スズキ アルトワークス レストア ボデー下回り編｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検に合格し、ようやく走り出す事が出来た記念にレストア風景をスライドショーでYouTubeに公開しました。本当に色々あったので思うところも一緒に公開しました。

最初は全ての穴を塞いでしまう予定で一度は完成したのですが、色々と弊害も考えられた事と、当初よりもスキルアップしていたこともあり貼り直しを決行。相当な時間を費やしましたが、納得の出来る仕上がりとなりました。セプター101Pという一液の樹脂と専用のガラスシートの組み合わせによる防錆補強です。

基本的に完全乾燥後は上塗りが出来ないくらいツルツルで硬い表面になってしまうので重ね貼りをする際は硬化する前が大前提の作業ですが、セプターの塗布量が凸凹してる箇所によっては乾燥時間に差が生じてしまうため、かなりシビアに塗布量を管理しないと正直満足出来る仕上がりには程遠く強度的にも心配な一面がありました。もう少し簡単に施工できる術は無いかと試行錯誤を重ねる中で、数時間では無く半日以上「理想は1日」置いて限りなく完全硬化に近い状態のシートを80番の布ヤスリ等で足付けを行う事でリスタートが出来るコトを発見。その技を惜しみなく投入した作業です。

下回りの作業ということでボデーをひっくり返しての作業となりました。写真はひっくり返すまえの倒立写真。YouTubeに投稿した動画のサムネイルにもなっているこの写真ですが、もう一枚横側ではなく下回り側の写真もあります。当然下回りの防錆補強が終われば再びひっくり返すために同じ倒立状態になる時が完成後に来たのですが、次の機会に見比べても面白いかも知れません。
本文でも述べた通り重ね貼りし強度をしっかりと上げるために、ほぼ1日おきに貼り重ねていました。その一枚一枚をスライドショーにしたため45分の超大作に・・・(笑)

段々とボデーが覆われていく様と、専用の上塗り剤によって白くお化粧されていく様を見たときはさすがに泣けました。

YouTubeに公開したスライドショーのアドレスはこちら。