のため、マグネットが2個しかついていませんでした。
（取り外した純正品は4個、現行の純正新品は3個）
吸着性能を落としたくはありませんので、純正のマグネットを清掃して新品オイルパンに流用しました。

オイルの交換が終わりましたら、GEARTRONICⅢから切り離し、油量調整を行います。
油量調整は、純正テスターを使用して手順通りに行います。
最終的には油温の管理をしたうえで最終調整を行い完成です。

油量の調整が終わったら、ATの学習値のリセットを行います。
今まで補正されている部分を一度リセットし、再度学習させます。
走り出しは少し違和感がありますが、しばらく走るととてもスムーズな変速に戻ります。

昔から「ATFを交換したら壊れた」「走行距離の多い車は交換しない方がいい」といったATフルード交換にまつわる噂があり、たしかに交換には少なからずリスクがあるのですが、良い機械、良いオイル、正確な手順で行うことで、できる限りリスクを減らせると思います。

いままで交換してないけど心配だな、中古車で購入したけど、今までの管理が分からないなどありましたら一度ご相談ください。

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